2019/04/27

外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会に参加

 4月27日、大阪・東成区民センターで第28回外登法・入管法と民族差別を撃つ関西交流集会が開催されました。集会では、金元重さんが『ロウソク革命後の韓国』と題して特別アピール。広島連帯ユニオンからも在日3世の組合員が発言しました。 
 4月1日に「現代の奴隷制度」として外国人労働者を劣悪な労働条件の元で働かせる改悪入管法が施行されました。ユニオンも外国人労働者とともに闘います。民族・国籍・故郷を越え団結して闘い、改憲・戦争をとめましょう。

2019/04/26

4.26チェルノブイリ原発事故弾劾!中電前行動を行いました


 1986年4月26日にチェルノブイリ原発4号炉が爆発事故を起こしました。事故処理に当たった多くの労働者や周辺住民の命と健康を奪った、文字どおり史上最悪の原発事故でした。今も事故現場は数トンの放射性物質で汚染され、半永久的に放射性物質が飛び散るのを防ぐ手立てをし続けなければなりません。また、今も多くの住民が健康被害に苦しんでいます。 
 2011年の福島原発事故もまた、深刻な被害をもたらしています。すべての原発をなくすまで、ともに闘いましょう!

2019/04/22

人事考課は不当労働行為!裁判で勝利判決|草津病院労組


 去る4月10日、広島地裁は、草津病院の人事考課制度による賃金カットついて、これは不当労働行為(違法)であり組合員3名に損害賠償を支払うように命じる判決を出しました。
これは地裁が組合側の主張を全面的に認めたものです。草津病院経営は、これを厳粛に受け止め、損害を賠償すると同時に、そもそもの原因となった人事考課制度による2段階切り下げ・賃金カットのみならず、今も続いている人事考課制度そのものを廃止するべきです。組合は、これを改めて要求します。

2019/04/21

尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会に参加


 尼崎事故を繰り返すな!尼崎事故14カ年弾劾!全国総決起集会が4月21日、JR尼崎駅北口広場で開かれました。
 集会は動労千葉と国鉄闘争全国運動・関西が主催、全国から185人が参加しました。動労千葉の川崎昌浩書記長は「第2の尼崎事故が目の前に迫っている。労働組合を解体し安全を破壊する攻撃と対決する」と宣言しました。さらに、港合同、関西生コン支部が発言。参加者は、労働運動の命運をかけ、共謀罪の先取りであり、改憲攻撃そのものである関生弾圧を労働者の団結で粉砕する決意を固めました。
 続いて動労西日本の山田和広書記長が、基調報告を行いました。尼崎事故の本質的な原因は、国鉄分割・民営化によって国鉄労働運動が解体されたことにあると断言し、JR西日本の責任を徹底的に弾劾しました。そして「尼崎事故現地闘争は、痛苦な反省から開始され、14年間、続けられてきた。2度と尼崎事故を許すな!の闘いは今こそ必要です。この闘いは、闘う労働運動をよみがえらせることとひとつなのです。」と述べました。
 次々に全国から結集した動労総連合の仲間が発言しました。動労水戸をはじめ、動労総連合・九州、動労北陸、動労福島が決意を表明。動労西日本は「戦争の波が押し寄せている。断固闘おう」と呼びかけました。さらに神戸市職の労働者や広島連帯ユニオンの矢田三恵さん(高陽第一診療所労組)の発言が続きました。集会には、天皇即位によるメーデー圧殺への激しい怒りと、これと対決してメーデーに決起する熱意がみなぎっていました。
集会後、事故現場までのデモを行いました。尼崎事故をなかったことにする凶悪な意志をむき出しにして外注化に突き進むJR西日本は、事故現場をドームに覆ってしまいました。激しい怒りが心底から湧き上がりました。14年間、続けられてきた「尼崎事故を許すな!」の闘いが今こそ必要です。それは、国鉄闘争が、改憲・戦争阻止!大行進の下で、闘う労働運動をよみがえらせる原動力であり、すべての職場での闘いと一体のものだと実感できました。

2019/04/20

星野文昭さん解放へ支援を|『きょうちくとう』No.153


『きょうちくとう』No.153
2019年4月20日
高陽第一診療所労働組合

沖縄をたたかい獄中44 年、反戦反核訴えつづける
星野文昭さん解放へ支援(要望書)をお願いします

 星野文昭さんは1971年の沖縄闘争(米軍基地や核兵器をそのままにした本土復帰に反対)の衝突の中で、機動隊員死亡の「実行犯」としてでっち上げられ、1983年、無期懲役の判決をうけました。星野さんは一貫して無実を主張し、再審を訴えています。1987年徳島刑務所に服役、32年になります。刑の確定から30年目に更生保護委員会に仮釈放の申請ができるという制度で、一昨年から、全国で仮釈放を求める運動を拡大し、100カ所をこえる絵画展、1万8千人をこえる要望書が集まり、更生保護委員会への13回の申し入れを行い、高松で全国集会・デモ行進を行いました。獄中結婚した星野暁子さんもその先頭で訴えてきました。しかし、更生保護委員会はなんの理由の説明もなく、申請を却下し、委員長は退職してしまいました。今の制度では、次の申請ができるのは10年後です。 

 29才で逮捕され、通算して44年の獄中生活、今年73 才の高齢になります。人生の大半を獄中で過ごし、無実・再審を訴えつづけています。そして反戦・反核、改憲・戦争阻止!を獄中でも先頭でたたかう星野文昭さんを、一日も早く取り戻したい。 

 昨年11月の健康祭に待合室で開催した絵画展にはたくさんのひまわり会・地域の方に来ていただき、要望書の支援がありました。うれしい報告をしたかったのですが、悔しく許せない報告になってしまいました。でも、あきらめるわけにいきません。徳島刑務所長宛ての要望書を集め、仮釈放を訴えていきます。ご支援おねがいします。

2019/04/16

準職員にも賃上げを!未払残業代を支払え|環保協


準職員にも賃上げを
未払い残業代を支払え

賃金問題で環保協と団体交渉

4月8日準職員の賃金問題を中心に広島県環境保健協会と団体交渉を行いました。団交に先立って提出した賃金要求は以下の通りです。

 広島連帯ユニオンは貴協会の非正規職員のあまりの低賃金、何年働いても賃上げのない現状に対して繰り返し賃上げを要求してきたが、いまだ改善が行われていない。
 改めて以下のように要求するので誠意を持ってあたられたい。 
1 非正規職員にも定期昇給の制度を導入し、日額200円× 勤続年数の昇給を直ちに実施されたい
2 非正規職員にも正規職員と同率のボーナスを支給されたい
3 2月12日付要求書で要求している通り、未払いの時間外労働手当について過去にさかのぼって支給されたい

 団交の結果は全ての内容においてゼロ回答。極めて不誠実な団交でした。

2019/04/14

高陽地区で憲法連続学習会



 4月14日、改憲・戦争阻止!大行進高陽地区実行委員会、婦人民主クラブ広島支部の呼びかけで、憲法連続学習会を開催しました。 

 今回のテーマは、「日本と朝鮮・韓国の歴史について学ぼう」でした。婦民会員の宗藤信江さんが「是非、この方のお話を聞いて」と推薦、連絡をとっていただいた、吉川徹忍さんから、朝鮮人強制労働犠牲者の遺骨を韓国へ返還されている事業についてお話しいただきました。 

 外国人労働者をどんどん動員しようとしている改悪入管法は、現代の徴用工制度だということ、星野文昭さんの仮釈放不許可は許せない、もっと運動を拡げよう。全てが改憲の攻撃であり、つながって反撃の力をつけていきましょう。


2019/04/10

評価制度は不当労働行為、広島地裁が賠償命令|草津病院支部


 広島地裁は4月10日、草津病院の人事考課制度による賃金カットついて、不当労働行為であり損害賠償をするように命じる判決を出しました。組合側の全面勝利です。草津病院は直ちに損害を賠償し、人事考課制度を廃止せよ!

2019/04/07

広島労組交流センター定期総会を開催


星野文昭さん仮釈放不許可弾劾! 杉並区議選勝利!
関生弾圧を打ち破り、5・1銀座メーデーデモに総決起しよう!

 4月7日、広島県労働組合交流センターの2019年度定期総会が開催されました。改憲・戦争にむけて情勢が切迫する中、「働き方改革」による労働者に対する攻撃に立ち向かい「労働組合のない社会」を狙った労働組合破壊と対決する2019年の活動方針を確立しました。特に5月1日のメーデーを当面の最も重要な闘いとして位置づけ、メーデーに天皇代替わりをぶつけて労働者の声を暴力的におさえつけようとする攻撃を、全国の仲間とともに銀座デモではねかえしていくことを確認しました。星野文昭さんの仮釈放不許可を弾劾する決議、杉並区議選に立候補を予定している洞口朋子さんを支援する決議を採択し、改憲阻止の一大決戦に突入する決意を新たにしました。

2019/04/03

拡声機規制条例反対!広島市に申し入れ


 広島市が8月6日の平和祈念式典時に、デモでの拡声機使用を規制する条例をつくろうとアンケートを実施していることに対して、8・6ヒロシマ大行動実行委員会が4月3日に申し入れ行動を行いました。アンケート集約の件数など回答結果について明らかにするよう申し入れたところ、広島市は、「アンケートの集約は終了しているが、アンケート結果の発表の時期ではないので何も公表できない」と、アンケート結果の隠蔽に必死でした。広島市は、回答数すら明らかにできないほどデタラメなやり方で、安倍政権による改憲・戦争に反対の声を押しつぶそうとしています。改憲・戦争絶対反対の声をさらに大きくしていきましょう!



動労西日本大江委員長が申し入れ書を提出



2019/04/01

イズミの「契約と実務が乖離した労働契約」に労基が注意

イズミによる「契約と実務が乖離した労働契約」について労基から注意が行なわれる!

 ゆめマート尾道働いていたTさんは、イズミによる不当解雇撤回を求めて現在裁判闘争を闘っています。イズミは、Tさんの雇用契約を雇用保険に加入義務のない勤務時間にしていました。しかし実際には雇用保険の加入義務が発生する時間を働かされていたのです。ブラック企業のやるような脱法行為をイズミは行なっていました。イズミで短時間で働いている労働者は今もTさんと同じように脱法行為が行なわていると思います。ほんとうに許せません。

 Tさんは、解雇撤回を求める裁判と同時に労働基準監督署にハローワークの雇用保険を認めない決定は不当という申し出を行ないました。今回、労働基準監督署から、Tさんの雇用保険を認める決定が出て、違法行為を行なっていたイズミは厳重注意されました。雇用保険をめぐる闘いに風穴を開けたのです。

 イズミを徹底的に弾劾すると同時に、この勝利を多くの不当に扱われている労働者の闘いの前進につなげたいと思います。