2020/04/01

新型コロナウイルス安全対策 特別有給休暇を認めさせる 高陽第一診療所労組


●新型コロナウイルス対策として「特別有給休暇」が認められました!
3月18日春闘の団体交渉を行いました。この団体交渉で、新型コロナウィルスの感染症対策として、本人の発熱などの症状がある場合、家族に感染の疑いのある場合には職場での感染拡大を止め、職場の安全を確保するため「特別有給休暇」として休むことを確認しました。



新型コロナウィルス拡大のニュースの中で、理事会の対応の遅さに、組合は職員に不安や問題を聞き取ってコロナウィルス対策の申し入れをしました。職員の声が安全に働くための「特別有給休暇」を認めさせました。これを契機として職場に安全を作っていくきっかけにしていきましょう。今まではインフルエンザなどの感染症の対応は罹患したら有給休暇で休むことになっていました。これからインフルエンザやすべての感染症に「特別有給休暇」の適応を求めていきましょう!何よりも「特別有給休暇」が認められても休める人員体制が必要です。次は人員補充を実現していきましょう。安心して気兼ねなく休める職場を作っていきましょう!

●利益最優先より安全に仕事が出来る環境をみんなで作っていこう!

理事会に対するアンケートに寄せられた意見への回答です。
1、毎日満床でバタバタしているのに一時金が減るのはなぜですか?
理事会:人件費は減らすことは考えていない、一時金1.5ヶ月は堅持したい。

2、利益率・収益ばかり厳しく言われるのはなぜですか?
理事会:借金返済が出来ないから
組合:新施設からの意見が出ている。理事会が現場を見ず、ショートステイなど重度の介護者が多く満床が続いていて負担が集中しているからではないか?病棟でも入院患者の数を増やしていることで人員体制に問題があり、さらに一時金が減らされることで不満が出ているので改善してほしい。

今回の団体交渉で4月からの返済を開始できない事で8月に銀行と再協議することがわかりました。借金返済のための利益優先と職場の安全の両立はできません。コンサルタント導入が検討されていて借金返済が優先されれば職場の安全が破壊されていきます。これから安全に働くためにはどうしたらいいか考えていく事が重要だと思います。人員不足、感染症対応、子育て世代の働き方と労働条件、就業規則での新施設の年末年始の休みと手当ての格差なども今回のようなコロナ対策のようにみんなで声を上げていけば働きやすくなり、働き続けていける職場になります。その先頭で組合は闘っていきます。組合に職場の問題、悩みでもなんでも伝えてください。組合に加入して闘っていきましょう!

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