安心して働ける職場に!
安心して休める職場に!
コロナで短縮営業、100%の休業補償を実現
新型コロナウイルス対策ということで、広島大学の開講も延期やオンライン授業になりました。
それにともない、広大生協も新学期から営業時間の短縮が始まりました。広大生協労組は、3月31日に広大生協理事会に対して下記のような要求書を提出しました。
新型コロナウイルスへの感染予防について
4月8日の開講にともない、特に食堂はじめとする食事対応については、新型コロナウイルスへの感染の可能性が非常に高まると考えられます。感染を予防するための取り組みについて、以下の通り要求するので、至急回答ください。1. 安全に出食するための対策を明らかにすること2. そのための余裕をもった要員を確保すること3. 対策を実施するための十分な研修を行うこと4. 事業所都合で休業を命じる場合は賃金を全額補償すること→実現!5. 弁当の持参を推奨し、ミールカードを使用しなかった分は、手数料なしで返金すること →実現!
コロナ感染を防ぐために職場にゆとりがありますか?
ある職場では、簡単なミーティングで済ませようとする管理職に対して、不安と怒りの声があがっていました。それに対して職場の声でちゃんとした会議を要求し実現させました。感染防止のためにはちゃんとした会議や研修・実効性のある運営体制が絶対必要です。そうした問題意識を職場で共有し、感染防止に臨む必要があります。皆さんの職場はどうですか?心配なことがあったらすぐ
に労働組合に相談して下さい。
休業補償は100%補償に、周知されていますか?
営業時間の短縮などで、急に休むように言われる人もあるようです。法律では事業所都合の休業に対する補償は平均賃金の60%です。それがコロナ対策で100%補償になりました。ところが、職場によってはそのことがちゃんと周知されていないようです。皆さんの職場はどうですか?
100%補償ということは、働いても休んでも同じ賃金ということです。だれが休業するかは、管理職の一方的な指示ではなく、自分たちで公平に調整することが重要です。職場の団結が問われます。
100%補償でも、まだ問題があります
コロナに感染、あるいは濃厚接触で休まされる場合も、当然事業所都合として100%の休業補償が必要です。さらに、シフトへのエントリーそのものがなくなる学生アルバイトへの対応、請負で働いているパソコン講座スタッフへの対応は、いったいどうなるのか? まだこれからの課題です。
非正規化・外注化を進めた結果、新たな課題を生み出しています。広大生協だけでなく全社会的な問題です。
コロナによる生活破壊を許さない
新型コロナウイルスから利用者も労働者も守るためには、職場の団結こそが重要だと感じています。たとえ理事会がコロナ対策の方法を決めても、実行するのは現場労働者です。安心して休める補償と安心して働ける運営体制を実現するのは現場労働者の力です。労働者の団結=労働組合の存在こそが、職場の安全と労働者の生活を守ることができます。
緊急事態宣言にともなって、「事業所都合ではない」として休業補償を行わない大学生協も出てきているようです。休んだとたんに生活できないとは! 休まされた途端、生活ができないなんてデタラメです。生きていくために連帯してたたかいましょう。
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