医療福祉の破壊に医療労働者は団結して闘おう!
『きょうちくとう』129 号
2017 年 1月 26 日
高陽第一診療所労働組合
●医療福祉を守るのは労働者しか出来ない、
団結があれば労働者は勝てる!
新年明けましておめでとうございます。今年は安倍政権が進める「働き方改革」と朝鮮侵略戦争への政策に全世界の労働者と団結して共に闘っていきましょう!
全世界で医療福祉の破壊が進行し、労働者が生きていけない時代になっています。しかし労働者は立ち上がりストライキで闘って韓国のように勝利しています。今の時代は労働者が団結して闘えば必ず勝てる時代になりました。その闘いは労働組合を軸に職場で闘って団結を大きくしていくことから始まります。
高陽第一診療所では昨年、赤字問題が明らかとなりました。理事会は「診療所を守るために職員皆さんの力で」と「働こう運動」にしようとしています。守るべきは「だれでもが生きていける医療・介護」です。ただ「診療所を守ろう」では「生き残るための医療機関の競争」で更なる医療福祉の破壊を生むだけです。今こそ団結して闘いましょう!医療福祉労働者の団結こそが医療福祉政策を根本から問い直し、変革を求めることで、労働者が生きていく社会を実現していくことが出来るのです。組合はここを目指してその闘いの先頭で闘います。職員のみなさん組合に入って共に闘いましょう!
●労働組合で闘う中にこそ医療福祉・介護を守れる力がある!
労働者は日々自らの仕事をきちんとやりたい、やりがいや誇りをもって楽しく仕事をしたいと思っています。今の診療所や新施設で、それが出来ていますか?
本来医療福祉・看護・介護の労働は、赤字を出すか黒字にするかということが目的ではありません。人間にとって生きていくための人間としての共同性を持った労働です。仕事をきちんと安全にやりたいと思うのは労働者なら当然だと思います。しかし今の社会では、仕事をしていくうちに体や心を壊し辞めるか、病気や自殺まで引き起こすまでになっています。命に関わり、人間に関わる医療福祉の職場でこそ激しく進行しています。
今こそ労働組合で闘って命を守る闘いをやりましょう!患者や利用者はもちろん働く労働者の命と健康を守っていきましょう。「診療所だけ守ろう」と労働者に分断と競争を持ち込んでくる経営者・理事会には医療福祉・介護を守れません。すべては団結して闘う中に力があり、命を守り労働者が生きていける社会を実現していける力があります。各職場に問題を共有し全体で解決できる組合員が必要です。組合に加入して職場から社会を変える闘いをやりましょう!
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