2019/08/06

8.6ヒロシマ大行動に参加


 被爆74年の8・6ヒロシマ大行動は、この秋の改憲阻止決戦に向けての号砲となりました。改憲・戦争・核武装を絶対に許さない決意に満ちあふれた、感動的な3日間でした。
 8月5日、広島教職員100人声明主催の「改憲戦争阻止!全国教職員ヒロシマ集会」が開催されました。100人声明呼びかけ人の皆さんが先頭に立って集会をつくり、学校現場から声があがったことで、改憲戦争阻止の運動を大きく発展させていく可能性を開きました。
 夕方からは、国際反戦反核集会が、核兵器が実際に使われる危機が切迫し、排外主義宣伝によって日韓関係が急速に悪化する中、獄死を強制された星野文昭さんの精神を継承し、国際連帯で戦争を阻止する集会としてかちとりました。入管での足止めで韓国テグからの仲間が参加できないという、許しがたい妨害をはね返して、日韓の仲間が団結を固めました。星野暁子さんの詩集「夫のいない結婚式」を韓国語と日本語で朗読、星野文昭さんの闘いが国際連帯を前進させています。世界戦争、核戦争を止める力に発展させましょう。
 松井広島市長は、2020年の8・6に向けて、拡声器規制条例を制定しようとしています。拡声器規制絶対反対を訴えて12月から5度の広島市への申し入れ、保守系の市議まで参加して公開討論会を開催するなど、ヒロシマ大行動が注目の的になりました。こんな祈念式典でいいのか、こんな平和宣言でいいのか、そもそもなぜ安倍首相を式典に呼ぶのか! 被爆者団体をはじめ広島市民のなかに大論争を巻き起こしました。こうした闘いが被爆者の核と戦争に対する怒りを呼び起こし、核兵器禁止条約批准を安倍政権に求めないような平和宣言を書き換えさせたと思います。
 8月6日、原爆ドーム前の集会では右翼と警察の妨害を完全にはねかえし、日韓の公務員労働者から戦争協力を公務にさせない決意が示されました。規制のために駆り出される広島市の労働者にも共に闘おうという熱意が伝わったと思います。労働組合の力が本当に戦争を止めると実感しました。安倍政権による労働組合破壊の攻撃をはねかえしていきましょう。
 7日には、移住労働者組織化について城西工団労組のキムヨンチョルさんから具体的な取り組みの報告を受け、熱心な討論を行いました。移住労働者は新自由主義の時代の象徴としてあり、受け入れ国と送り出し国で労働運動のネットワークを作ることで東アジアの労働者の団結を作っていく展望が示されました。そして、合同一般労組全国協への期待も語られました。
 あらゆる人々の改憲・戦争絶対反対の思いをひとつにし、世界中の労働者と団結して戦争を阻止しましょう。安倍政権による改憲を阻止する大運動を作り、11月労働者集会1万人結集を実現しましょう!

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