2012/03/24

3・20鈴コン街宣ビラ

3・20鈴コン街宣ビラを掲載します。
 すべての働く仲間のみなさん!
 私たちは、「誰でも入れる労働組合」-地域合同労働組合 広島連帯ユニオンです。
 広島連帯ユニオンは、全国の働く仲間の権利と生活、誇りを守る抜くために「合同・一般労働組合全国協議会(全国協)」を結成して資本と非和解で闘っています。
 全国協の一員である「東京西部ユニオン・鈴木コンクリート工業(鈴コン)分会」の非正規雇用労働者の解雇撤回・職場復帰を実現するために、全国の仲間に支援を呼びかけています。
 鈴木コンクリート工業は、東京・板橋区舟渡にある生コン会社です。鈴コンの労働者は、長い人で20年以上も「3ヵ月毎の契約更新」を強いられている非正規職の労働者です。多い人では80回以上も「連続的に契約更新」されています。鈴コンは、有限会社東方商事という子会社をつくり、そこへ正社員を出向・転籍させて、ドンドン非正規職化を推し進め、低賃金の過重労働を強制してきました。
 このドレイのような扱いに怒り、3年前に組合を結成して、多くの権利をかちとりました。1名の組合員の解雇に対して労働委員会で2年間闘い、ストライキに起ちあがったのが鈴コン分会の仲間です。鈴コン資本は、このストライキに対する不当な処分攻撃に対して反撃として行った会社前での宣伝活動で「会社の名誉を傷つけた」といいなして昨年末に解雇攻撃をしかけてきました。鈴コン分会は「こんなことを許したら労働者は声をあげられなくなる」と、仲間の不慮の死にも負けず、職場・地域を拠点に、裁判や労働委員会など、あらゆる手段で反撃しています。
 今回、東京地裁から「期間の定めのない労働者」と同じように認定でき、「解雇には合理的理由はない」から地位を保全する(従来どおりに賃金を支払う)ようにとの仮処分決定をかちとりました。
 鈴コン分会は、資本や司法、行政に『お願い』するのではなく、職場(生コン工場とミキサー車)を武器にストライキで闘い、不当な処分と組合つぶしに対して、社前闘争や街頭宣伝活動、地域の職場の仲間への支援要請の行動などあらゆる組合活動を行い徹底的に職場・地域で闘い抜いて団結を固めて、それを拡大して、今回の仮処分決定を実力でもぎ取りました。非正規職でも職場で仲間と団結して、労働組合を結成して闘えば勝てることを、鈴コン分会は身を持って示しています。
 大恐慌と3・11震災・原発事故は、資本主義・新自由主義が行き着いた姿です。国と東電の犯罪を追求し責任をとらせ、3・11フクシマ郡山集会の1万6000人の結集を引き継いで福島の仲間と固く団結して原発をただちにすべて廃炉にしよう。当り前の労働組合活動を貫き、非正規職撤廃の全国的な運動を起こして地域・産業別を超えた共闘の輪をつくり、労働組合を再生させよう!その闘いの拠点が鈴コン分会であり、全国のユニオンです。
 来る3月24日には、2・29仮処分決定をうけて、支援陣形を拡げて、資本に詰め寄る闘いを強くしていくために支援・共闘会議(準)を結成する予定です。個人・団体の署名やカンパ、集会への参加を訴えます。
 12春闘を職場で闘い、解雇撤回!非正規職撤廃をかちとろう!

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