2018/01/24

山陽測器・桐木社長は法律ぐらい守れ


ついに裁判所の命令にさえ従わず
山陽測器・桐木社長は法律ぐらい守れ


 山陽測器で働く労働者のみなさん! 地域の働く仲間の皆さん!あけましておめでとうございます。
 山陽測器解雇撤回闘争は、2015年11月13日の即日解雇から3年目の闘いに突入しています。今年こそ解雇撤回・原職復帰の勝利を確定させる年としたいと思います。

裁判所の命令さえ従わぬブラック企業

 12月8日に賃金仮払いの支払い命令が裁判所から出される勝利を勝ち取りました。ところが会社は裁判所の命令を無視して支払い日の12月25日になっても支払わないという暴挙に出ました。ユニオンは弁護士を通じてどうなっているのかという問い合わせを行い12月29日にやっと支払いの確認が取れました。これに対して会社側からは謝罪もなく、その上賃金仮払いの決定に対して言いがかりをつけて異議申し立てまで行っています。
 普通、賃金の支払いが遅れた場合、「賃金遅配」と言って労働基準法違反、立派な犯罪行為です。
 単に忘れていたという問題ではありません。会社側は最初から労働者を保護する法律や決定など遵守する必要ないと思っているのです。会社側は労働委員会命令に基づいて「二度と不当労働行為はしません」という謝罪文まで書いているにも関わらず、その後も違法な不当労働行為を繰り返しています。
 山陽測器・桐木社長は最低限の法律ぐらいは守れ! 解雇の不当性・違法性は明らかだ! M組合員の解雇を今すぐ撤回せよ!

「働き方改革」国会と対決しよう

 安倍政権は今日、通常国会を開会しました。今国会は「働き方改革国会」と位置付けられています。過労死ライン以上の残業100時間を認める労基法改悪、残業代ゼロ法をはじめ労働者の地位を引き下げ、権利を奪う法案が目白押しです。また、労働契約法改定に基づく非正規労働者の5年ルール(5年継続雇用で無期雇用に転換)適用に伴って、450万人と言われる有期雇用の労働者が解雇の危機にさらされています。安倍政権は労働者の権利を奪い、団結を破壊し、そのさきに憲法9条解体=戦争に突き進もうとしています。
 2018年は、私たち労働者にとって、私たち自身の生活と未来、子や孫の未来のかかった大勝負の年となりました。
 山陽測器解雇撤回闘争は、安倍政権と資本家階級の総力を挙げた解雇自由・総非正規化の「働き方改革」攻撃と真っ正面からぶつかってこれを打ち破っていく闘いとして、全ての労働者にとって重要な闘いとなりました。広島連帯ユニオンはM組合員との固い団結を基礎に、職場と地域への団結の拡大を軸に解雇撤回まで徹底的に闘います。職場の皆さん! 地域の皆さん! 引き続きご支援をよろしくお願いします

2018/01/20

1.20労働組合活動者交流会を開催


連合崩壊情勢下、職場から労働組合を作り直そう!

1月20日(土)、広島市南区民文化センターにおいて広島県労働組合交流センターの呼びかけで、労組活動者交流会を開催しました。動労西日本、広島連帯ユニオンをはじめ、県内から広島県教組、高教組などの教育労働者や自治労で活動する自治体労働者、医療・介護の現場で闘う労働者などが結集し、「労働運動の変革をめざして」をテーマに熱く討論が交わされました。

労働運動で安倍打倒を!

広島連帯ユニオン書記長であり、広大生協労組委員長でもある壹貫田さんが冒頭、「『働き方改革』と対決し、闘う労働組合の再生を!改憲=戦争へ突進する安倍政権を倒そう!」と題して、問題提起を行いました。「労働組合に結集した現場労働者ひとりひとりにトコトン寄って立ち、そのひとりひとりが活き活きと力を発揮する時ではないでしょうか」と訴え、「正規・非正規という分断を越え、国境も越えてあらゆる労働者の力を一つにしていこうではありませんか」としめくくり、最後に「3.25戦争・改憲・雇い止め攻撃粉砕集会」への決起を呼びかけました。
 続いて、動労西日本大江委員長が、国鉄分割民営化攻撃以来30年以上にわたる国鉄決戦で改憲と戦争を阻止するために、今こそ動労総連合とともに闘おうと訴え、さらに自身の職場である五日市駅での無賃労働との闘いとその拡大を報告しました。

現場から闘いの組織化を!

討論では、教育労働者の長時間労働、非正規職の大量導入との闘いについての報告を皮切りに、公民問わず人員不足、過重労働、低賃金…など共通する問題に対して、現場から反撃を組織していることが発言で明らかになりました。とりわけ、公務労働の現場では民間委託をはじめとする労組破壊攻撃に対して、「闘う勢力が組合権力をとらなければならない」と決意が語られました。
 また、昨年の衆議院選挙において連合本部が提示した候補の推薦を拒否したという報告もなされ、「連合崩壊」と言われる情勢は連合により抑え込まれていた労働者の決起が解き放たれていることだとはっきりしました。

3.25日比谷に総決起を!

国鉄分割民営化・総評解散の中、「このままでいいはずがない」という決意で全国各地に結成されたのが労組交流センターです。今こそ、その原点に立って全産別全職種の現場に闘いの輪を広げていかなければなりません。
 今回のような現場活動家の交流会を継続、発展させるとともに、「改憲と戦争阻止、労働法制改悪と大量解雇を許すな!」と3月25日に東京・日比谷公園での集会、銀座デモを成功させましょう。労働者の新たな反乱として安倍政権に叩きつけましょう。

「働き方改革」と対決し、闘う労働組合の再生を!
改憲=戦争へ突進する安倍政権を倒そう!

2018/01/19

説明会で、職場からの声を上げよう!|高陽第一診療所労組

2018年、「命より金もうけ」の社会保障解体との大激突!
職場を変え、改憲・戦争・労働法制改悪を止めよう!
明日20日説明会で、職場からの声を上げよう!


きょうちくとう142号
2018年1月19日
高陽第一診療所労働組合

 安倍政権は、医療福祉、社会保障の切り捨てと一体で戦後最大の防衛(軍事)予算(5兆1900億円)を計上し、朝鮮半島での戦争、核戦争の準備を進めています。そして今年のうちに改憲の発議を行い、「戦争をする国」に日本を変え、1%の資本家の利益のために99%の労働者とその家族の命を犠牲にしようとしています。こんなことを絶対許せません。生活保護費の削減で年間180億円、全体の社会保障費の削減は1800億円、一方、ミサイルを迎撃するというイージスアショアは1基1000億円。戦時中の東条内閣の「もう一段暮らしを下げて もう一艦」のスローガンがよみがえっています!今国会、所信表明では「生産性革命」「人づくり革命」として働き方改革、総非正規化、8時間労働の解体などが進められようとしています。労働者の団結と権利を奪うことと改憲、戦争は一体です。今こそ労働組合の力が問われていま。高陽第一診療所は、被爆者、被爆二世の命の拠り所、反戦反核の砦として建設されました。その原点を貫くために職場と地域の団結を呼びかけます。

●緊急職場アンケートに寄せられた声

◆借金の現在の総額(利子を含めた)はいくらなのか?また借金の返済が始まったら、1ヶ月にどれくらいずつ返していくのか。今の現状で借金返済していけるのか。返済が厳しいなら何をどのように改善すれば返済していけるのか、具体的に示してほしい。
◆後継者の問題をどう考えているのですか?
◆ボーナスの有無や減額など、変更がある場合は2ヶ月前には教えてほしいです。あまりにもギリギリすぎて困りました。運営委員会の誰かをバンクミーティングに同席させるなどして、第3者の意見を聞いてみてはいかがですか?
◆ショート・サ高住など料金の見直し、プランの変更など考えてほしい。考えてないのか?各部署の実態を理事会はどれだけわかっているのか?各部署、複合施設の職員に話を聞いてほしい。
 理事会はすべて問題を曖昧にして進めてきました。診療所がどうなるのか?これからの不安が大きくなっています。そのため組合は団体交渉で説明会を要求してきました。冬季一時金はアンケートの意見を要求に掲げて団体交渉し、夏より増額した(パートは減額となり残念ですが)冬季一時金を勝ち取ることが出来ました。「赤字だから仕方ない」とどこの職場でもどんどん奪われる状況は、安倍政権の思うがままです。職場の主人公として、労働者の立場から、命を守りぬく立場から、命より金の新自由主義、医療福祉の切り捨てに絶対反対で闘い、その闘いを地域に、全国に広げましょう。

2018/01/07

2018年団結旗開きを開催


 1月7日、広島連帯ユニオンと三菱広機分会、広島労組交流センターの合同旗開きを開催しました。広島連帯ユニオン鈴木範雄委員長の開会あいさつを受け乾杯、2018年のスタートを切りました。三団体の代表あいさつに続いてユニオンの壹貫田書記長が2018年の闘いへ向けたアピールを行ない、「働き方改革」と改憲=戦争に突き進む安倍政権打倒へ、参加者一同2018年の抱負を語り合いました。


 動労西日本大江委員長からあいさつ
最後に団結ガンバローでしめくくりました

「働き方改革」と対決し、改憲=戦争へ突進する安倍政権倒せ!!

 「2018年問題」が決戦をむかえ、3月末には労働契約法の5年で無期雇用に転換ルールを逆手にとった雇い止め=解雇攻撃が450万人もの有期雇用労働者に襲いかかろうとしています。安倍政権の「解雇自由」の攻撃との一大決戦です。安倍政権の「働き方改革」と対決し、非正規職化と労働強化・低賃金攻撃を労働組合の力で撃ち破ろうではありませんか。
 広島連帯ユニオンでも、本年3月末での雇い止めを阻止する勝利をかちとっています。今や非正規労働者なしに職場、社会は一日もまわりません。非正規労働者こそ労働組合に団結し社会変革の主人公として全労働者の先頭に立つときです。
 連合最大の組織であるUAゼンセンが労働法制改悪・改憲=戦争の旗振り役になり、連合を戦争に翼賛する労働運動へ全面転換させようとしています。しかし、改憲=戦争を阻止してきた根底に国鉄闘争があります。動労西日本の闘いと一体となったユニオンの闘いは、労働者には社会を変える力があることを実際の闘いで示しています。教育労働者や自治体労働者、郵政労働者の闘いと結びつきながら、拠点建設に全力をあげようではありませんか。そして連合を打倒しよう!
 資本主義の危機は朝鮮戦争を急速に切迫させています。安倍やトランプは核兵器で世界を破壊しても戦争をやめようとはしません。一握りの資本家や支配者が労働者を支配する社会を、プロレタリア世界革命によって終わらせる以外にどんな解決方法もありません。
 安倍政権は、天皇代替わりと東京オリンピックで改憲=戦争反対や原発反対の声を押しつぶし、2020年に改憲を行おうとしています。全労働者の利益を体現し固く団結してたたかう労働組合が先頭に立つ時です。
 8月5日には広島で、朝鮮戦争を阻止し核戦争絶対反対の国際反戦大集会が開かれます。世界中の労働者と連帯し団結して闘おう!

機関紙『連帯』No284を発行

機関紙『連帯』No.284を発行しました。

2018/01/05

竹川さんを支援する会ニュースNo.17を発行

竹川さんを支援する会ニュースNo.17を発行しました。