2019/10/31

10.31広島狭山集会に参加


 10月31日、部落解放広島共闘会議の主催で広島市西区福島町の西地域交流センターで 広島狭山集会が開かれ、労働者・学生30人が参加しました。
 7月の全国水平同盟第8回大会で、植木団地闘争を広げることを水路として、全国に水平同盟の旗を立てる方針が出されました。広島でも「新たな部落解放闘争を発展させよう」「植木団地闘争、星野闘争と一体で狭山再審闘争の勝利をかちとろう」を合言葉に、広島解放共闘を生まれ変わらせて、全国水平同盟の仲間を組織する決意で取り組みを開始しています。
 10・31集会は、大阪・高槻から植木団地の仲間を迎えて大成功しました。
植木団地の曽我勝宣さんは次のように述べました。
 「追い出し攻撃に対して勝つとはどういうことかを労働組合の取り組みから仕込まれました。闘ってきたから、勝てる!と思えるようになっています」「高槻市による追い出しを認めた大阪高裁判決で『部落民は甘えるな』と言われ、改めて狭山闘争を闘う石川一雄さんへの差別と自分たちの地域に対する差別が同じ国家権力による部落差別であることが分かりました」「今後、自分たちの闘いと狭山闘争とを一体で闘い、全国に仲間を拡大していきますので支援をお願いします」。静かですが感動を呼ぶ、渾身(こんしん)の力を込めたお話でした。
 さらに広島連帯ユニオン、安芸太田町議で婦人民主クラブ全国協議会の大江厚子さん、広島大生、郵政労働者から、自らの現場で狭山闘争―植木団地闘争をとらえ返して闘うとの発言が続き、連帯と団結がより強まりました。(部落解放広島共闘会議・奥村毅)

2019/10/28

拡声器規制条例反対で公開討論会


 10月22日、8・6ヒロシマ大行動実行委員会の主催で拡声器規制条例に関する第2回公開討論会が行われました。「ヒロシマの危機にどう立ち向かうか」と題して、柿木伸之さん(広島市立大学教員)、山田延廣さん(弁護士)、福井利明さん(広島市職員)の3人のパネリストが問題提起を行いました。

柿木伸之さん「公権力によって表現の自由が奪われる。異なった立場の人が出会い対話する空間が閉ざされつつある。この息苦しさ」「なぜ今、規制なのか? 人権を『公益及び公の秩序』に従属させる憲法改定に向けて利用しようとしている」
山田延廣さん「デモや拡声器の使用は、経済的に貧しい庶民が心に思っていることを対外的に訴える最も有効な手段。憲法の中で最も大切なのは表現の自由だ。規制は違った意見を持つ者同士が討論で合意を形成する機会を奪うもの。民主的な討論の対極には戦争がある」
福井利明さん「核兵器禁止条約に反対する安倍首相に対して、抗議の声を上げるのは当然の権利。松井市長のトップダウンのやり方に対して、市の内部から声を上げることが大切だ。世界のヒロシマで規制条例をつくらせるわけにはいかない」

10/28広島市へ申し入れ

 松井一実・広島市長は10月3日の記者会見で、あくまでも条例規制を含めた対応策を検討していると表明しています。28日には、公開討論会での意見をふまえて広島市に申し入れを行い、あらゆる人の声を規制する条例制定について8・6ヒロシマ大行動実行委員会とだけ話して決められる問題ではないこと、憲法に保障された表現の自由を踏み破ってでも規制する論拠を明らかにすることを求めました。
 一方広島市は8・6ヒロシマ大行動実行委員会に対して「要請」を行い、8月6日午前8時から9時の間①拡声器の使用を控える、②音量を下げる、③デモ行進のルートを変えるから選択して11月18日までに回答するよう求めてきました。とんでもないことです。
 多くの人が戦前の言論弾圧につながるような言論弾圧に危機感を感じています。自治体労働の戦争動員につながること、労働者が労働組合に団結して声を上げることを押さえつけていくことにもつながっていきます。「拡声器規制条例反対署名」もスタートしました。これまでの枠を越えて運動を大きくしていきましょう。

2019/10/21

2019/10/19

高陽第一診療所労組定期大会を開催


 10月19日(土)、第26回定期大会を開催しました。1994年、12月労組結成から25年、新自由主義政策は、安倍政権の下で、労働者・家族・地域住民から生きるための医療・介護を奪い、金儲けの道具し、急速に社会を崩壊させている中で、医療・介護現場の労働組合が、本当この社会の行く末を決めるための重要な役割をもっている時代です。
 今回の大会ではこの1年間のたたかいを、職場闘争の取り組み・団結の拡大の観点から、総括し、組織拡大、職場での団結の拡大のために何が足りないのか、今年は具体的にどういう課題で闘うのかを討論できる大会になりました。
 ユニオン新委員長の宮原さん、自治労広島市、動労西日本から、あいさつをいただき、ふくしま共同診療所や動労千葉からのメッセージもいただき紹介しました。
 職場の一人一人とつながり、声や怒りを集め、団体交渉の課題に上げて、又職場に返していくそういう原則的な活動を通じて、職場を変え、労組への結集をかちとり、組織拡大していこうと話し合いました。新施設では、労働条件を、診療所とは就業規則がちがう、医療と介護では違うと、切り下げて、差別的な労働条件になっています。この差別を許さず、追及していこうと話し合いました。
 理事会・経営は新施設建設のための元本返済を来年度から開始していく事を迫られています。そのしわ寄せは、職員・労働者に押しつける以外に方法が無い「仕方がない」というのが、理事会の現状・本音です。
 高陽地域の被爆者・労働者・高齢者・住民のより所として、高陽第一診療所を守るために、労働者の団結、地域の団結を作り出す事が私たちの課題です。
昨年から、継続して取り組んできた、憲法連続学習会、改憲・戦争阻止!大行進・高陽地区実行委員会の取り組みを職場にもひまわり会にも広げていきたいと考えています。
 広島連帯ユニオンの医療・福祉産別の労働組合として、草津病院と共に拠点労組建設・拡大の課題に取り組んでいきます。

広大生協労組定期大会を開催


 10月19日、広大生協労組は2019年度定期大会を開催しました。広島連帯ユニオン・婦民広島支部・広大学生自治会から来賓あいさつを受け、拡声器規制条例反対のニュース報道や「同一労働同一賃金」についての映像を見ながら討論を進めていきました。

 昨年度は、一貫田委員長が広島地区の労働者代表選挙になりました。組合員が先頭に立って票集めをした結果です。東広島地区でも百数十の理事会反対票が投じられました。労働の問題をめぐる討論が職場に巻き起こる状況が生まれました。一貫田委員長が労働者代表となった広島地区では、労働組合の力を背景に36協定をタテにして理事会と交渉しました。その結果、怒りのマトだった資格手当改定を阻止し、フルタイム労働者の嘱託化・パート労働者の賃金改定上積み・非正規職退職慰労金のさかのぼり実施を実現することができました。一方で東広島地区では理事会派の代表が早々と36協定を締結し、闘う組合が職場にあることがいかに大事か、誰の目にも明らかになりました。
 経営陣に対する怒りが職場に渦巻いています。それだけでなく実際に声をあげる人たちも登場しました。今年こそ広大生協労組の組織拡大の年にしていきたいと決意しています。また大会では、今年度の最重要課題として安倍政権の「同一労働同一賃金」との闘いを確認しました。「同一労働同一賃金」については、「理事会にとって都合の良い労働者だけをいろいろ勝手な理由をつけて優遇していくんじゃないか」という意見や「今まで以上の労働強化をやってくるに違いない」という声が上がっています。広大生協はすでに95%が非正規職の職場です。パート労働者の初任給は常に最低賃金ギリギリ、食堂・ショップを問わず過重労働で労災が発生するような職場です。職場を変えていくために今年度も先頭に立って闘います。

2019/10/12

関西生コン支部弾圧を許さない

2019/10/05

10.31広島狭山集会へ