組合は裁判勝利に基づいて経営に対して徹底追求し、現に進行する職場の合理化・人員削減・労働強化とたたかう戦闘宣言の場となりました。(詳細は後日)
団交に先立って配布したビラの文面をUPします。
草津病院で働く仲間の皆さん!おつかれさまです。
草津病院労組は、2020 年も皆さんとともに、安全で安心して働ける職場の実現をめざしてとりくんでいきますので、よろしくお願いします。
■勝利判決に基づいて『要求書』を提出
本日の団体交渉は、労働委員会や裁判で違法とされた草津病院の人事考課制度を改めさせる闘いの出発点です。
ぜひご注目下さい。
組合は2019 年10月、広島と東京の2つの裁判に勝利しました。その勝利判決に踏まえて、12月21日に経
営側に『要求書』を提出しました。この『要求書』は、広島高裁と東京高裁の確定判決に基づいて、①違法な人
事考課によって生じた差額賃金を支払うこと ②不当に引き下げられた賃金等級を回復すること ③「人事考課規程」を抜本的に見直すことなど、組合員への不利益の補償と職場の労働者全員に関わる人事考課制度を改めるように求めたものです。
■⼈事考課制度はいらない︕
「人事考課規程」の中で規定している、提出拒否者の評価の「2段階引き下げ」については、
直ちに撤廃するように要求しました。この規定は、人事考課に非協力な職員を狙い撃ちにする
悪らつな意図を持ったものです。人事考課へ異議を持つ職員への報復であり、労働者の誇りを
打ち砕こうとするものでしかありません。
多くの職員から、「人事考課制度はいらない」という声が寄せられています。パワハラの温
床であり、職場の仲間を分断・差別するものとなっているからです。組合は「2段階引き下げ」
規定をなくし、人事考課制度もなくしていく取り組みを開始していきます。ともに声をあげま
しょう!
■経営は組合・組合員に謝罪しろ︕
草津病院経営・管理職は、広島地裁・高裁の裁判の中で、人事考課表提出拒否を貫く組合員に対して「仕事ができなくて迷惑をかける人」などというデマを並べたてました。
しかし判決では、管理職による組合員への誹謗中傷は「つじつまが合わず信用できない」と「証拠」にもされませんでした。
判決では、提出拒否を含む人事考課制度との闘いは「正当な労働組合活動」と評価され、草津病院が組合員に不利益扱いをしたことは「不当労働行為〔違法〕に該当し、その裁量を逸脱するものと言わざるをえない」と断じています。
人事考課は組合差別だけでなく、職員個人の誇りを奪う非人間的な制度です。人事考課制度を推進してきた草津病院経営・管理職に謝罪を求めます。
■本日(16 時〜 サムシングホール ドルフィンで)団体交渉を⾏います。
草津病院で働く仲間の皆さん!労働者に百害あって一利もない人事考課制度をなくそう!
人事考課に対する意見や不満など、組合までお寄せください。ともに声を大きくして、職場を変えていきましょう。
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