2015/11/14

11.14韓国ソウルを訪問、民衆総決起に連帯


 11月13日~16日、動労千葉訪韓団の一員として宮原、谷口両組合員がソウルを訪問しました。組合員と共闘の皆さん多額のカンパありがとうございました。
 14日は民主労総が呼びかけた民衆総蜂起。「ひっくり返そう世の中を!」のスローガンのもと、ソウル市庁舎前に労働者10万、ソウル駅前に農民2万、大学路に学生市民2万が結集し、大統領府のある光化門を目指してデモを行いました。警察権力は機動隊バスをバリケードにして、カプサイシン入りの放水でデモを弾圧。デモ隊は放水を浴びながらバスをロープで引っ張るという大激突でした。
 15万の隊列が一糸乱れず権力の阻止線をかわしながらソウルの街を駆け回り(文字通りダッシュ)大統領府を目指す姿、労働組合を軸にして農民、学生、市民がソビエトのように団結して闘う陣形を見て、プロレタリア革命の具体的イメージを見ることができました。この闘いの中で69歳の農民が意識不明の重症に。倒れた人間にまで高圧放水を浴びせる権力に怒りの声が噴出していました。
 翌日は闘争現場訪問。ギター製造メーカーのコルトコルテック労働組合の被解雇者、スーパーのホームエバー労働組合の争議テントを訪問。午後には城西工団労組のイムボンナム委員長と交流することができました。
 城西工団労組は12月ゼネスト、さらには民主労総大邱地域本部の選挙、そして移住労働者の労組が合法化されたことに伴い全国的な移住労働者の組合をつくる取り組みなどを現在行っていて超多忙な中ですが、今後とも広島連帯ユニオンとの国際連帯の取り組みを継続していくことを確認しました。

 賃金ピーク制、退出制(2審アウト制=2回D評価で解雇)、就業規則の一方的変更ができるようにするなど、パククネ政権の攻撃は日本の安倍の攻撃と全く同じ。日本でも韓国のようなゼネストを実現しよう。


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