2017/01/18

選別採用=選別首切り絶対反対!|推進機構支部

選別採用=選別首切り絶対反対!

労働組合を強くする会ニュースNo.6
推進機構労働組合を強くする会
2017年1月18日

 1月11日、健診事業課で、「職員特別選考の実施について」という通知が出されました。
 その内容は、50歳以下で、嘱託職員で3年以上の経歴のある人から1名、大型自動車運転手を正規職員として論文試験、面接試験をやって採用するというものです。
 健診事業課で大型自動車運転手で、嘱託職員を3年以上やっている人は5人います。なぜ50歳以下なのか! なぜ1人なのか! こんなやり方が通ってしまったら職場は本当にバラバラにされる。これは「正規職員採用」という「飴」をぶら下げた究極の団結破壊です。

非正規大量解雇のへの動き

 それだけではありません。なぜ今この時期に突然このような話が出てきたのか? ビラでも再三書いているように、安倍政権と資本家が一体で進めている「働き方改革」による、非正規労働者の大量首切りと一体です。
 来年の4月1日に、労働契約法改定から5年を迎え、「5年で正規転換」の5年ルールが初めて発動されます。ここに向かって今日本中の資本家たちは非正規労働者の大量解雇と選別採用に向かって動き始めています。
 JRでは、すでに昨年10月、清掃子会社において「非正規職員は5年で一旦解雇」「試験をやって選別雇用」という制度を導入しました。今、駅員の非正規労働者を全て5年で解雇し、下請け会社に追いやろうとしています。日本郵政においても昨年スキル評価で選別し、選ばれなかった非正規労働者は解雇する制度を導入しました。
 そうやって2000万非正規労働者の大量解雇を強行し、その中で正規職員の雇用や労働条件をも徹底的に破壊する。これが安倍の言う「同一労働・同一賃金」の正体であり、働き方改革の最終目標です。
 推進機構もこの「選別採用=大量解雇」に向かって動き始めたのです。選別採用と大量解雇はセットです。そこに向かって選別採用から始めたということです。

希望する全員を正規職員に

 そもそもこんなやり方は職場の人間関係を破壊し、労働を破壊し、青年の未来を奪うものです。こんなやり方ではなく、希望する全員を正規職員にすべきです。
 これは非正規職員だけ、健診事業課だけの問題ではありません。
 選別採用・選別解雇絶対反対! 一緒に声をあげよう!団結しよう!

※私(宮原)はこのような労働者分断と選別に絶対反対の立場から試験を拒否します。
 だが、大事なことは拒否するかどうかではないと思います。この問題で職場で討論を起こすこと、「働き方改革」に立ち向かう労働者の団結を強化することが大事なことだと思います。
 是非とも皆さんの意見を聞かせてください。

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