2019/10/19

高陽第一診療所労組定期大会を開催


 10月19日(土)、第26回定期大会を開催しました。1994年、12月労組結成から25年、新自由主義政策は、安倍政権の下で、労働者・家族・地域住民から生きるための医療・介護を奪い、金儲けの道具し、急速に社会を崩壊させている中で、医療・介護現場の労働組合が、本当この社会の行く末を決めるための重要な役割をもっている時代です。
 今回の大会ではこの1年間のたたかいを、職場闘争の取り組み・団結の拡大の観点から、総括し、組織拡大、職場での団結の拡大のために何が足りないのか、今年は具体的にどういう課題で闘うのかを討論できる大会になりました。
 ユニオン新委員長の宮原さん、自治労広島市、動労西日本から、あいさつをいただき、ふくしま共同診療所や動労千葉からのメッセージもいただき紹介しました。
 職場の一人一人とつながり、声や怒りを集め、団体交渉の課題に上げて、又職場に返していくそういう原則的な活動を通じて、職場を変え、労組への結集をかちとり、組織拡大していこうと話し合いました。新施設では、労働条件を、診療所とは就業規則がちがう、医療と介護では違うと、切り下げて、差別的な労働条件になっています。この差別を許さず、追及していこうと話し合いました。
 理事会・経営は新施設建設のための元本返済を来年度から開始していく事を迫られています。そのしわ寄せは、職員・労働者に押しつける以外に方法が無い「仕方がない」というのが、理事会の現状・本音です。
 高陽地域の被爆者・労働者・高齢者・住民のより所として、高陽第一診療所を守るために、労働者の団結、地域の団結を作り出す事が私たちの課題です。
昨年から、継続して取り組んできた、憲法連続学習会、改憲・戦争阻止!大行進・高陽地区実行委員会の取り組みを職場にもひまわり会にも広げていきたいと考えています。
 広島連帯ユニオンの医療・福祉産別の労働組合として、草津病院と共に拠点労組建設・拡大の課題に取り組んでいきます。

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