2018/03/15

正規・嘱託のみの差別的賃上げ絶対反対|広大生協労組

正規・嘱託のみの差別的賃上げ絶対反対!!大幅賃上げを求め18春闘を闘おう!!

『団結』No.253
2018/3/15
広大生協労働組合

●18年度賃金改定、正規2000円UP・嘱託1400円UP・パートはゼロ!!

 理事会は2018年度賃金改定を発表しました。2月27日に「3月の賃金から正規職2000円、嘱託職員1400円(フルタイマーの場合)のベースアップを行う」というのです。しかも当該の労働者のみに文書を送りつけるという、あまりに突然でデタラメなやりかたです。絶対に許せません。
 準職員もベースアップを!
 一律大幅賃上げを実現しよう!

●正規=非正規の賃金格差こそ大問題

 理事会は「これまで準職員の賃上げは行って来た」と言いますが、最低賃金をクリアするために渋々賃上げする一方で、長年勤めて来た準職員の賃上げ額を低く抑えて来たではありませんか。
 しかも、低賃金のために準職員の欠員補充もできない状態が続いています。労災が起きるような職場なのに、長期間にわたって欠員状態が続いているのが現実です。その上、旅行業務の待機手当新設で24時間対応が非正規職に拡大される。こんなことが許せますか!

●団結して大幅賃上げを実現しよう!

 理事会は「あなただけ賃上げします」というやり方で労働者を分断し、圧倒的多数のパート労働者を低賃金で働かせようとしています。さらに合理化をすすめ労働強化をしようとしています。就業規則改定案では、正規・嘱託・パート(長期・短期・学生)それぞれの中だけで事前協議を行うようにされています。知らないうちに理事会の都合の良い人の労働条件だけ良くなる、こんな団結破壊は絶対許せません。
 正規=非正規の分断を打ち破ろう!
 団結してストライキで闘おう!
 闘う労働組合に結集して闘おう!

労働者・労働組合との協議もしないとは!
理事会は労働組合破壊をやめろ!

労働条件については、労働者と事前に協議して改定するのが当たり前です。
 初めて準職員の賃金が最低賃金を下回りそうになった時、理事会は一時金を廃止し、その分時給を上げる改定を、労使協議なしに強行しました。これに対して白紙撤回を求める170名を超える労働者の署名が寄せられました。撤回はしなかったものの、「労働条件の改定にあたっては労働組合と事前に協議する」「少なくとも実施1ヶ月前には労働組合に提案する」と約束しました。
 今回、「正規職員と嘱託職員の賃上げ」「旅行業務の待機手当」「2018年度年間スケジュール」がこの確認を無視して強行されました。
 就業規則を一方的に決めて労働者に強制する「就業規則万能」のやり方が、安倍政権の「働き方改革」と一体で進んでいます。こんなやり方を許してはなりません!

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