11月25日の高松集会を前に、広島市、高陽地域で21日~23日の3日間、星野文昭さんの獄中絵画展を開催しました。21・22日は、地域の真亀公民館で、そして23日は高陽第一診療所・患者会ひまわり会の「けんこう祭り」の企画として行い、3日間で100名を超す来場者があり、50筆の要望書が集まりました。
とりわけ、高陽第一診療所では、待合室が絵画展の会場になりました。イーゼルに並べきれない絵は、ソファや受付カウンターに並べ、日常的に、星野カレンダーや星野新聞、8・6ポスターなどを掲示している掲示板にも、絵画展と11・25高松集会のポスター、星野文昭さんの写真を掲示。広島の原爆ドームと子どもたちの絵や、星野暁子さんの絵を並べ、缶バッジと要望書、アンケートのテーブルは、ベッド用のオーバーテーブルを利用し、スタンバイ。玄関の外で広島連帯ユニオンの仲間がチラシ配りで呼びかけ。11時開場前から、続々患者さんが見に来られました。高陽第一診療所での絵画展は3回目でしたが、初めて見て下さった方も多く、「優しい色使いの絵に心癒やされました。」「早く出られることを願います。」という感想は多く寄せられましたが、シリアの子どもを抱いた父親の絵には「戦争はあってはならない。生を受けてこの世に生まれたのに、小さい命を奪われ他国であれ、悲しい。」との感想も。星野さんの獄中からも、ヒロシマとともに平和な社会を作ろうという思いが、つながったと感じました。私がケアマネとして関わっている、患者さん、家族の方も多く、一緒に連れ合いさんを見送った女性は、「弱いものいじめをすることを許せない!」と他の来場者の方にも積極的にカンパや要望書を呼びかけてくださいました。職場の仲間もバザーの作業の合間に、参加してくれました。事前に周辺にチラシを配り、要望書を集めていましたので、「チラシを見てきました」という、絵を勉強中の高校生や、この署名もうしたよという方も。60名ほどの来場者のうち、34筆の要望書が集まりました。
高陽第一診療所労働組合と婦人民主クラブの高陽地域会員で、開催前の準備会議をもち、公民館の周辺にも1軒1軒声をかけチラシを配布し、児童館の同僚、住宅の住民に呼びかけての参加もありました。ひまわり会の会員でもあり星野さんを救う会会員の男性は、体調が悪い中3日間とも来場し、「一日も早く星野さんを取り戻そう」と激励されました。準備・開催をとおして、地域の仲間の団結を深めることができた絵画展でした。この地域の力で、「高陽地域、改憲・戦争阻止大行進運動」を作っていきたいと思っています。(高陽第一診療所労働組合書記長・矢田)
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