2022/06/25

6.1団体交渉報告/草津病院支部

特別有給休暇問題とクラスター感染問題について

 6月1日、団体交渉が開催されました。ところが、この団交の前日より、組合活動の中心を担ってきた女性組合員の子どもの保育園でコロナ感染による休園措置が実施され、自宅で子どもの保育のために団交に出席できなくなるという事態が発生しました。

 まさに団交の議題として要求してきた特別有給休暇問題が団交当日に持ち上がったということです。やむをえず、彼女のみがオンライン参加という形で団交が開催されました。

 組合の要求書に対する病院側の回答は以下の通りです。第1の議題。子どもの休校・休園措置に対する特別有給休暇の問題については「特別有給休暇という制度がないので厚生労働省の 『助成金制度』は使えない=申請できない」「これまでPCR検査の実施に伴って特休を付与してきたのは特別有給休暇ではなく、病院の感染防御委員会による休業命令で、それに対する賃金支払いをしてきたということ」「特休と表現しているが特別有給休暇ではない」と答えました。

 さらに「学校などの休校・休園について特別有給休暇を与えることは合理的でない」「子供のいる労働者といない労働者で不公平が起きる」などという許しがたい回答しました。

 第2の問題。草津病院でのクラスター発生と対応の総括については「この時期は全国的に感染が爆発的に拡大していた時期であり、保健所は原因不明であると言っている」「したがって感染対策に全力をあげてきた」などと答えました。組合から「人手不足になった病棟に職員を使い回ししてきたことが問題」と指摘すると、「検査で陰性を確認して応援に使った。そんなことが原因とは証明できない。」と開き直りました。

 草津病院は、コロナ禍で女性労働者に矛盾が集中していることにまったく無理解で、女性への抑圧を肯定するものです。クラスターを発生させたことに対する責任を放棄し、病院の経営の維持のために労働者を酷使して感染させたことに対する反省がまったくないものです。

 また、団交の最後に、病院側は組合が更衣室に置きビラしたことを違反行為などと言いました。組合の組織拡大を恐れていることの現れです。労働者の団結の力で職場を変えていきましょう!

食堂大合理化計画「マンアワー10」と闘おう!/広大生協労働組合

 昨年来、広大生協理事会はコロナ禍で経営危機だといって2000万円規模の大合理化を狙っていました。しかし、労働組合の闘いでいったんは阻止しました。しかし、経営危機は今年度になっても改善しないと、さらなる合理化攻撃が計画されています。食堂部門では「マンアワー10」をめざそうと、労働時間あたりの食数を10にすることが強制されようとしています。
 最初にターゲットにされた霞食堂は、マンアワー食数が8前後なので、2割の労働強化か要員削減が狙われています。それは全てパート労働者にシワ寄せされます。ある食堂では今でも要員不足でトイレにも行けないという声があがっています。これでは職場の安全も守ることができません。
 現場労働者の怒りは増すばかりです。労働組合破壊を打ち破り、今こそ労働組合を強化拡大しましょう。

2022/05/30

6月1日、団体交渉をやります!コロナ感染問題で病院に要求書を提出しました /草津病院支部

 草津で働く仲間の皆さん! 組合は、今回4月22日に提出した要求書では以下のようなことを求めています。更にパワーアップして頑張ります!(団体交渉は14時~サムシングホール・ドルフィンです)

◆子供の保育園や学校の臨時休校には、労働者に特別有給休暇を!

 新型コロナウイルス第6波のオミクロン株では学校や保育園でクラスター感染が頻発し、小中学校や保育園の休校・休園が相次ぎました。自分の子どもが感染の危機にある中で、自宅での保育は労働者家庭にとって深刻な問題です。

 たいていの場合まず、母親である女性労働者がやむを得ず休暇をとって対処することになりますが、休暇についての補償がなければ経済的にも大きな打撃を受けるものとなります。厚生労働省は「小学校休業等対応助成金」という制度を創設して対応してきましたが、草津病院では、雇用している労働者の子どもの休校・休園に伴う「特別有給休暇」制度が法人内に制度規定がないという理由で切り捨てています。組合は休校・休園に対する「特別休暇」を要求しています。

◆草津病院のクラスター感染問題について

 2022年1月~2月の時期における、新型コロナウイルスのクラスター感染につき、組合として今後労働者の健康と安全を守るために方針を検討しています。草津病院はクラスター感染の原因と対処を検討した上で、現在の総括について、全職員に明らかにすることを求めます。

◆クラスター感染時の特別手当について(派遣労働者の方から)

 同じ職場で同じように働き、感染のリスクにさらされて勤務しているにも関わらずその処遇に対して格差が生じていることに納得し難いものを感じます。さらにはその環境下で感染してしまった際の休業中の補償も全くなされていない。感染は当病院内で発生しておりその中で職務に従事していたために罹患したことは明らかです。ならば草津病院の雇用か派遣労働者かは問わず、すべての労働者に対して安全対策と補償をすべきです。

◆コロナ検査のやり方について

 院内における感染対策のための検査について、本年2月21日の病院回答では「必要な時期に必要なPCR検査」を行うとありました。広島県では特別擁護老人ホームなどの介護保険施設で、定期的なコロナ抗原検査、PCR検査が実施されてきましたが、当院では為されていませんでした。組合は、今後定期的な検査の実施を取り入れるよう求めています。


『医療の現場』114号(2022/5/30)

2022/05/19

勤務評定制度は良いところなし!勤務評定制度は撤廃を /推進機構支部

 2020年度から新しい勤務評定制度が導入され、昨年12月にはそれに基づく勤勉手当(ボーナス)の増減支給が行われました。

 「半年に一度目標設定を出すのがストレス」「書くことがない」など大変な不評を買っています。しかも昨年12月に給与明細と一緒に配られた支給率の表によれば、正規職員の場合、真ん中のC評価でさえボーナスの支給が今までの標準額より下がるというのです。

 4月に会社から配布された資料によると勤務評定制度の目的は「職員の能力を高め育成を図るとともに、モチベーションの向上を図ることにより、組織を活性化させ事業成果を向上させる」ことが目的と書かれています。しかし、皆さんの実感はどうでしょうか?この制度の導入によってモチベーションが上がった人がいるでしょうか?「組織が活性化し、事業成果が向上」しそうだと思いますか?

やればやるほど疲弊する

半年に1回目標を書かされ、上司との面談を実施し、半年後に自己評価を書かされ、また面談する。評価する方もされる方もエネルギーを消耗するばっかりではないでしょうか?上記資料では「目標設定」のやり方が事細かに書かれていますが、こんなものは厳格に運用すればするほど組織は疲弊するだけではないでしょうか?

みんなの声で撤廃を

「こんな制度はやめてほしい」というのが新しく導入された勤務評定制度に対するみんなの実感ではないでしょうか?反対の声を上げてぜひ撤廃させましょう!


『労働組合を強くする会ニュース』No.30(2022/5/17)

2022/05/18

年休は健康を守るため! 年休消化は事業所の義務 / 広大生協労組

 年休繰り延べを実現!しかし問題はまだ解決していません

 2月24日の団体交渉で確認した年休の繰延(2年で失効する年休をについて、3月18日にようやく職場に知らされました。あまりにおそい対応です。根本的な解決をしようとしない理事会の姿勢がここに現れています。年休の繰り延べで問題が解決したわけではありません。年休が取りにくい職場を変えていく必要があります。

 

年次有給休暇はどんな権利か


 事業所は、6ヶ月以上在職し8割以上勤務した労働者に、10日以上の年休を付与しなければなりません。これは、私たち労働者が命を守るために勝ち取った権利です。

 労働者が年休取得を申し出た時点で、年休の取得が確定します。休む理由は言う必要はありません。また、時季変更権が事業所にありますが、単に「忙しいから」という理由では変更できません。 


問題は年休を100%消化できる運営体制がないこと


 団体交渉で理事会は、コロナで指示休があるから年休が取得できなかったのは仕方ないと言いました。しかし、指示休が年休の代わりになると言うのはおかしな話です。雇用調整金をゴマ化していると言われかねません。

 問題は、「休みたいけど休んだら仕事が溜まって結局自分が大変になる」というような、運営体制になっている点にあります。休んだ時のフォロー体制がないことが問題です。特にショップ本部体制は、休んだ労働者のフォローを困難にし、逆に余剰人員が出たと言って労働者をたらい回しにするような、労働者にしわ寄せする体制になっているのではないですか? ショップ本部こそ解体すべきです。


幹部が年休を取りにくくしている


 中には「自分もなかなか休めない」「今日は休憩も取れなかった」と平気で現場労働者に言う幹部もいます。むしろ幹部には、現場労働者が年休を取得しやすいようにする責任があるのに、これではますます年休が取りにくい職場になってしまいます。あまりにも無責任です。

 責任をもって職場を回しているのは現場の労働者ではありませんか。しっかり休める職場に、みんなの力で変えていきましょう。


『団結』No.No.291(2022/5/17)

2022/03/27

コロナによる保育園休園に対する特別休暇を要求 草津病院支部


 広島連帯ユニオン草津病院支部ではコロナによる保育園休園によって自宅で子どもを見なくてはいけなくなったことに対する特別休暇を要求してたたかっています。コロナによる保育園や学校の休園・休校が相次いでいますが、国も資本も責任を放棄し、個別労働者、特に女性労働者にその矛盾が押し付けられています。

 支部の闘争報告及び要求書(一部名前を匿名に変更)を掲載します。


 組合要求に不当回答!                         
コロナによる保育園休園では特別有給休暇なし!
 
コロナウイルス感染を原因とした、保育園の休園や小学校の休校による自宅での保育のための休暇について、組合から「特別有給休暇」を要求していましたが、草津病院から2月21日付で全面否定の回答が出されました。
この問題は、子どもの保育のために職場を休まざるをえなくなった女性労働者の声を反映した要求です。連日テレビのニュースでも、企業が労働者に「特別有給休暇」を与えれば、厚生労働省の「小学校休業等対応助成金」という制度があると伝えていました。私たちはそういう多くの女性の声を代表するような闘いとして草津病院での職場闘争に取り組みました。
草津病院は、K組合員が合計14日間の休暇を取ったことに対して、「(当法人には)制度はございません」と全面否定の回答をしてきたのです。女性労働者が大多数を占める病院職場にもかかわらず、草津病院は死活のかかった女性労働者の生活のことはまったく考えずに切り捨てています。草津病院の職場に、そしてすべての職場に、女性が働いて生きていける制度を作らせないといけない。職場や地域で闘う労働者の団結を作り出し反撃していきましょう!
また回答では、PCR検査に関連した休暇には「「特別有給休暇」」を与えると回答しています。しかし、草津病院はこの12月、オミクロン株で患者と職員合わせて約180名という大規模なクラスター感染が発生しました。職場のクラスターが原因で職員が感染するわけですから、草津病院に全面的に責任があります。感染初期の対応に問題のあることは明らかでした。感染区域と清潔区域のエリア別けや人間の移動のための交錯しない動線の確保などが不十分で、職員が欠員となった感染病棟への他の病棟の職員の応援や使い回しが最大の原因です。労働者が心身ともに休養し回復するための「特別有休休暇」を求めて闘いましょう!

支部の提出した要求書(1月25日)


要 求 書

草津病院の新型コロナ感染対策としての特別休暇措置について以下の通り要求します。
(1)K組合員の長女(Nさん・3歳)が通う保育園で、昨年(2021年)56月に新型コロナ感染が発生し休園措置が取られたことで、K組合員が自宅での育児を行うために特別休暇を申し出たところ、病棟課長を通して特別休暇が付与されない旨の通知を口頭で受けました。
保育園で休園措置が取られたという事実については、園に通っている児童の中で「陽性者」が出たために、Nさんが濃厚接触者と認定され、結果的にはPCR検査で「陰性」が確定したものの、その間、佐伯保健センターから自宅待機を指示されたものです、
この件につき、保育園より公布された「休園証明書」を提出しますので、当時の経緯を調査の上、しかるべき特別休暇を付与されたい。

(2) 草津病院では、同時期に同様の問題で小中学校の休校に対しては、職員に特別休暇が付与されています。K組合員も長男が通う中学校での1日の休校措置による休暇について特別休暇が付与されました。しかし、この取り扱いの違いは不当なものです。感染防止の観点からも説明できません。貴院における特別休暇の取り扱いに関して、その基準や考え方について明らかにされたい。どのような場合に特別休暇が付与されるのか。以下に想定されるケースを分類したので、それぞれのケースについて回答されたい。

本人が感染した(PCR検査で陽性となった)場合
本人が濃厚接触者となった(PCR検査で陰性)場合
家族が感染した(PCR検査で陽性となった)場合、かつ、本人が自宅で保育や介護のために休む場合
(A) 子どもが小中学生の場合
(B) 子どもが保育園児の場合
(C) 高齢者や大人の家族の場合
家族が濃厚接触者となった(PCR検査で陰性)場合、かつ、本人が自宅で保育や介護のために休む場合
(D) 子どもが小中学生の場合
(E) 子どもが保育園児の場合
(F) 高齢者や大人の家族の場合
家族または本人が、濃厚接触者となって、PCR検査を受け陰性であったが、後に陽性になる可能性があるため、保健センターから陽性者と同期間自宅待機を指示された場合
子どもの学校の休校や保育園の休園によって、本人が休暇を取って子どもの保育をしなければならない場合
本人に発熱やその他の症状があって、受診や静養のために休む場合

(3) 新型コロナ感染はオミクロン株によって、第6波の真っ只中です。草津病院においても感染者が出ており、多くの病院や老人施設でクラスターが発生しております。さらなる感染予防・感染対策が貴院にとっても、私たち労働者にとっても死活的な問題です。職員が安心して働くことができるよう、定期的なPCR検査の実施、特別休暇措置の拡大を求めます。
以 上


2022/03/06

労働組合つぶしに対しては労働組合強化拡大でたたかう  広大生協労組の戦闘宣言



コロナを理由に首切り・合理化するな!

みなさん、お疲れ様です。広大生協労組委員長の壹貫田です。2月末でコロナを理由に雇い止めとなりましたが、解雇撤回でたたかい抜きました。

70歳まで継続雇用を求めて始まった闘いは、「壹貫田が退職したら職場が回らない、なんとかしてほしい」という現場の声に支えられて、経営側を徹底追及する闘いとして始まりました。その中で明らかになったのは、何がなんでも壹貫田をクビにするという経営側の意志です。

壹貫田をクビにして労働組合を弱体化させ、大合理化攻撃を仕掛けてくるということがどんどん明らかになっていきました。

管理部の準職員への退職強要を撤回させた!

1月になってついに、コロナで経営危機におちいっているとして、組合に対して人員整理の計画も示さずに個別にパート労働者を面談し、退職を迫る攻撃が始まりました。職場にスタンディングボードをもって登場しひとことメッセージを集めるなかで、退職強要されている人が労働組合に加入し、団体交渉で首切りを撤回させる大勝利をかちとりました。

第二組合(生協労連)でも執行部がパート労働者に突き上げられて団体交渉を開催、7-8人のパート労働者が決起する事態となっています。しかし、第二組合は闘う方針がだせないままです。

食堂への異動強制もストップさせた!

経営側は当初希望退職を募集すると言っていたのですが、売店から食堂への配置転換に変更されました。しかし、ターゲットにされたレジ専門のパート労働者の怒りは増すばかりです。実は、ターゲットにされた人たちはショップ本部集中体制を作るためとして文具担当とかの仕事をとりあげられて、レジ専門にされた経緯があります。コロナで客数が減っているしレジもセルフになってレジ要員が要らなくなったから、今度は食堂へというのはあまりにひどい。

まさにこれが新自由主義攻撃の「転換」で起きていることです。この攻撃も団体交渉で異動を強制しないことを確認しました。2つ目の勝利です。

パワハラの元凶は経営トップにあった!

この中で明らかになったのは、異動を受け入れなかったら業務命令で異動させようとしていたことです。準職員は部門間の異動はないという規程も守らずに理事会がやろうとしていたことは、まさにパワハラです。広大生協の職場にまん延するパワハラ体質は、まさに経営トップが元凶だったのです。

労働組合つぶしに対して は組合強化拡大で闘う 

ついには壹貫田をクビにするなという署名運動を始める人まで現れました。私たちの闘いは職場に大きな流動をまきおこしています。 この間理事会は、どんなに現場が大変でも壹貫田をクビにし ようとしてきました。そして、 その次には大合理化をやろうと しています。2/24の団交でも、 そのために壹貫田をクビにし労 働組合を弱体化させようという意図が、ますますハッキリしました。ならば逆に労働組合を拡大強化しましょう。壹貫田は2月28日をもってクビ切りとなりましたが、今後も復帰のために 全力を上げます。 

多くの「ひとことメッセー ジ」を寄せていただき、労働組合への期待の大きさを改めて知ることができました。36協定の広島地区労働者代表選挙では残念ながら敗北しましたが、25 人もの方が支持してくれまし た。新学期バイトを除くと約半数、霞CSでは過半数の人が支持してくれました。本当に嬉しい限りです。その声に応えるた めにも、これまで以上に労働組合活動に力を注いでいきます。 引き続き応援よろしくお願いし ます。