『無実の中山さんと共に闘う会』NEWS NO.15を発行しました
3.11福島現地闘争へ総決起しよう! 3.19中山草津病院支部委員長、奪還へ!
<目次>■3・19中山奪還、草津病院で「反合理化・運転保安闘争」を推し進めよう!■2・23春闘総決起集会へのアピール■中山さんからの手紙(2月)■組合員からの手紙■介護労働者からの投稿
草津病院では昨年9月の「放火事故」に続いて、今年2月には患者同士の「殺人未遂事故」というまたしても重大な事故が発生した。
いずれも営利優先の患者の詰め込みと要員不足が原因の安全崩壊だ。草津病院資本は、新自由主義医療政策として精神科救急病院を選択した。救急患者を急性期閉鎖病棟へどんどん受け入れる一方で、病床を回転させるために、未だ閉鎖病棟でしか対応できない病状の不安定な患者を、玉突き状態で開放病棟へ移した。救急病院化したにもかかわらず、業務に必要な要員を確保せず、評価制度の下で現場労働者に過重な労働を押し付けてきた。こんな状態が続けば必ず重大事故が起こると広島連帯ユニオン草津病院支部は一貫して指摘してきたが、病院当局は何ら有効な対応を取ってこなかった。しかも実際に相次いで起こってしまった重大事故にも、まったく責任を取らず居直っている。
必要なのは「労使一体の原因究明・再発防止」などではなく徹底した資本の責任追及、反合理化・安全闘争の実践だ。
広島連帯ユニオン草津病院支部の仲間は、支部の団結の力で「事故の一切の責任は病院にある。経営は職場・病棟の安全に責任を取れ」と職場に訴えて、草津病院のすべての労働者(400人余)を獲得の対象に据えた組織拡大の闘いに取り組んでいる。
そして、3月19日、組合つぶしのデッチ上げ弾圧で獄中に捕らわれていた中山崇志草津病院支部委員長が、完黙・非転向を貫き、ついに勝利者として出獄する。
中山支部委員長への弾圧に対して草津病院支部は青年労働者を先頭とした組織拡大をかちとり、権力・資本に致命的な打撃を強制した。そして現下の新自由主義資本との攻防の真っただ中で中山支部委員長を戦列に取り戻すことの意味は極めて大きい。
さらなる組織拡大に向かって、全力でうって出よう。
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