2010/05/28

国鉄1047 名解雇撤回闘争の「政治和解」に反対します!

国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回を貫き、動労千葉と共に闘う
2010年5月
広島連帯ユニオン
執行委員長 鈴木範雄

(1)
 現在進められている国鉄1047名解雇撤回闘争の「政治和解」とは、国家・資本による国鉄闘争解体攻撃であり、労働組合破壊そのものです。広島連帯ユニオンはこれを弾劾し、「政治和解」反対の立場を表明します。
 マスコミ等では「政治和解」「政治解決」などと報道されていますが、これは「和解」でも「解決」でもなく、闘争を止めよ、全面屈服せよというものです。政府・国土交通相が提示し国労本部と4者4団体が受諾した和解の条件は、解雇に対する一片の謝罪もなく、解雇撤回もなく、それどころか僅かなカネと引き換えに「全ての訴訟を取り下げる」「不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない」「JRへの雇用は保証できない」というものであり、1047名の23年余の闘いを100パーセント踏みにじるものです。何よりも「動労千葉争議団を除く」として、最も原則的に闘う者をあらかじめ排除していることにその意図が示されています。
 国鉄分割・民営化とは国家の総力をあげた労働組合破壊の攻撃でした。退職強要や出向・転籍、組合差別・選別などあらゆる不当労働行為が吹き荒れ、20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200名以上が自殺に追い込まれました。1047名の被解雇者は国鉄分割・民営化への怒りとくやしさを片時も忘れず、労働者としての誇りにかけて闘ってきました。
 「政治和解」とは、前原国交相が「国鉄改革の完遂に向かって全力を尽くす」と述べているとおり、国鉄分割・民営化をあくまでも正当化するものであり、分割・民営化に際して行われた労働組合攻撃、不当労働行為、解雇などのすべてを承認するということです。
 このことは全ての労働者の未来を左右する大問題です。広島連帯ユニオンはこのような「政治和解」を絶対に容認できません。

(2)
 広島連帯ユニオンは、国鉄分割・民営化と総評解散—連合結成という労働運動の反動的大転換に抗して1989年7月に結成されました。民間基幹産業において組合分裂・破壊攻撃に対して第一組合の旗を守り抜いた全造船三菱広機分会の闘いを土台とし、広大生協労組とともに労働運動の階級的再生を展望して、地域の未組織労働者のなかに団結を組織する闘いを開始しました。したがってユニオンにとって国鉄闘争とりわけ1047名解雇撤回闘争は自らの闘いそのものであり、ユニオン結成の当初から、全金本山闘争に対する支援と同時に、一貫して国鉄闘争を支援し続けてきました。
 いま世界が大恐慌に突入し、リストラ、解雇、雇い止めなど大失業攻撃が吹き荒れています。労働者の約4割が非正規雇用にされ、凄まじい低賃金と強労働を強いられています。その矛盾と犠牲が青年労働者に集中的に襲いかかっています。連合の変質は極まり、政権与党そのものとして大量首切り・賃下げと沖縄への基地押し付けをおこなっています。
これら一切の出発点となったのが国鉄分割・民営化でした。中曽根首相(当時)は「国労を潰して総評・社会党を潰す」「行政改革で立派な憲法を安置する」と述べました。労働者の労働条件、権利、生活の一切を破壊しつくして資本の無制限の搾取・収奪を可能にすると同時に戦争国家体制をつくる攻撃であり、その攻撃の核心に国鉄労働運動—日本労働運動の破壊が据えられていました。
 これに対し、動労千葉は1985〜86年の2波のストライキをはじめ、国鉄分割・民営化反対を貫いて闘い団結を守り抜いてきました。1047名の労働者が解雇撤回闘争を不屈に貫き、国鉄闘争を軸にして全国で100万人ともいわれる支援の陣形がつくられてきました。この力が労働運動の産業報国会化を阻み、改憲・戦争を阻止してきました。
 国鉄1047名解雇撤回闘争の解体とは、1047名の闘いのみならず日本労働運動のすべてを葬り去るという攻撃であり、その先にあるのは、さらなる民営化・外注化の推進と大合理化・非正規雇用化、首切り・賃下げであり、改憲・戦争—ヒロシマ・ナガサキへの道です。
 しかし、1047名闘争が解雇撤回を貫いて闘い抜いたとき、必ず膨大な労働者の怒りの結集軸となります。この間、ユニオンでは解雇に関する労働相談を受け、いくつもの争議を闘っています。多くの青年労働者が国鉄闘争に感動し、「1047名のように闘おう」と困難を突き破って決起しています。23年余におよぶ解雇撤回闘争は、大失業時代に生きる青年労働者の希望なのです。

(3)
 動労千葉は、「1047名の人生をかけた闘いが踏みにじられようとしている。23年間の闘いはなんのためだったのか。国鉄分割・民営化との闘いは何ひとつ終わっていない。動労千葉と動労千葉争議団9名にとってすべてはこれからである。国鉄闘争の火を消してはならない。この闘いの勝利の中に労働者と労働組合の未来がかかっている」と訴えています。国労闘争団の中からも「政治和解」を拒否し、あくまでも解雇撤回を貫く複数名の労働者が登場しています。
 「国鉄闘争の火を消すな」という動労千葉の呼びかけに応えて、6月13日に「国鉄分割・民営化に反対し、1047名の解雇撤回闘争を支援する新たな全国運動」がスタートします。広島連帯ユニオンは労働運動の再生と復権をかけてこの全国運動に賛同します。
 国鉄分割・民営化との闘いは過去の問題ではありません。現在JRでは、鉄道のあらゆる業務を外注化し、数百の子会社・孫会社に分割し、労働者を強制出向・転籍させるという究極の合理化攻撃が進められています。これに対し動労千葉は、「反合理化・運転保安闘争の真価をかけて、数年がかりの大闘争にはいる。これは新たな分割・民営化反対闘争だ」と闘争宣言を発して5波のストライキをもって闘い、検修・構内業務の全面外注化の4月実施を阻止しました。
動労千葉の闘いを守り発展させ、国鉄分割・民営化の完成を許さず1047名解雇撤回を貫く闘いの勝利に、日本労働運動のこれまで限界を突き破り、大恐慌と対決する新たな労働運動をつくりだせるのかどうかの命運がかかっています。この闘いは全労働者の未来がかかった一大階級決戦です。
 広島連帯ユニオンは、すべての職場に闘う労働組合の旗を打ち立てる闘いと、国鉄闘争の勝利は一体であることを強く確信して、解雇撤回を貫く国鉄労働者と共に勝利の日まで闘います。

2010/05/07

4.25尼崎事故弾劾闘争〜4.26国労臨時大会抗議行動

あくまで1047名解雇撤回!~国鉄分割・民営化は終わってない!

4月25日、国鉄分割・民営化の帰結として引き起こされた尼崎事故5周年を弾劾する尼崎現地闘争が開催されました。ユニオンからも多くの仲間が参加しました。現地で事故弾劾の集会と事故現場までのデモが闘われ、480人の労働者・学生が結集しました。この闘いは、4月25日を「静寂な慰霊の日」からJR資本を弾劾する「怒りの日」へと塗り替えました。集会後、参加者は直ちに事故現場までのデモに出ました。「事故弾劾・解雇撤回」のシュプレヒコールを響かせて進むデモ隊に、例年以上の沿道から熱い注目が集まり、激励がありました。民営化の下、「稼ぐ」という人命を顧みない金儲け路線のJR西日本に対する労働者・住民の怒りが大きく渦巻いていることが肌で感じられました。

その尼崎現地闘争に参加した足で、4月26日、東京・社会文化会館で開催された国労の第78回臨時大会での1047名解雇撤回闘争の「和解案」承認に反対する抗議行動に行きました。

 国鉄分割・民営化という国家的な不当労働行為を受けた国労がそれを不問に付して、雇用と労働条件について二度と争わない、などという条件付きの「金銭和解案」を23年間、解雇撤回を闘ってきた国労と闘争団が認めてしまえば、労働運動に大きな汚点を残します。なにより全ての労働運動、とりわけ合同労組の闘いにとっても大きな影響があります。こんな「和解」ならざる資本への全面降伏が労働組合の名をもって行われれば、労働組合の闘いは成り立たなくなってしまう。全て金で終わってしまう。こんなことは絶対に認められない。

 何より広島連帯ユニオンと三菱広機分会は、物販をはじめとした共同闘争を担ってきました。この23年間の不当解雇との闘いを、動労千葉の争議団も含めた1047名だけの問題ではなく、労働者全体にかけられた資本・国家権力との決戦と捉えて、支援という観点からだけではなく、自らの闘い、労働組合と資本との闘いとして担ってきました。この闘いが、国労の一部幹部の私利私欲で、当該の闘争団にも知らせないで「和解」するなどということは、とうてい認められないし、断じて許せません。

 当日は、国労の闘う闘争団・組合員を先頭にして、広島から参加した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島の仲間と共に全国の闘う仲間と団結して終日の抗議闘争を闘いました。

 1987年の国鉄分割・民営化の強行が、現在の労働者の非正規職化と格差社会の始まりでした。国鉄分割・民営化との闘いは、まだまだ終わっていません。いやむしろ今こそ闘いの炎を燃え上がらせて、全ての労働者の反撃の軸に、1047名解雇撤回闘争を据えていく時です。民営化は合理化そのものであり、労働者の首切りが核心です。合理化の結果がJRでは尼崎事故をはじめとした事故や労災を引きおこしています。そして大恐慌の下で、資本が労働者を賃金奴隷として使い捨てにする状況を生んでいます。

 第二の尼崎をくり返すな!と反合理化・運転保安闘争を闘う動労千葉―動労西日本と団結して、動労千葉が呼びかける「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を支援する新たな全国運動」を広島でも広げて、反撃していこうではありませんか。








あくまで1047名解雇撤回!~国鉄分割・民営化は終わってない!



 4月25日、国鉄分割・民営化の帰結として引き起こされた尼崎事故5周年を弾劾する現地闘争が開催されました。ユニオンからも多くの仲間が参加しました。現地で事故弾劾の集会と事故現場までのデモが闘われ、480人の労働者・学生が結集しました。この闘いは、4月25日を「静寂な慰霊の日」からJR資本を弾劾する「怒りの日」へと塗り替えました。集会後、参加者は直ちに事故現場までのデモに出ました。「事故弾劾・解雇撤回」のシュプレヒコールを響かせて進むデモ隊に、例年以上の沿道から熱い注目が集まり、激励がありました。民営化の下、「稼ぐ」という人命を顧みない金儲け路線のJR西日本に対する労働者・住民の怒りが大きく渦巻いていることが肌で感じられました。
 その尼崎現地闘争に参加した足で、4月26日、東京・社会文化会館で開催された国労の第78回臨時大会での1047名解雇撤回闘争の「和解案」承認に反対する抗議行動に行きました。
 国鉄分割・民営化という国家的な不当労働行為を受けた国労がそれを不問に付して、雇用と労働条件について二度と争わない、などという条件付きの「金銭和解案」を23年間、解雇撤回を闘ってきた国労と闘争団が認めてしまえば、労働運動に大きな汚点を残します。なにより全ての労働運動、とりわけ合同労組の闘いにとっても大きな影響があります。こんな「和解」ならざる資本への全面降伏が労働組合の名をもって行われれば、労働組合の闘いは成り立たなくなってしまう。全て金で終わってしまう。こんなことは絶対に認められない。
 何より広島連帯ユニオンと三菱広機分会は、物販をはじめとした共同闘争を担ってきました。この23年間の不当解雇との闘いを、動労千葉の争議団も含めた1047名だけの問題ではなく、労働者全体にかけられた資本・国家権力との決戦と捉えて、支援という観点からだけではなく、自らの闘い、労働組合と資本との闘いとして担ってきました。この闘いが、国労の一部幹部の私利私欲で、当該の闘争団にも知らせないで「和解」するなどということは、とうてい認められないし、断じて許せません。
当日は、国労の闘う闘争団・組合員を先頭にして、広島から参加した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島の仲間と共に全国の闘う仲間と団結して終日の抗議闘争を闘いました。
1987年の国鉄分割・民営化が、現在の労働者の非正規職化と格差社会の始まりでした。国鉄分割・民営化との闘いは、まだまだ終わっていません。いやむしろ今こそ闘いの炎を燃え上がらせて、全ての労働者の反撃の軸に、1047名解雇撤回闘争を据えていく時です。民営化は合理化そのものであり、労働者の首切りが核心です。合理化の結果がJRでは尼崎事故をはじめとした事故や労災を引きおこしています。そして大恐慌の下で、資本が労働者を賃金奴隷として使い捨てにする状況を生んでいます。
 第二の尼崎をくり返すな!と反合理化・運転保安闘争を闘う動労千葉―動労西日本と団結して、動労千葉が呼びかける「国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回を支援する新たな全国運動」を広島でも広げて、反撃していこうではありませんか。

2010/04/26

4.26チェルノブイリ原発事故弾劾!中電前行動


労働者民衆の団結で核と戦争をなくそう

◇中国電力による上関原発・島根原発3号炉建設絶対反対!
◇中国電力はプルサーマル計画をやめろ!原発を止めろ!
◇日本の核武装絶対阻止!原発輸出反対!侵略戦争許すな
◇闘う労働組合の団結で民主党・連合政権を打倒しよう!
◇オバマ政権の新核戦略=北朝鮮・イラン核戦争策動許すな
◇日米安保体制粉砕!沖縄をはじめ全国の基地撤去を!


◆日米安保体制、核武装に巨大な反撃を~8・6ヒロシマ大行動に結集しよう!
世界大恐慌が日々深まる中、世界中で労働者民衆は大失業、大幅賃下げ、貧困や飢餓を強制されている。資本主義諸国の財政破たんが深まり、各国が生き残りをかけた保護主義・市場の奪い合いに走っている。これは新たな世界戦争=核戦争の危機を爆発的に高めているのだ。青年をはじめとする労働者民衆が生きていけない現実と戦争・核戦争の危機は一体のものだ。
この中で、私たちは昨年から連合や原水禁などあらゆる勢力が米オバマ大統領を賛美する状況で、唯一、オバマと対決した。オバマ政権の狙いがアメリカによる核の独占にあることを鮮明にして闘った。オバマこそイラクやアフガニスタンで侵略戦争をおこない、沖縄にあくまでも基地を押しつけている張本人だ。4 月6 日、にオバマが発表した「核戦力体制の見直し(NPR)」は実際に核を使うという宣言そのものだ。実際にゲーツ米国防長官は「北朝鮮とイランは核攻撃の対象となりうる」と明言している。さらに本年の米予算でも核兵器関連予算や原発開発などの核関連予算は大幅な増額となっているではないか。このようなオバマ(政権)を支持することがどうして核廃絶につながるというのか!支配者に「お願い」しても核はなくならない。
この間、民主党政権によって「核密約」の暴露がおこなわれ、日米安保同盟は〈核戦争のための同盟〉だということが改めて鮮明にされた。沖縄-日本全土を核戦争の出撃基地とする日米安保体制とヒロシマは絶対に相いれない!民主党政権は、核をなくすために「密約」を暴いたのではなく、公然と日本独自の核武装への道を開くためにオープンにしたのだ。現実には鳩山政権下で「非核3 原則」の法制化は拒否され、「エコ」の名の下に原発大増設と高速増殖炉・もんじゅの運転再開、六ヶ所村の核燃料再処理工場の本格稼働を強行している。沖縄の普天間基地問題でも移設を口実に沖縄に巨大な新基地を建設し,安保体制を強化しようと画策している。4 月25 日-5 月15 日に10 万人規模の基地撤去県民大会を開く沖縄の労働者民衆と団結して、〈軍事基地全面撤去、侵略戦争・核戦争のための日米安保絶対反対〉を掲げて闘おう!4.29 沖縄デー広島集会に参加しよう。被爆65 周年8・6ヒロシマ大行動へ!全ての闘う労働者、労働組合は総力で結集しよう!
◆チェルノブイリ事故の教訓―“労働者は闘わなければ殺される”
1986 年4 月26 日に起こった旧ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故によって「核の平和利用」幻想は吹き飛んだ。この事故で、核体制・原子炉運転が労働者に被爆を強制するものであり、労働者階級の犠牲なしには一日たりとも成り立たない戦争のためのシステムであることが明らかにされた。
核と核兵器の破壊力を必要とするのは、支配階級である資本家階級である。被爆を強制される労働者階級にとっては、廃絶する以外にないものだ。しかし資本家階級は新自由主義の下、原発を金儲けの道具として生き残りを図ろうと躍起になっている。資本家の利害と労働者の利害は非和解である。核を支配の道具として必要とする資本家階級を打倒することなしに核廃絶は実現しない。今こそ資本主義体制を打ち倒して核廃絶の道を進む時だ。職場・地域に闘う労働組合を復権させて、労働者は、生きるために団結して資本家階級と闘おう!
◆労働者は団結の力で核と戦争をなくすことができる!
資本家が生き残るためには、保護主義・ブロック化と侵略戦争しかない。次の戦争は核戦争というところまで危機は深まっているのだ。鳩山政権は、この間の核関連施設や原発事故の続発をも顧みず、中国電力をはじめとした電力資本を先兵にして、しゃにむに核開発=核武装政策を推進している。
島根原発でのデータ改ざんや安全無視の原発運転の強行、上関原発での強権的で住民無視の原子炉の建設も、この核武装政策の下に推進されているということだ。さらに政府は独自の核武装のためにプルトニウムの軽水炉での運用(プルサーマル)を開始した。資本主義の危機の中で中国電力は、民主党政権の核武装政-原発推進に活路を見出そうとして、お先棒を担いでいるのだ。断じて許すことはできない。
今こそ、全世界でゼネストに起ち上がる労働者民衆と固く団結して、職場に闘う労働組合を復権させよう。改憲・戦争と民営化、労働組合つぶしを推し進める鳩山政権を打倒しよう!民営化・合理化をぶっ飛ばして原発建設推進の道州制を労働者の団結の力で粉砕しよう!国鉄1047 名解雇撤回闘争の解体=労働運動根絶を許さず、23 年間、不屈に闘う動労千葉の呼びかける国鉄闘争勝利の大運動をひろげよう。この団結の中に核廃絶の道がある!

2010/03/29

広大生協労組 春闘第一波ストライキ!

 本日3月29日、広大生協労組は10春闘の第一波ストに突入しました。

 食堂の運営方式を全面的に合理化することに対して、合理化、リストラー非正規化絶対反対の立場を鮮明にして闘いぬきました。 今回、運営方式を変えるために人事異動となった店長職のコック労働者2名を先頭に、新運営法式絶対反対の指名ストライキに立ちあがりました。
 コックを不要にしてマネージャーとパート労働者で運営するこの方式は、すでに9割がパート労働者の職場を、さらに非正規化しようとするものです。コックから職場を奪い、パート労働者にはさらなる労働強化と低賃金化を強制する攻撃です。
 国立大学法人化によって大学の福利厚生予算が削減される中で、広大生協の理事会は学生教職員の生活を守るのではなく、もうけを出して教育の民営化に「貢献」していこうというのです。全てを労働者と利用者にしわよせして、ますます労働者が生きていけない社会を促進することに、何の正義性もありません。
 これまでも数々の不当労働行為を行ってきた吉山専務(写真一番下。右が吉山)は、またしてもストライキ宣言をはがそうとしましたが、スト参加者の追及に手も出せない有り様でした。 利用者である教職員学生の皆さんの600を超える反対署名や、生協の総代による臨時総代会開催請求など、大学の福利厚生の在り方をめぐる論議も巻き起こっています。おかしいことはやっぱりおかしい。実際に職場を動かしている労働者の団結の力によって、事態を変えることができることを示そうではありませんか。


ス ト ラ イ キ 宣 言

2010年3月29日

広大生協労働組合

東食堂を利用する教職員・学生の皆さん、私たち生協労組はやむにやまれぬ思いで本日ストライキに立ちます。

(一)ストライキは、東食堂にコック制度廃止の中四国方式を導入することへの抗議です。
私たちは、97%の高率でストライキ権を確立し、労働組合として中四方式導入の撤回を求めてきました。こうした労働組合の反対、さらには東食堂利用者のほとんどが反対している中、生協理事会は労働者の沈黙を強制しようと、業務命令を乱発しています。当労組の二人のコックに対して、交渉中であるにもかかわらず、辞令を交付してきました。現在の職場に異動して、わずか2年という異例な短さです。労働者があたかも商品のようにあごで左右されることを許しません。
私たちは本日のストライキを起点に絶対に中四方式を撤回させるまで闘い続けます。是非ともご支援をお願いします。

(二)中四方式とは、国鉄分割民営化による日本の労働組合運動の破壊の結果である、非正規化と不安定雇用を極限まで生協労働者に押し付けようとするものです。
 非正規化と格差によって日本の社会は崩壊寸前です。半数の若者は非正職を強いられて未来を奪われています。日本の社会にはやり場のない怒りが鬱積し、爆発寸前です。生協では既に、正規職員は店長一人、他は全てパート労働者とされた3つの食堂がありますが、これを中四国方式導入によって全て安上がりのパート労働者に切り替えようとする攻撃です。生協理事会はこの方式の採用によって、売上高対比19%の利益を残すとしています。それは、全学の生協食堂に中四国方式が導入されれば、50名ものパート労働者が過剰人員、不要の人員とされかねないことを意味します。私たちは首切り合理化・労働強化と闘って労働者の権利と命を守ります。

(三)コック制度廃止の決め手が、「カット野菜」導入とレトルト・冷凍品の多用です。
 コックのいない加工場では、労働の単純化と効率化を図るために、次亜塩素酸ナトリウムで消毒したカット野菜の使用が常態化します。カット野菜の腐食は早く、褐変しやすいので、その防止のために消毒液に「5分プラス5分間浸漬」するが、5分間水にさらすから残留塩素は0ppmであるとしています。前日の午後作業されるが、真空パックであるから、殺菌状態は持続するとしています。いずれも、実際に食堂で作業する時点での測定は不要とされています。残ったものは翌日のみそ汁の具に使うともされ、とても安全性が保証されているとは言えません。

(四)手作り日替わりが廃止されることは、労働者のプライドに関わる問題です。
東食堂では、西2食堂と同じように中四国方式メニューをベースにするやり方では、上級生の多い工学部生には不向きと判断して、コックとして手作りメニューを3~4種類日替わりで作ってきました。中四国方式の全面導入によって手作りは廃止され、食堂労働者と利用者が作ってきた信頼関係がずたずたにされます。中四国方式は、原価の高いカット野菜や既成の調味料を使う代わりに、それ以上人手を減らして利益をあげるということが本質です。年間4000万円の利益をあげる生協に変貌する。そのために、定昇見送り、一時金カットなど労働者に厳しい仕打ちをする一方で、利用者をも生協の金儲け主義の対象にしようとしています。その金は、将来、大学に対する生協の建物使用料に充てられたり、大学に頼らないでの自己投資に使われるのでしょう。しかし、それは広大全体の福利厚生政策に関わることであり、ひとり生協理事会が勝手に決めれることではありえません。このように労働者と利用者を無視して独断専行することは民主主義の破壊です。生協労組は断固闘います。

2010/02/23

広大生協労組『団結』No.178

中四方式阻止・大幅賃上げ・パート差別撤廃を合言葉に、97%の高率でスト権を確立!
定昇なし、六月・二月の一時金カットの専務方針に職場の総力で反撃する10春闘を!

 東食堂へ中四方式を導入しても、「解雇も、契約時間の短縮もない」と言った、口の根も渇かないうちに、生協経営者は次の攻撃を仕掛けてきました。
 先日の全部門店長会議で、①予算通りの利益が上がるまで、労働者の人件費をカットする、②「あるべきシフトになるまで」退職不補充とし、③どしどし配置転換や多忙化攻撃をするといった趣旨の提案を行なって来ました。一体、労働者の生活を何と思っているだろうか! 労働者を喰わせるのが経営者の責任じゃないのか! 子どもの教育費、家のローンはもとより、毎日食べることに追われている労働者に、「生協の労働者の賃金は東広島では高い方だ」とうそぶく経営者なんかいらない! 
 4000万円の利益を残して何をする積もりなんだ! 自分たちの報酬を上げるのか?
 大学に言われるままに自販機の権利を差し出すのか?おめおめと建物使用料を支払うのか?
冗談じゃない。我々は絶対に泣き寝入りなんかしない。今こそ労働組合で団結した労働者が職場を仕切って、労働者の権利を侵すようなことは一切許さない闘いを構築しよう。

学生・教職員597人が東食堂への中四事業連合方式導入反対の署名

 裏面のように労働組合が事務局になって、工学部の教員四名が呼びかける『中四事業連合方式の撤回』を求める署名を行ないました。対象は工学部学生など東食堂の利用者。東食堂のお昼の利用者が約六百人ですから、99・5%。利用者ほぼ全員が中四方式に反対です。
 理事会は、四月に導入して、その既成事実で批判をかわそうとしていたのですが、その狙いが破綻しました。「西2食堂と同じにするなら二度と東食堂を利用しない」という一声カードに寄せられた怒りが具体的な数字で示されました。吉山専務は、自分でポスターを引きはがしておきながら、「なぜ反対か分からん」と二月八日の団交で居直っています。しかし、この圧倒的な反対の声を無視するなら、理事会が『組合員のために」と生協労働者に犠牲を押しつけてきたこれまでのやり方がペテンだったことが証明されます。正統性のない理事会の命令なんか一片の紙切れにすぎません。堂々と撤回を求めて闘いましょう。
 昨年末の団交で、提供した食事に利用者からクレームがついた時、その責任は誰が取るのかとの質問がありました。吉山専務は『分かりません。山大生協に聞きます」と約束したのに、二月八日の団交では『忘れてました」との答弁です。これは単に仕事が遅いだけの問題ではありません。儲け主義の矛盾を現場の労働者に押しつけようとする労働者蔑視そのものです。さらに団交で追及してゆきます。

春闘、闘いの目標について

1. 東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対
2. 大幅一律賃上げ
 正規・非正規を問わず、一律時間給換算で一〇五円のアップ
 この十年間で、広島県の最低賃金と同じところまで悪化しています。このままでは今年ははそれを下回ることは必至です。
3. パート労働者差別撤廃
 手当て関係;住宅手当と家族手当については生計同一者に同種の手当てがない労働者を支給対象にする。最低限の生活保障
 休暇関係;忌引、結婚など。生理休暇と同様に有給とする

*経営者の賃下げ攻撃は、一歩後退すれば、どこまでも激しく無慈悲になります。四〇〇〇万円の利益出しは『錦の御旗』にされてしまいます。反転攻勢的に大幅賃上げで闘いましょう。
*国鉄分割民営化をテコに、規制緩和が社会を覆い、労働運動は資本家の手先に牛耳られました。その結果、社会に低賃金と不安定雇用が蔓延しています。社会の富を創っているのは、資本家ではありません。労働者こそが総ての富を作り出しているのに、その成果を奪い取られています。こんなデタラメな資本主義社会の仕組みをひっくり返しましょう。春闘は、その第一歩です。圧倒的に高率のストライキ権の確立は自分の力に目覚めた労働者の姿です。搾取と支配を拒否しよう!

この間の闘いの成果 

一、組合員の未払い賃金=一年分を様々な妨害をはねのけて勝ちとりました。但し、未払いの原因については「若手の育成」であると訳の分からないことを言ってます。徹底的な責任追及が必要です。
二、労災後の職場復帰について、当然のことながらそれを認めました。しかし、マット上の横転について、想定外のことであると、責任を認めようとはしていません。木坂労災問題では、酒井部長は『病院に行かせてくれ』とは聞いていないと居直りは続いています。

労働運動高揚の時代 JR研修部門外注化阻止は我々と共通の課題

 トヨタ社長召喚に見られるように、日米の車の販売市場をめぐる激突で、日米対立は戦前並の国家レベルのものになっています。鳩山内閣は、崩壊の淵にある資本家に莫大な救済資金を回す一方で、福祉と医療を切り捨てるばかりか、労働者の首切りを推進しています。「名ばかり労働組合」である連合が、こうした労働者への政府と資本家の攻撃を許しています。しかし、こういう体制内労働運動の命脈はつきました。
 資本家の手先である御用幹部への労働者の怒りは、分割民営化と二十三年間闘ってきた動労千葉のように闘おうという気運を盛り上げています。多数の犠牲者を出した福知山線=尼崎事故のような大惨事が再び起きようとしています。JRで一番大事な車両の点検修理業務を下請けに外注化し、JR労働者の大半を非正規化する攻撃が始まっているからです。職場を守る闘いが、同時に乗客の命を守る闘いになっています。中四方式という最悪の合理化・人減らし・安全無視を押しつける理事会と闘う生協での取組みと同じです。ストライキを武器に闘いましょう。利用者も我々の味方です。団結すれば勝てるのです。


東食堂への中四事業連合方式導入絶対反対!

2010/02/01

1.30ストでの解雇された組合員のアピール

定年再雇用拒否=解雇とは「お前は死ね」ということか!
 私は評価制度に反対し、「自己評価」「目標」を提出するのを数年前から拒否してまいりました。病院側は勝手に制度をつくり、提出をこばんだ者は、(評価を)2段階下げてきました。ちなみにB評価からD評価に落とすということです。
 職場でビラを配れば、ビラをまきはするな!と警告する。職場ビラは職場でまかなければ何の意味もありません。
 2010年、去年にも増して大失業の波が押し寄せています。社会全体が人として生きていけない。60歳定年をのりこえて、さあ、これから第二の人生をがんばっていこうと再雇用を希望してみましたが、みごとに首切りにあいました。
 大恐慌の中に放り出されて、私はどうして生きていったらよいのでしょうか?“お前は死ね!”ということですよ。
 昨年、団交をしたときは物別れになりました。再度、交渉しようとしましたが、管理職は「個人的なことだから」といって(交渉を)拒否しました。病院側は”個人相談“はうけつけません。
 毎朝、病院では「基本理念」や「基本行動」などを皆で読み上げていますが、立派なことは言っても、実際には何も行動されていない。口先ばかり言って、足元はグラグラではありませんか。
 私どもは色々と要求してきましたが、(病院が)一つでも要求に応じたことがありますか?すべて0(ゼロ)回答でしょう!
 みなさん!今回はたまたま私が”生け贄“になりましたが、10人に3人はD評価にしなければならない、とされていますので、必ず誰かが犠牲になりますよ。
 自分だけは、悪いことはしていないので、安心だと思い込んでいる人、大変ですよ!明日は我が身ですよ!
 自分の言いたいことも黙って我慢する。問題が「黒」でも病院が「白」と言ったら「黒」でも「白」になる。
 わずかな給料で病院の言うとおりにする、何も物言わず病院側の言うとおりにする。そんな資本家の奴隷になっては、人間がダメになり、何の希望も持てませんよ!
 私は非和解をつらぬき、解雇処分および生活破壊に対して、23年間も続いている国鉄1047名と共に闘っていきます。
 共に頑張りましょう!許さんぞ、草津病院!
(本日は)ご支援ありがとうございました。