- 新人事・給与制度に反対しよう!
- 基本給30% カット絶対反対!
- 赤字の責任は労働者にはない!
郵便局で働く仲間の皆さん、毎日の激務、ご苦労さまです。
郵政当局は、この6 月にも非正規労働者の大量解雇を強行し、また、JP労組大会において本部は、新人事・賃金制度の導入による3 割の賃下げを承認しようとしています。会社と、JP労組一体となったこのような攻撃に屈してしまえば、まじめに働いても食っていくことすら出来なくなります。6 月JP労組大会で本部提案を否決し、腐ったJP労組本部を打倒しましょう。
ゆうメイトの皆さん、郵政非正規ユニオンに結集し分断を乗り越えて闘いましょう。連帯ユニオン郵政支部のこの間の闘いを紹介します。
免許証の「忘れ失効」の責任は全て当局にある
先日、安芸西条支店において「忘れ失効による無免許運転」があったと各職場で周知されました。4 年前に西支店のA さんが年末年始の繁忙の中でついうっかり免許の更新を忘れるということが起きています。その後も何件か同様のことが起きています。そして今回の安芸西条です。何故、このように「忘れ失効」が起きるのでしょうか。それは4 年前の西支店のA さんの場合と同様、仕事の多忙化の中で起きているのです。それを郵便事業会社はあたかも本人の責任であるかのように処分まで発令して来ています。本当に本人の責任でしょうか? そもそも当局は免許証のコピーを持っているだけで「忘れるな」と注意ひとつする訳でもありません。多忙化と当局の無責任体制の中で多発しているのです。
西支店のA さんの4 年前のケースでは、停職6ヶ月という考えられないような重処分を発令しました。この不当処分に対してA さんは断固裁判で闘い、広島高裁で「処分無効」の完全勝利判決を獲得し郵政当局の不当性を明らかにしました。
ところが郵政当局は同じ事で2 回処分をしてはいけないという「一時不再理」の大原則をも無視し「停職6日」の処分を出してきたのです。現在これに対してAさんは、怒りの撤回を求める裁判を闘っています。このように不当なことに屈しないAさんへ郵政当局は、嫌がらせ「パワハラ」を行なってきています。そしてAさんはユニオンに加盟し郵政当局の不当な行為を許さない闘いを開始しています。
宇品支店の団交拒否= 不当労働行為を労働委員会で闘う
宇品支店のBさんは、体の不調から早朝出勤が困難なため診断書を取って夜勤を要求していました。
しかし当局は全く不当にも診断書を無視して日勤服務を指定しつづけて来ました。この宇品支店の不当な行為と闘うため広島連帯ユニオンに加盟しました。
連帯ユニオンは診断書を無視した宇品支店の不当な行為を止めさせるために団体交渉を申入れ闘いを開始しています。ところが当局はユニオンの団体交渉要求に対して、Bさんが広島連帯ユニオンに加盟している事実は認めながら「本人の口から組合に加盟したということが確認できない」と理由にもならぬ屁理屈をつけて団交を拒否し続けています。
ユニオンは、広島県労働委員会に「団交応諾あっせん」を行ないましたが、当局が「本人の口から」という態度を取り続けたため、現在は「不当労働行為」を提訴して闘っています。
何故、郵政当局は労働基本権さえ無視するのでしょうか? それは今の郵政の職場が雄弁に物語っています。JPEXの失敗で作り出した大赤字のつけを大量のゆうメイトの解雇、労働強化と大幅賃下げと労働者に犠牲を全て押し付けようとしているからに他なりません。もう郵政当局は法を守る余裕さえなくしているのです。
こうしたことを許している最大の原因はJP労組の屈服があります。私たち連帯ユニオンは全国の闘う仲間と団結してJP労組を本来の労働組合へ甦らせ、職場に団結を取り戻すために闘い抜きます。
広島連帯ユニオン郵政支部に入って闘おう
前記の2件とも本来なら職場の組合JP労組が取り上げて取り組むべき課題です。ところが、Aさんの場合は、裁判で不当という判決が出るほどの案件だったにもかかわらず、JP労組は「処分は妥当です」と言ったのです。JP労組が完全に当局と一体化している姿をここに見ることが出来ます。
また、昨年来のゆうメイトの「雇い止め」に対する取り組みでも、ユニオンが関わった件では撤回を勝ち取ってきました。
色々な不当な扱いや「雇い止め」などの攻撃が激化しています。一人で悩まずユニオンに連絡してください。秘密は厳守します。今こそ分断を打ち破る労働組合の団結が必要です。共に不当なことを許さず闘おう。
2012年6月4日
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