東京都知事選を闘った鈴木達夫さんは連帯のあいさつで、「安倍政権は派遣法を改悪して非正規労働者をますます地獄に突き落とそうとしている。資本家に対し職場で徹底的に闘おう。安倍の改憲に反対して、私たちが立ちふさがっている。中曽根は新しい憲法を床の間にと言ったが未だにできていない。労働者の力で安倍を倒すことはできる」都知事選の時のように明快なアピール。
基調報告はわが全国協の吉本代表です。戦争の危機が切迫している世界情勢は日本での戦争か革命かを問うていることを鮮明にし、安倍政権の派遣法改悪、限定正社員、8時間労働制解体、解雇自由の攻撃と、正規と非正規は団結して闘おうと熱烈に訴えました。最高裁10万筆署名署名を武器に、自分自身がリーダーとなって闘いに責任を取り、職場に闘う労働組合を復権しよう。組織拡大・權力奪取へと、労働者が生き闘う指針をハッキリと指し示しました。
特別アピールで動労千葉の田中委員長は、「春闘を労働者の手に取り戻そう。不当な解雇と歯を食いしばって闘っている仲間いる。これは仕方ない現実ではない、僕らの手で打倒しよう。危機に陥っているのはこんな社会を作った奴らだ。問題は絶対我々手でという真剣さだ。10万人署名こそ安倍を倒す力だ」と闘いの指針を示しました。
カンパアピールに続いて春闘を闘う決意表明です。ライフサイクル攻撃を打ち破った動労千葉青年部、2.23怒りのいわき行動を闘った動労水戸、2.16を北海道でも闘った国労闘争団成田さん、自治体、郵政、教労に続いて、小竹運輸労組の植田さんが、仮処分裁判に勝利し団結して闘うことで勝てることがはっきりした、3.9茨城春闘集会で支援共闘結成し連帯を拡げていくとアピール。さらに医療、金属、新たな分会を作ると千葉合同労組、全学連がつづきました。
まとめは全国協の小泉事務局長が、サンナビ闘争など地を這うような全国の闘いを紹介しながら、全国協の仲間が結集していることを報告。5.1メーデーから6.8国鉄全国運動大集会へ、10万筆署名をやり抜いて春闘を闘うことを訴えました。
集会後は渋谷の繁華街をデモ行進し、沿道からの拍手喝采で安倍打倒を共有しました。春闘後半戦へ、権力奪取の本格的第2ステージ突入を宣言する行動となりました。
2014年3月16日
返信削除春闘大行動基調提起
合同・一般労働組合全国協議会 代表 吉本伸幸
1. 今の時代
世界は今日ウクライナを巡る事態の核心に、ロシアとアメリカ、日本、EUの入り組んだ激しい争闘戦、戦争の危機が切迫。これは、東アジア情勢に直結した日本情勢で戦争か革命かの問題。
自民党安倍政権は戦争で労働者を殺し合わせる、戦争体制国家に入った。ドイツでのヒットラー登場した時代に入った。資本主義での新自由主義崩壊だけでなく、社会そのものが崩壊している未来を考えていない━絶望だけ。日銀総裁、日本郵政社長、最高裁長官、内閣法制局長官、NHK会長と経営委員会・・・首を据え変える。
自民党安倍政権は、労働者派遣法の抜本抜本的改悪。限定正社員制度の導入、8時間労働制の解体や解雇自由など全面的雇用破壊・賃全破壊。
年度末大量雇止め、労組破壊目的の解雇攻撃と公務員大攻撃、我々非正規労働者の問題で正規と非正規は団結して闘う。
2. 党と労働組合の一体的建設と権力奪取の組織拡大。
大恐慌は戦争を引き起こす。資本、権力は正に断末魔にある。我々の闘いは時代に間に合った。
国鉄闘争の闘いで2013年国家的不当労働行為、9・25判決を勝ち取る。2014年鈴木たつおさんと一体の都知事選を団結の拡大と闘う労働組合の復権をかけた現代革命への挑戦で権力取りを開始。
今こそ職場で組織、社会をひっくり返す。社会の主人公は労働者、安倍を打倒。国鉄闘争を基軸、外注化阻止、解雇撤回、過労死を許さない、非正規職撤廃で闘う労働運動を作っていく。職場でトコトン仲間を信じて闘う。
武器は、最高栽10万署名を職場に持ち込み、職場を組織していく。鈴コン分会から首広連 そしてストライキ会議の拡大・発展の力と闘いをあらゆる職場に作り闘う労働組合を復権する。
3. 最後に
闘う労働組合の復権の中から 我々自身がリーダーとなり闘いで責任を取り労働者党になる。団結の拡大と闘う労働組合の復権は、不可能を可能にする
鈴コン分会の解雇撤回闘争も最終局面に入りました。鈴木資本の断末魔の叫び。我々の闘いの正義性で断固職場から、地域から、闘う労働組合の連合体を作り上げよう。職場で仲間と団結、地域で労働相談の街宣、全てに10万筆署名の活用
徹底的に闘う労働組合を甦らせる組織拡大戦に全力投入する。本日から組織拡大、権力奪取の本格的第2ステージ突入の開始を宣言する。
3・23三里塚集会、5・1メーデー、6・8国鉄闘争全国運動へ攻め上ろう