2011/04/28

4・26中電前反原発闘争を闘い抜く!


 広島連帯ユニオンは、4月26日、正午から半日の中電前反原発闘争を闘い抜きました。朝、草津病院支部の職場と地域へのビラ入れ行動をやりぬいて、正午から中電前で、ヒロシマ・フクシマ発の反原発1000万署名にとりくみました。この日は24日に『原発なしで暮らしたい100万人アクションinヒロシマ』を闘った人たちの1日行動もあり、多くの人たちが署名に応じてくれました。特に中国電力や関連会社の働く仲間や中電の入社試験に集まった青年などからも署名が集まりました。中電へは、朝から中電の労働者、電産労働者へ共に闘おうと呼びかけるビラを配布していたので、反応は大変良かったです。また、福島の子供たちへの年間放射線被曝基準値が20ミリシーベルトに引き上げられたことに怒る若い母親や女性たちがドンドン署名をしてくれました。





 午後いっぱい、座り込みと署名活動に専念しました。夕方に『原発なしで暮らしたい100万人アクションinヒロシマ』の600人以上の人たちが行進を行い、中電前にやってきた時は、1000人くらいになっていました。私たちは、この怒りの渦と大合流を果たしました。原発建設に対する怒り、事故を引き起こした電力資本と菅政権への憤りが一つになって、中電へ飛び込まんばかりの勢いでした。スゴい!上関原発の地元の方を先頭に、上関で共に闘っている青年や親子づれなど多くの反原発の思いを持った労働者民衆が結集して、中電前は解放区さながらの状況でした。心底、感動しました。

 座り込みの後、18時から集会を開催しました。中電の労働者への連帯を訴える発言や上関の地元住民と団結して闘おう!という発言が多くありました。また、勝利の展望は国鉄闘争全国運動と一体で、反原発1000万署名に職場でとりくむことにある、という訴えもありました。中電前へ結集した多くの人たちが耳を傾け、拍手をしていました。最後に『すべての原発をただちに止めろ!すべての原発を廃止せよ』のシュプレヒコールを響かせて、電車通りを原爆ドーム前までデモ行進しました。

 本当に怒りが溢れています。政権と資本に対する怒り、原発を推進し、人間の生命と生活の根本を破壊し尽くす新自由主義という社会体制への怒りが渦巻いています。すべての人たちが方針を求めています。全反原発即時停止・廃止の訴えが、こんな社会は労働者の団結の力で変えよう!原発は労働者の力で廃絶できる!という展望と結びついて行く時代がきました。この中に労働組合をよみがえらせる力もあります。逆に本当に原発をなくすには、今の資本と政権をブッ倒すことが絶対に必要だということです。その軸に闘う労働組合が起つということです。原発推進の連合の幹部連中を踏みしだいて、職場・地域に闘う労働組合をよみがえらせよう!
 広島連帯ユニオンは、長年にわたり全造船三菱広機分会の仲間と固く団結して、兵器生産と原爆製造、そのために原発推進を図る独占資本・政府に対して、非和解で闘ってきました。今こそ、怒りに燃えて起ちあがるすべての労働者と漁民・農民、商工業者と連帯して、核廃絶の闘いを前進させていきます。
 これこそが、被災地で生きかつ闘う労働者民衆と団結していく道だと確信しています。共に闘いましょう!

2011/04/26

4.26 草津病院支部職場ビラと連帯してJR新井口駅でビラ配布

 4月26日、不当解雇撤回の闘いを貫く中山崇志支部委員長と固く団結して、草津病院支部の仲間が職場ビラを行いました。
 職場の入口には『解雇撤回!』のノボリを立て、出勤してくる職場の仲間に「5・1反失業・反原発広島メーデー」のビラと支部機関紙の号外ビラ「11春闘要求実現しよう!」を手渡しました。管理職は下を向いて足早に立ち去り、働く仲間とはあいさつを交わす”朝の交流”には、中山支部委員長が先頭で起ちあがっています。団結を固め、職場での組織拡大をかちとり、解雇を撤回させよう!
この支部の闘いと連帯して、最寄りのJR新井口駅前で5・1メーデー・ビラと4・26チェルノブイリ25周年弾劾!の中電前デモのビラを撒きました。
すべての広島の働く仲間は、今夕、職場を終えたら、全力で中国電力本社前に集まろう!

以下は、本日の草津病院支部の『医療の現場』号外の内容です。

5・1反失業・反原発メーデーへ!11春闘要求実現しよう!
被災地の医療を窮地に追い込んだのは新自由主義の医療政策!
 大震災と大津波さらに原発事故によって、被災地と避難した人々の医療や福祉が窮地に立たされています。全国から医師や看護師などが派遣され、草津病院からも現地へ行きました。医療現場で働く労働者は、あの惨状をみて「何とかしてあげたい」「助けてあげたい」と強く思うのは当然です。
 しかし、被災地の医療体制が今なお回復していないことや派遣体制が不十分なことは、大震災と大津波という自然災害だけによるものではありません。これまでの医療現場は、新自由主義の合理化政策によって、徹底的な要員の削減や外注化・非正規化が推し進められてきました。そのような現状の下で、災害に対する回復力や救援に取り組む力が大きく奪われていたからです。

※朝日新聞4月24日付朝刊『被災病院、4割が診療制限 浸水・余震、復旧阻む』  
 →http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY201104230331.html

「国難」「非常時」と叫び、闘う労働運動の破壊を狙う!
 被災現地の病院では過酷な労働条件となっています。今の民間病院の態勢では、現地へ何人も派遣要員を出せるような現状にはありません。多くの派遣を送った国公立の病院などでも、そのために逆に本来の職場が過重労働になっています。しかし政府や医療現場の労働組合は、「国難」「非常時」といい、そのような現状を労働者に強制しています。
 これまで医療職場では、連合傘下の労働組合が資本と大震災後の情勢で、連合は資本と政治休戦し、「11春闘」を止めました。「国難」を掲げて「挙国一致」を叫び、資本を救済するための「労働組合」となり、本当に資本と非和解で闘う労働運動と現場労働者に敵対しています。

解雇・賃下げ・外注化・非正規化攻撃反対!評価制度撤廃!
 東日本大地震以前から始まっていた労働者への解雇・賃下げ・外注化・非正規化攻撃が「震災」を口実に、いっそう強まっています。これに対して、今こそ労働者の団結で闘わなければなりません。まず何よりも自分の職場で団結して安全に働ける労働条件をかちとりましょう!
 草津病院の職場では、本年2月に事務職が外注化され、4月には薬局が外注化されました。激しい外注化の嵐が吹き荒れています。しかし、それによって働きやすい職場になったのでしょうか!過重労働や多忙化は今まで以上です。さらに病院資本は、訪問看護やヘルパー、給食調理部門の外注化や業務委託(アウトソーシング)を狙っています。職員はますます分断され、団結が破壊されて、賃下げ・非正規化へと行きつきます。
 この春、多くの熟練労働者が職場を辞めた中で、4月1日より「評価制度の手直し」が行われました。要員不足で業務が回らず、医療事故や労働災害の危険があっても、資本の利潤を追求するのが新自由主義の政策です。

中山崇志支部委員長の解雇撤回!11春闘要求実現へ! 
 震災と大津波と原発事故によって、今の社会のあり方が根本的に間違っていることが露わになりました。とりわけ福島第一原発の事故は絶対に許せません。被爆者を生み出す、すべての原発をただちに止めて、廃止しよう!私たち広島連帯ユニオン・草津病院支部が呼びかける被災地支援の労働運動は、大失業・解雇・合理化攻撃と闘うすべての職場の労働者の運動です。
 震災を契機にして、この間できなかったようなデタラメな解雇・リストラが被災地をはじめとして全国で横行し始めています。あらゆる職場で、労働者への不当な攻撃を許してはなりません!
私たちは、3月28日に強行された中山崇志草津病院支部委員長への不当解雇撤回を求めます。11春闘要求実現へ!労働者の皆さん!ユニオンに加入して団結して闘いましょう!

労働組合の団結した力で被災地を救援しよう!

2011/04/24

4.26 中国電力前 反原発デモへ!

 来る4月26日、チェルノブイリ原発事故25周年弾劾!フクシマ原発事故徹底弾劾!すべての原発を今すぐ止めろ!原発全廃!の怒りのデモを行います。
 例年闘ってきたチェルノブイリ・デーの闘争ですが、本年はデモをやります!中電本社から原爆ドーム前です。怒りの声をヒロシマの街にとどろかせよう!
 今こそ、ユニオン(労働組合)が、”くり返すな!”を訴える時です。
 全ての闘う仲間はぜひ参加を!

◇福島原発事故弾劾! ヒロシマ・ナガサキをくり返すな!
◇すべての原発を即時停止・廃止せよ!
◇中国電力の島根原発・上関原発建設に絶対反対!
◇日本の核武装絶対阻止!朝鮮侵略戦争を許すな!
◇東日本大震災被災地を支援しよう!震災解雇を許すな!
◇労働組合をよみがえらせ、大失業・戦争の菅政権打倒を!
◇8・6反戦反核反原発広島世界大会を実現しよう!

ヒロシマ・フクシマ発 反原発1000万署名を集めよう!


昨年の4・26闘争

とき  4月26日(火)19:00~ *18:00から本部が居ます。
ところ 中電本社前集合
主催  広島連帯ユニオン

チェルノブイリ原発事故25周年に際して広島連帯ユニオンは訴える!
団結の力で、すべての原発を即時停止し、廃止する時が来た!


「チェルノブイリのようにはならない」というデタラメを25年! 
 3月11日に発生した東日本大震災の死者・行方不明者は3万人に達している。4月12日なって、原子力安全・保安院はようやく、福島第1原発事故の評価レベルを国際評価尺度に基づいて、現在のレベル5からチェルノブイリ原発事故に匹敵する最悪のレベル7に引き上げると発表した。この期に及んでも、政府は、「1986年のチェルノブイリ原発事故の時に放出された放射線物質の量とは相当異なる」と、福島原発の事故が、たいしたことではないかのようなコメントを発表した。チェルノブイリ事故の当時と全く同じ体質だ!本当に怒りに耐えない!
 ハラの底からの怒りを、今や解き放つ時がきた!原発について「関係ない」「仕方がない」と放置すれば、資本と国家に殺される時代がきたのだ。菅政権は、利潤を追及してやまない新自由主義・資本主義体制を生き残らせるため、労働者民衆を犠牲にすることをいとわない政策を開始している。体制護持のためには労働者民衆の生活や命など知ったことではないということだ。私たちは、1986年のチェルノブイリ事故を受けて、1989年の組合結成以来、三菱重工業など原発メーカーや中国電力をはじめ電力資本に対して怒りの声を上げ、日本の核兵器製造・核武装につながる原発建設反対を掲げて闘ってきた。今、私たち自身も問われている。真に原発と核をなくすためには、このままではいけないと。
「絶対に安全だ」と言って原発建設を推進した奴らに怒りがこみあげる。私たちは、今こそ全ての原発をただちに停止させるために闘いぬく決意だ。

東日本大震災-原発事故は資本と国家の犯罪だ!
 たしかに地震や津波は自然災害だろう。しかし、眼前で起きている事態は、断じて「災害」ではなく、資本と国家による犯罪行為に他ならない。資本と国家は、地方のコミュニティーをとことんまで疲弊させ、利潤の追求と核の保有のみを目的とした原発を地震列島の上につくり続けてきた。津波で破壊された職場、放射能によって放棄された工場から、膨大な労働者が休業手当も剥奪された上で、街頭に放り出されている。これを資本と国家による犯罪と言わずして何と言えばいいのか!俺たちの職場、地域を元通りにしろ!ということだ。被災地だけではない。すでに全国で膨大な労働者が職を失い、解雇されている。
 日本には原発がなくても電力需要をまかなうだけの火力・水力発電所がある。政府と電力会社はそれを停止させ、情報操作をして54基もの原発を造り続けた。原発建設は1960年代から進められてきたが、エスカレートしたのは、1983年にレーガン政権と中曽根政権が新日米原子力協定を締結してからだ。原子力政策は、新自由主義攻撃、民営化を軸とした労働者への全面攻撃と完全に期を一にした資本主義の生き残り政策であり、国鉄分割・民営化と同時に始まった攻撃である。その核心には日本の核武装のためのプルトウム保有が据えられている。

問われている労働組合の闘い
 今回の事態は、財界と一体化した労組幹部の犯罪も突きだした。連合は一貫して原発反対の声を封じ込めることに手を染めてきた。震災に対する連合声明は「政府の迅速な対応に感謝する」とまで言っている。全労連も「核の平和利用賛成」だ。電力総連は、原発事故隠ぺいに手を貸し、労働者の被ばくと被ばく死を葬り去る役割を果たしてきた。連合は5・1メーデーすら「自粛」した。これが「労働組合」の姿だ。労働組合は何をなすべきなのかが問われている。政府は怒りの声が渦巻いていることを恐れ、全国民の融合、政治休戦をあおり、闘う労働者を弾圧し、労働運動を絶滅しようとしている。今こそ労働運動を甦らせなければならない。今回の大震災は、後のない経済危機、財政破綻の渦中で起きた。日本経済は崩壊し、国家財政は全面的に破たんする。そして『大失業時代』がやってこようとしている。放射能汚染によって農業も漁業も全て壊滅させられる状況の中で膨大な労働者が解雇されようとしている。労働者・民衆の連帯と団結だけが最後の砦であり、勝利の唯一の希望だ。
 全世界の仲間たちに訴えます。今こそ日本政府に怒りの声を叩きつけてほしい。『すべての原発の即時停止・廃止しよう』1000万署名を全国・全世界で集めよう!起きている現実はすさまじいものだ。しかし、満ち溢れる怒りの声と結びつくことで、それに立ち向かうことができる。労働者が力を獲得するべき時が来たのだ。
 その力は資本と闘う労働組合の中にある。職場で闘う労働組合を再生させて、今こそ、その力で原発と核を廃止しよう。労働者は団結して生き抜くために闘おう。
来る5・1反失業・反原発メーデーに結集しよう!

2011/04/18

5・1反失業・反原発 広島メーデー!!



 5月1日、「反失業・反原発 広島メーデー」として、集会とデモ行進をおこないます。すべての働く仲間の皆さんの参加を訴えます。
 大震災の中、国と資本は労働者民衆にトコトン犠牲を押し付けて自分たちだけは生き延びようとしています。大クビ切り攻撃が全国で始まっています。福島原発事故では労働者・住民に深刻な被ばくが強制されながら、東電をはじめとした資本と菅政権はそれでも原発を推進しようとしています。冗談じゃない!
 いまこそ労働者は団結してたたかうときです。いまほど労働組合が必要なときはありません。
 連合は毎年形ばかりのメーデーをやっていましたが、今年は何と「自粛」! そもそも連合幹部はもともと原発賛成です。こんな連中に労働者の代表ヅラをこれ以上させておくわけにいきません。
 5月1日はメーデー。8時間労働制を要求して労働者が立ち上った記念日です。いまこそ闘うメーデーをよみがえらせよう!
 いまこそ怒りの声を! たたかう労働組合を!

 ★ いまこそ生き抜くためにたたかう労働組合を! たたかうメーデーを!
 ★ 労働者の団結で被災地救援の大運動を!
 ★ 国鉄1047名解雇撤回! 新自由主義・震災解雇とたたかう反失業大闘争を!
 ★ ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・フクシマ!
 ★ 全原発を即時停止・廃止せよ! 8・6広島で反戦反核・反原発の世界大会を!
 ★ 菅政権を倒せ! 労働者が主人公の新しい社会をつくろう!
 ★ 全世界の労働者は団結しよう!

 【と き】5月1日(日) 午前11時スタート 
              正午 デモ出発(本通り→原爆ドーム前)
 
 【ところ】広島市中区新天地 アリスガーデン(パルコ前 西新天地公共広場)
 
 【主 催】反失業・反原発 広島メーデー 2011 実行委員会

 【連絡先】
広島連帯ユニオン 広島市安佐南区八木4-2-5-2F中央
      TEL 082-873-1446
国鉄西日本動力車労働組合 広島市東区光町1-7-15-208
      TEL 082-263-6103

2011/04/12

草津病院支部 支部委員長解雇撤回訴え連日の決起




4月11日、草津病院支部中山崇志委員長の懲戒解雇攻撃に対する怒りのびらまきに決起しました。
ビラの表面を紹介します。

中山崇志支部委員長の解雇に異議あり!

中山崇志さんの訴え

私は、約7 年間にわたり草津病院で看護してきました。それと同時に、約6 年間組合活動をしてきました。しかし、去年の6 月10 日に職場で働いていると急に警察によって逮捕されました。
私は、8 ヵ月間無実を訴えて拘置生活を送りました。しかし、広島地方裁判所の判決は有罪でした。
判決内容は、すべて推認のみの内容で、いつ・どこで・どうやって窃盗したかは断言できませんでした。だから本裁判は、確信できる証拠がないのに有罪にした裁判なのです。ハッキリしていることは、私は盗んでいません。にもかかわらず病院は、私を懲戒解雇したのです。

草津病院の協力によって中山さんの有罪判決が強行された!

認知症患者の現金紛失問題が、なぜいきなり「窃盗事件」となり、そしてまた労働組合の委員長が一審「有罪」判決をもって懲戒解雇とされてしまうのでしょうか。
ここには国家権力と病院が、闘う労働組合を職場から何としても排除したいという悪辣な意図が貫かれています。その手口は、本当に許しがたいものです。
検察官は、「窃盗」を立証するために草津病院の管理職の証人として使いました。裁判官は、それらの証人の証言を都合の良いところだけを引用して、「中山が窃盗犯である」と推認して、有罪判決を強行したのです。
草津病院は、警察や検察の「中山有罪」の筋書きをあえて承知で全面協力したことは明らかです。このような組合つぶしの攻撃を絶対に許しません。中山支部委員長への懲戒解雇を許さず、組合は解雇撤回まで闘います。

2011/04/04

 草津病院支部中山委員長への懲戒解雇攻撃と対決し怒りのビラまき




今週も、不当解雇攻撃の当該である中山支部委員長先頭に、草津病院に朝ビラで登場しました。
 今朝はユニオン幟を出してのビラマキでした。職員をはじめ通勤のために踏切で停まり通過する労働者からも圧倒的に注目されました。「やはり赤い(幟)は、目立つのぅ」と声をかけてくる人や組合員のにあいさつしてくる仲間がたくさんいます。
 ビラは70枚以上撒けました。本日は、4月から開始した「ヒロシマ発の反核・反原発署名」と被災地支援のニュースを合わせて配布し、圧倒的な共感を呼びました。そのあまりの正義性に打ちのめされた草津病院の管理職は、「敷地に入るな」と、か細い声で言ってくるだけでした。
 ユニオンは中山支部委員長の解雇撤回をかちとるぞ!(お)

2011/04/03

広島県労組交流センター定期総会開催


4月3日、広島県労組交流センターの定期総会が開催されました。東日本大震災と福島原発の大事故という情勢のもとで、広島から労働組合を甦らせようと固い団結を打ち固めました。ユニオンの仲間は青年部をつくろうと奮闘している仲間を先頭に、草津病院支部、広大生協労組、広島地域支部が総会の成功を牽引しました。
昨年の4.9政治和解、11.23砲撃事件、エジプト革命という、大恐慌と戦争のすさまじい情勢の深まりに対して、私たちは一歩もひるむことなく原則的な労働運動を貫いて来ました。資本主義に引導を渡す確信に燃えて、労働者階級としての団結がどんなにすばらしいものかつかみとったからこそです。その地平にたって、ヒロシマ発反原発反核署名を労働者の中にドンドン持ち込んで行きましょう。労働組合こそが、大震災と原発事故に立ち向かうことができる!闘う労働組合を今こそ甦らせようではありませんか。



2011/04/01

ヒロシマ発、反核反原発署名がスタート

 ヒロシマ発の反核反原発署名運動がスタートしました。4月1日、中国電力前に結集し全世界に「原発を直ちに止めよう」とアピールしました。
 福島原発の事態は、ヒロシマの労働者にとって到底容認できない事故です。まさに国と電力資本による極限的な破壊であり、核武装をもくろみ、安全を無視して利潤を追求した結果です。大震災と原発事故によって起きた光景は、ヒロシマ・ナガサキそのものではありませんか。絶対に許すことはできません。しかし、始末をつけるのは結局わたしたち現場労働者です。署名運動を圧倒的に広め、原発をとめよう!労働組合を再生しよう!

※署名用紙、ニュースがダウンロードできます。

ヒロシマから全世界に呼びかけます
すべての原発の即時停止・廃止を求める署名

内閣総理大臣 菅直人 様

ヒロシマ・ナガサキをくり返さないために、以下要求します。

一、すべての原発を即時停止し、廃止せよ
一、国と東京電力は、福島第一原発事故の一切の被害を補償せよ
一、情報操作をやめ、労働者と住民の安全を最優先せよ
一、すべての核兵器を廃絶せよ

 福島原発事故は、未曾有の放射能汚染、環境破壊を引きおこしています。「原発は絶対安全」「クリーンで安全」 これがウソだったことが、改めて明らかになりました。多くの労働者、住民が被ばくさせられ、農業・漁業までも破壊されています。福島原発で作業に従事している労働者をはじめ、子どもたち、周辺住民の健康被害、命そのものが脅かされています。土地も空気も海も、放射能汚染がどこまで拡大するかわからない状況にあります。原子炉1基の1年の運転で広島型原爆の1000 個分の「死の灰」がつくられ、放射能はすべての生命の根本を破壊します。さらなる原発事故の発生、被ばくの拡大を絶対に阻止しなければなりません。すべての原発を即時停止し、廃止せよ! 私たちは「ヒロシマ・ナガサキをくり返すな」と訴え続けてきた被爆者、そして福島の被災者とともに全世界の人々に訴えます。

●呼びかけ(2011年4月1日現在)
下田禮子(反戦被爆者の会)
吉原美玲子(被爆者・キリスト者)
李実根(広島県朝鮮人被爆者協議会会長)
北西允(広島大学名誉教授)
中島健(被爆二世)
大江厚子(セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表)
鈴木範雄(広島連帯ユニオン執行委員長)
大石又七(ビキニ被爆者・元第五福竜丸乗組員)
鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「結」・福島)
市川潤子(ふくしま合同労働組合執行委員長)

■署名集約先 
〒730-0016 広島市中区幟町14-3-303
8・6ヒロシマ大行動実行委員会
電話&fax/082-221-7631
e-mail:hiro-100@cronos.ocn.ne.jp