2012/06/25

郵政支部通信 No.2を発行


郵政支部通信 No.2(2012.06.24発行)


「平常部数」って何?
郵政支部組合員 A

ここ最近、配達しきれず→郵便物隠匿事件が多発している。
社内周知のビラに、起こした当人の反省文みたいなものが掲載されていたのだが、完配出来ないと「何で超勤になるのか?」とつめられる的な事が書いてあり、行き着くところ超勤をすることに対する叱責と超勤をした事で、出来ない奴→人事評価での評価下げでの時給の低下(社員なら昇給率の低下)、それがある限り、相談などするはずも無い。
その時に出てくる謎の基準のコトバ・・・平常部数。これが全くのデタラメなんだが、「平常部数だけど今日終わるん?」とゆうメイトに聞いてみると、「いやぁ、配達だけでギリギリっすかね」との言葉、、、見渡すととても半分以上の配達者が時間内に帰って来て転送郵便の処理までいってる様子も無い。当局が提示する数字が平常部数、この状態でも配達補助を多くいれなんとか終わらせてる印象の日も多い。ようするに、当局が出す平常部数=平常部数で無い事は一目瞭然なのである。この様な高いハードルのデタラメをやる限り、配達しきれず恫喝・叱責と評価に下げによる賃下げを恐れて隠匿する者が今後も出てきてもおかしくない状況は変わりない。
当局は社内周知のビラに、本人が悪いことをやってますと書かせてるだけだが、あいも変わらず何が原因で何をすれば解決するかを精神論だけで書いてる。「何かあったら相談してください!」当局がよく使うコトバ→持ち帰り相談→叱責恫喝→低評価賃下げ・・・誰が相談するんだろうか?。もはやたちの悪い冗談のレベルだ。
解決策は、まず平常部数というインチキ基準を無くす事ではないだろうか、、無くしたからといって、積極的にさぼりそうな人など自分は見たことはない。最後に隠匿していた人の中の一人が、夜中に配っていたそうな・・・。真面目すぎてこうなったと思うと可哀想で仕方がない。

郵政支部ビラを各局に配布、大きな注目を得る

先日、安芸西条支店において免許証の「忘れ失効」があり、新聞には「処分も検討」と報道された。
これは全て管理者の責任にかかる問題で、他人事ではない。I組合員の怒りを基に直ちにビラを作成して配布した。当該の所属する西条支店では、支店長を先頭に6名もの管理職が出てくる状況であった。多くの職員が他人事とは思っていないようで、今までにも増しての反応であった。
ある局では、何週間も前にまいたビラが休憩室にあり、その様子から皆がそれぞれに回覧しているようだとのことである。これを励みに定期的なビラ配布を継続していきたい。

東京と大阪で郵政非正規ユニオンの立ち上げ

大阪では、この間の新大阪支店における非正規労働者のユニオンへの結集と「雇い止め」の阻止という成果などを踏まえて6月17日に関西合同労組郵政非正規部会大阪支部の結成がおこなわれた。また、東京においては7月1日に郵政非正規ユニオン結成1周年にあわせて東京地域の郵政非正規ユニオンとしての出発を行う予定である。広島連帯ユニオン郵政支部として連帯のメッセージを送った。8月5日、広島に結集して今後の方針を討議しようとのことで、われわれとしても大いに努力して臨もう。

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国鉄闘争の火をもっと大きく燃やし 10.1 外注化阻止決戦へ
6.10集会、1800人の結集で大成功

私たちは去る6月10日、東京文京シビックホールで「国鉄闘争の火をもっと大きく!」を掲げた全国集会を1800人の結集で実現しました。新自由主義の貫徹のために、日本の労働運動を最後的に絶滅しようと3年前に国鉄1047名闘争の「4.9政治和解」の攻撃がかけられました。これに対して労働運動の再生をかけた乾坤一擲の決起として開始されたのが国鉄全国運動です。6.10はこの2年間の国鉄全国運動の豊な実践を通して大きく花開くことを示す集会として感動的に闘い抜かれました。
さらに6月10日の闘いは、野田政権・財界・JR資本が9割非正規化の道を開く突破口としてかけて来た10.1、JRの構内業務全面外注化を絶対に阻止する総決起の集会として実現されました。10月1日に強行されようとしている構内業務の全面外注化との闘いは、戦後労働運動が反合理化闘争を闘えなかったという限界を乗り越え、労働組合を甦らせていく最大の闘いです。動労千葉は11年間外注化を阻止し続けて来ました。その力を組織拡大決戦として闘い抜く決意と体制を構築しています。動労千葉を先頭に全産別、全職場で外注化阻止・非正規職撤廃の闘いを大爆発させよう。
新自由主義の命運をかけたJRの構内業務全面外注化の攻撃を阻止し勝利することで、日本労働者階級の未来を指し示そうではありませんか。そしてそれは全く可能なことが1800人の結集の中に示されたのです。

JP労組大会が開催される

JP労組大会が6月13日から15日にかけて東京後楽園ホテルを会場にして開催されました。労組交流センター全逓部会と郵政非正規ユニオンの仲間はJP労組大会に結集してくる代議員や傍聴者に対してビラ撒きを行ないました。ビラを受け取った多くの代議員・傍聴者から「君達の言うとおりだ」との意見が飛び出しました。
今回のJP労組大会は郵政版新自由主義攻撃とも言える「新賃金制度と人事評価制度」の導入を認めるのか否かがかかった大会でした。議案をめぐる討論では、発言者のほとんどが「新賃金制度反対」の意見で、採決の結果は約2割が反対票となりました。結局来年の全国大会まで交渉を継続するということとなりました。勝負は、1年間決戦となったのです。
8月広島での非正規ユニオン結成ともあわせ、怒りを爆発させ更に取り組みを前進させよう。

裁判・労働委員会情報

不当処分撤回裁判が6月19日結審しました。免許証忘れ失効に対して停職6ヶ月とう不当処分を下しましたが、高等裁判所で完全勝利しました。しかし郵政当局は全く同じ理由で二度目の処分、停職6日を強行したことに対する裁判です。絶対に勝利あるのみです。判決公判は9月4日13時15分からです
宇品支店、団交拒否不当労の次回調査が7月19日行なわれます。宇品支店は労働委員会の和解調停を拒否しました。徹底的に郵政当局を追求して行きます。

みんなで参加しよう!

福島原発事故と「低線量」放射線内部被曝
講師:松井英介(岐阜環境医学研究所長)
7月13日(金)18:30~ 市民交流プラザ

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