連合崩壊情勢下、職場から労働組合を作り直そう!
1月20日(土)、広島市南区民文化センターにおいて広島県労働組合交流センターの呼びかけで、労組活動者交流会を開催しました。動労西日本、広島連帯ユニオンをはじめ、県内から広島県教組、高教組などの教育労働者や自治労で活動する自治体労働者、医療・介護の現場で闘う労働者などが結集し、「労働運動の変革をめざして」をテーマに熱く討論が交わされました。労働運動で安倍打倒を!
広島連帯ユニオン書記長であり、広大生協労組委員長でもある壹貫田さんが冒頭、「『働き方改革』と対決し、闘う労働組合の再生を!改憲=戦争へ突進する安倍政権を倒そう!」と題して、問題提起を行いました。「労働組合に結集した現場労働者ひとりひとりにトコトン寄って立ち、そのひとりひとりが活き活きと力を発揮する時ではないでしょうか」と訴え、「正規・非正規という分断を越え、国境も越えてあらゆる労働者の力を一つにしていこうではありませんか」としめくくり、最後に「3.25戦争・改憲・雇い止め攻撃粉砕集会」への決起を呼びかけました。続いて、動労西日本大江委員長が、国鉄分割民営化攻撃以来30年以上にわたる国鉄決戦で改憲と戦争を阻止するために、今こそ動労総連合とともに闘おうと訴え、さらに自身の職場である五日市駅での無賃労働との闘いとその拡大を報告しました。
現場から闘いの組織化を!
討論では、教育労働者の長時間労働、非正規職の大量導入との闘いについての報告を皮切りに、公民問わず人員不足、過重労働、低賃金…など共通する問題に対して、現場から反撃を組織していることが発言で明らかになりました。とりわけ、公務労働の現場では民間委託をはじめとする労組破壊攻撃に対して、「闘う勢力が組合権力をとらなければならない」と決意が語られました。また、昨年の衆議院選挙において連合本部が提示した候補の推薦を拒否したという報告もなされ、「連合崩壊」と言われる情勢は連合により抑え込まれていた労働者の決起が解き放たれていることだとはっきりしました。
3.25日比谷に総決起を!
国鉄分割民営化・総評解散の中、「このままでいいはずがない」という決意で全国各地に結成されたのが労組交流センターです。今こそ、その原点に立って全産別全職種の現場に闘いの輪を広げていかなければなりません。今回のような現場活動家の交流会を継続、発展させるとともに、「改憲と戦争阻止、労働法制改悪と大量解雇を許すな!」と3月25日に東京・日比谷公園での集会、銀座デモを成功させましょう。労働者の新たな反乱として安倍政権に叩きつけましょう。
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