『きょうちくとう』No.153
2019年4月20日
高陽第一診療所労働組合
沖縄をたたかい獄中44 年、反戦反核訴えつづける
星野文昭さん解放へ支援(要望書)をお願いします
星野文昭さんは1971年の沖縄闘争(米軍基地や核兵器をそのままにした本土復帰に反対)の衝突の中で、機動隊員死亡の「実行犯」としてでっち上げられ、1983年、無期懲役の判決をうけました。星野さんは一貫して無実を主張し、再審を訴えています。1987年徳島刑務所に服役、32年になります。刑の確定から30年目に更生保護委員会に仮釈放の申請ができるという制度で、一昨年から、全国で仮釈放を求める運動を拡大し、100カ所をこえる絵画展、1万8千人をこえる要望書が集まり、更生保護委員会への13回の申し入れを行い、高松で全国集会・デモ行進を行いました。獄中結婚した星野暁子さんもその先頭で訴えてきました。しかし、更生保護委員会はなんの理由の説明もなく、申請を却下し、委員長は退職してしまいました。今の制度では、次の申請ができるのは10年後です。
29才で逮捕され、通算して44年の獄中生活、今年73 才の高齢になります。人生の大半を獄中で過ごし、無実・再審を訴えつづけています。そして反戦・反核、改憲・戦争阻止!を獄中でも先頭でたたかう星野文昭さんを、一日も早く取り戻したい。
昨年11月の健康祭に待合室で開催した絵画展にはたくさんのひまわり会・地域の方に来ていただき、要望書の支援がありました。うれしい報告をしたかったのですが、悔しく許せない報告になってしまいました。でも、あきらめるわけにいきません。徳島刑務所長宛ての要望書を集め、仮釈放を訴えていきます。ご支援おねがいします。
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