2015/04/26

4.26チェルノブイリ原発事故29周年中電前行動



4月26日、チェルノブイリ原発事故29周年中電前行動を行いました。福島原発事故の収束もできず、未だに多くの方が避難生活を強制されています。動労水戸の被曝労働拒否の闘いこそ、全労働者が共に闘い再稼働を阻止する闘いです。福島と固く団結し、被爆70周年の8・6へ向けて、全力で闘いましょう!

2015/04/25

『きょうちくとう』No.103を発行|高陽第一診療所労組


『きょうちくとう』No.103
(2015/4/25)
高陽第一診療所労働組合

韓国27万人ゼネスト連帯!

外注化・非正規化の新施設反対!

被曝労働拒否の労働運動、国際連帯の力結集し被曝70年の8・6ヒロシマ大行動で安倍政権の戦争への道を止めよう!

 ひまわり会のみなさん、昨日、韓国の民主労総(組合員80万)27万人の労働者がゼネストに決起しています。現代、起亜はじめ自動車産業など金属労組、建設産業連盟、学校非正規職、清掃労働者など非正規職労働者、スト権を保障されていない公務員・教師の労組、そして大学病院労組、保健医療労組もゼネストに入っています。とうとう、この時代がきました。安倍やオバマやプーチンたち1%の官僚や金持ちたちが、労働者人民を踏みにじって好き勝手なことをやっている時代が終わりを告げようとしています。労働者の力で彼らの政治に終止符が打たれようとしています。

二度と核戦争を許すな!

 ロシアのプーチン大統領が核使用準備発言をおこないました。たった1%の資本家たちが、世界の資源・領土・市場を巡り生き残りをかけ、核戦争をも辞さない戦争情勢が進行しています。沖縄の辺野古新基地建設をめぐる安倍首相と沖縄県知事の会談で、安倍首相は一方的に「この道しか無い」と沖縄県民の怒りを抑え付けようとしています。戦争へ向かう道そのものです。安倍政権は6月からの国会で安保関連法案の制定をやってまた「血を流して戦争をする国」にする事を最大の目的としています。しかし、追い詰められているのは安倍政権です。

被曝労働拒否・戦争動員拒否の職場からの労働運動を!

 憲法改悪や、労働法制の改悪で労働者の生存権・団結の力を奪おうとしています。しかし「産業報国会」の歴史を二度と繰り返さない!労働組合が戦争絶対反対で職場から闘えば戦争は止められます。解雇撤回、社会の民営化外注化、合理化反対、安全を守る原則を貫いて闘う労働組合こそ戦争とめる力があるということを動労千葉を先頭とする国鉄闘争が国際連帯も勝ち取って切り開いています。被曝労働拒否のストライキでたたかう動労水戸は、福島の仮設住宅の住民と原発・除染労働者の怒りを組織して、反戦・反核反原発の拠点として立っています。

外注化・非正規化の新施設反対!「命より金」の医療・介護政策はねかえそう!

 安倍政権は「2025年問題」を声高に叫び、医療福祉と社会保障を解体し、逆に金儲けの手段にしています。そのあらわれが民間への介護の押し付けである「サービス付き高齢者住宅」です。外注化・非正規化を利用しないと経営が成り立たない施設です。労組は新施設の矛盾を明らかにし、絶対反対で闘っていきます。「ついのすみか」の要求ではなく、医療も介護も住まいも奪い、青年の未来を奪い、戦争へ動員していく新自由主義とたたかう団結を呼びかけます。
 高陽第一診療所が反戦・反核の拠点として建設された40年以上の歴史の原点に立ち返り、フクシマの怒り共に反原発・再稼動絶対反対を、オキナワの怒りと共に新基地建設絶対反対、「核と人類は相容れない」「これ以上被爆者を作らせない」という思いを全世界に向けて発信しましょう!核戦争を止める闘いを被爆70年の8・6ヒロシマ大行動で爆発させましょう!

4.25JR尼崎事故10周年弾劾!全国総決起集会に参加


 JR尼崎事故から10年目となる4月25日、動労千葉と国鉄全国運動関西の呼びかけで尼崎事故10周年弾劾全国総決起集会が行われました。国鉄分割民営化がもたらした外注化・非正規職化と安全崩壊は、尼崎の大惨事を経てもなおますます深刻になっています。4月12日には山手線で電化柱が倒れあわや大惨事という事態まで起きています。安全を神頼みするJR体制こそ問題です。集会では、動労西日本の山田書記長が基調報告を行い、動労総連合に青年労働者を組織しようと訴えました。闘う労働組合の拠点を打ち建てる決意がみなぎる基調報告でした。
 集会後、事故現場までデモ行進を行い、JR西日本の責任を徹底追及しました。

2015/04/24

4.24民主労総ゼネストに連帯して街頭宣伝


 


 4月24日、韓国・民主労総のゼネラル・ストライキに連帯して、本通り交差点で街頭宣伝を行ないました。5.1広島メーデーのビラを配布し、参加を訴えました。5月1日には、韓国はもちろん、全世界でメーデー行動が行なわれます。核戦争も辞さずどこまでも「命より金」の1%の支配者を、労働者の国際連帯で打倒しよう! 闘う労働組合の拠点を建設し、労働組合を労働者の手に取り戻そう!

<4.24ゼネストの動画>

4.24 민주노총 총파업대회...서울광장 가득 메운 노동자들4.24民主労総ゼネスト大会...ソウル広場いっぱいに埋めた労働者

전국민주노동조합총연맹(민주노총) 소속 조합원 등 1만5천여명 노동자들(경찰추산 8천명)이 24일 오후 서울시청광장에서 ‘4.24 총파업 대회’를 열고 박근혜 정부에 노동자-서민 착취정책 폐기를 촉구했다.
[仮訳]全国民主労働組合総連盟(民主労総)所属の組合員など1万5千人の労働者(警察推算8千人)が24日午後、ソウル市庁広場で「4.24ゼネスト大会」を開き、朴槿恵政府の労働者 - 庶民搾取政策廃棄を促すした。

4.24 총파업, 행진하는 민노총 대구본부4.24ゼネスト、行進する、民主労総大邱本部

민주노총이 노동시장 구조개혁을 반대하는 전국 동시다발 총파업을 전개하는 가운데 대구에서도 24일 오후 2시 대구 중구 반월당에서 4.24 총파업 승리를 위한 대구지역 결의대회를 가졌다.
[仮訳]民主労総が労働市場の構造改革に反対する全国同時多発ゼネストを展開する中で、大邱でも24日午後2時、大邱市中区半月堂から4.24ゼネスト勝利のための大邱地域決意大会を開催しました。

2015/04/22

韓国 民主労総4・24ゼネストと連帯し、5・1メーデーへ

解雇要件の緩和、年功制解体と成果給、派遣労働拡大、
裁量労働制拡大、年金改悪…闘いのテーマは日本と同じ

韓国・民主労総は、4〜6月ゼネストでパククネ政権打倒の闘いに立ち上がっています。このゼネストは、戦争と労働者圧殺の攻撃に怒りをもって立ち上がる世界中の労働者の心をとらえています。私たち日本の労働者も、解雇自由・派遣法改悪・残業代ゼロ法・年金改悪など、全く同じ攻撃と闘っています。沖縄では、辺野古新基地建設に対する怒りが全島ゼネストとして爆発しようとしています。労働者の闘いは、またたく間に国境を越えて全世界に広がり、労働者をひとつにしていきます。ユニオンの拠点建設をもって民主労総のゼネストと連帯し、4.28沖縄デー闘争〜5.1メーデーを闘いましょう!


韓国 民主労総24ゼネスト

解雇と非正規拡大の労働市場構造改悪・年金改悪阻止、パククネ政権打倒へ官民80 万組合員が歴史的総決起へ

 民主労総は4月18 日、セウォル号の集会会場であるソウル広場で、セウォル号集会に先立ち「4・24 ゼネスト宣言大会」を開き、ゼネスト突入へ向け最後の隊列を整えた。公務員労組、公共運輸労組、金属労組、建設産業連盟、全教組など加盟各組織の代表が次々と登壇し、熱烈な決意表明を行った。配布されたビラには、「終わらせよう!パククネ、行こう!4・24 ゼネスト」の見出しが躍り、「労働者の運命をかける闘争」への総決起を訴えた。
 公務員労組の委員長は「公務員はスト権がなく、労組の設立申告もできず、労働三権を奪われているが、勝つまで闘って必ず勝利する」と決意を語った。公共運輸労組は、「鉄道・ガス・電力・空港の労働者は今回はストライキではなく総力闘争で参加するが、来たる6月、パククネに大打撃を食らわせるゼネストに出る」と宣言した。建設産業連盟は、「建設現場で毎年1000 人の労働者が死んでいる。この現実を変える」と訴えた。金属労組は、「金属労組15万組合員は全国全職場において4時間以上のゼネストに突入し、地域大会に参加する」と報告した。全教組は「政府は私たちの年休闘争を違法とし懲戒処分するというが屈しない。拘束されるべきはパククネだ」と叫んだ。最後に登壇したハンサンギュン委員長は、「ゼネストへの準備は終わった」と言い切り、これは「敗北と屈従の歴史を終わらせる闘いだ」「われわれの力をパククネに見せつけてやろう!」と宣言した。
 4・24 ゼネストは、財閥のみを守る腐敗したパククネ政権への全国民的怒りを結集している。さらに闘いはメーデー、6 月大ゼネストへと向かっていく。日本も沖縄をはじめゼネスト情勢だ。韓国ゼネストに続き5・1メーデーへ!

5・1広島メーデー実行委員会( 連絡先 広島市東区光町1-7-15-208 広島県労組交流センター)


パククネ政権にとどめを刺し勝利しよう!
4・24 ゼネスト宣言大会(4/18 ソウル)でのハンサンギュン民主労総委員長の発言
 2015年4月24日の労働者市民を生かすための民主労総ゼネストが、一週間後になった。この100日間、しゃかりきになって現場をめぐった。われわれがなぜゼネストに立たなければならないのか、共感し、決意する時だった。現場は、闘おうと言った。今われわれが闘わなかったら、われわれの未来は野蛮の今日から一歩も抜け出ることができないだけでなく、もっと残酷なことになるだろうからだ。

 振り返って見ると、誰もが3ヶ月でゼネストが可能だとは確信できなかった。しかし民主労総は、組合員たちは、切迫した気持ちでゼネストを作り上げてきた。

 闘わなければならないという歴史の呼びかけにきっぱりと立ち上がった、誇るべき80万民主労総組合員の同志たち! 本当に心強く、ありがたく、誇らしい。

 民主労総ゼネストはもうただのスローガンではない。敗北と屈従の歴史を終わりにするゼネストだ。財閥の腹を肥やすために公務員の年金を攻撃し、労働者の仕事場と賃金を削って、そして民主労組まで奪おうとする政権に対して、必死即生の覚悟で労働者市民を救うための闘争だ。だから必ず勝利しなければならない。

 パククネ大統領は4月16日、セウォル号1周忌を迎える日に海外に出た。国家が国民を、われわれの息子、娘たちをただの一人も救わなかった政権。何の責任も負わないで、惨事の1周忌の日に懺悔と謝罪は固辞し、盗人たけだけしいにもほどがあるが、公務員年金に必ず手を突っ込まなくてはならない、不正腐敗を根から絶つと、とんでもない脅しをかけている。国民ははらわたが煮えくり返っている。本当に手入れをしなればならない対象は、国民の幸福を投げ捨てて財閥幸福時代を開くために、総理、秘書室長、釜山・仁川市長、慶尚南道知事、実力者国会議員イワングのように、秘密裏の選挙資金として最小限3000万ウォンを臆面もなく要求する、不義の腐敗した政権の素顔を見せたパククネ政権だ。

 国民はもう、労働者・庶民の名を手帳から消したパククネ政権に期待はしない。企業の裏金という汚い金で大統領選挙をやったパククネ政権は、完全に正当性を失っている。したがって民主労総は、断固として宣言する。パククネ政権はすでに終わった!!!! 同志たちよ、そうだろう?

 愛する民主労総の組合員、そして国民の皆さん! 民主労総は崖っぷちに追いやられた労働者と国民の生活を守るための闘争に突入する。腐敗した政権は国民を生かすことができない。国民の生存と安寧を守れない権力は、権力の座につく資格がない。国民を恐れることを知らない権力の末路は、凄惨なものになるだろう。この不義の権力は長くはないということを、ここに集まったわれわれが見せつけてやろう。目覚めた市民たちの力を見せつけてやろう。

 真実が嘘に勝つゼネスト、反労働、反民主、反民生政権を終わりにするゼネスト、多くの夢をもっていた子どもたちを一人も救わなかった虐殺政権を終わらせるために、大反撃の砲門を開く4・24ゼネスト、今や準備は終わったと考えるが、同志たちは同意するか? 勝利することはできるか? 本当に準備はできたか?

 民主労総は4月24日の先制的ストライキを始まりとして、公務員年金改悪を防ぎ国民年金を強化するだろう。労働悪法を妨ぎ労働三権を強化するだろう。公共の敵と悪罵を投げるニセの公共部門正常化を阻止しぬくだろう。最低賃金1万ウォンへの引き上げで労働者・庶民、1千万のチャングレ(非正規職労働者)の生存を守るだろう。水葬されたセウォル号の真実を明らかにする先頭に立つだろう。そして何よりも、国民のすべてを本当に生きられないところに陥れているパククネ政権を終わりにするために闘うだろう。パククネ政権に怒る労働者民衆の力を集めよう。

 常軌を逸した政権に勝つためには、もっと過激に闘わなければならない。民主労総がもっと過激になろう。拘束への恐れをより大きな怒りに変えることだ。ゼネストの錨はすでに上げられた。1週間後の24日、ゼネスト出征の朝は、今日よりも明るく進撃の気勢がみなぎることだろう。その気勢で野蛮の時代、パククネ政権にとどめを刺して必ず勝利しよう。トゥジェン!

2015/04/19

民主労総の4.24ゼネストに連帯し、共に闘おう!


 韓国・民主労総は、パククネ政権と全面対決し4月〜6月のゼネストに立ち上がっています。安倍政権による戦争と改憲、民営化・非正規職化、労組破壊の攻撃に対して、職場に闘う労働組合の拠点を作って共に闘いましょう!労働者の国際連帯で安倍政権を倒しましょう!
 4月10日に民主労総大邱地域本部は4.24ゼネストに向けて記者会見を行い、以下の声明を発しました。セウォル号惨事1周年の4月16日には、ゼネスト闘争宣言決意大会を開催しています。折しも私たちは、4月16日に被爆70周年の8・6ヒロシマ大行動へ向けて第1回実行委員会を開催し、ともに闘う決意を打ち固めました(写真上)。

ゼネスト闘争宣言決意大会(4月17日大邱百貨店前)

ゼネスト闘争宣布記者会見(4月10日大邱地方労働庁前)

<記者会見文>

財閥の腹満たしに立ち向かう労働者・庶民を生きさせる4.24ゼネスト闘争!

民主労総はパククネ政権の非正規職量産を核心とする労働市場構造改悪、公的料金改悪、公共機関放漫経営改悪という名の公共機関のインチキ正常化、水・教育・電気・ガス・鉄道・医療など各種公共部門に対する私有化など、資本の危機を労働者になすりつけようとするあらゆる財閥の腹満たしに立ち向かい、4月24日政治ゼネストを準備している。

政権2年次を越え3年次に向かうパククネ政権は、露骨に反労働、反農業、反統一、反民主、反人権、反障害者、反少数者、反民衆的性格をさらけ出している。しかし資本の利益のためならば、生命と安全も投げ捨てて改革という名で労働者・民衆を欺いている。

このたびの民主労総の4.24ゼネストは、資本の利益のため労働者・民衆の命を崖っぷちに追いこんでいる資本と政権に対抗した避けられない闘いである。それゆえゼネスト闘争は民主労総執行部のみの意志では不可能である。全労働者・民衆の団結と連帯のみがゼネスト闘争を勝利に導くことができる。この地の労働者・民衆の憤怒は、もはやこれ以上保守イデオロギーで覆い隠せないほどに沸き返っている。

このように民主労総ゼネストは組合員の同志だけではなく、全労働者・民衆が注視し期待している。一方では多くの労働者が低賃金の束縛の中で、生きることの展望さえ持てずにいる。もう一方で資本は何百兆の金を積み重ねておいても足りないと言いながら喚いている。資本家と政権は富の不平等を解消する意志も、能力もない。ひたすらゼネスト闘争を成立させるという民主労総組合員の意志と準備のみが、富の不平等を解消し展望を明らかにする灯火となるだろう。

ここに民主労総組合員同志のゼネスト闘争を成立させるという意志が何よりも重要である。1987年労働者大闘争がある日突然起こった闘争ではなく、1996~97年労働法改定ゼネスト闘争(労改闘)もやはり準備なしに起こった闘争ではなかった。民主労総組合員同志の意志と準備のみが全民衆の憤怒を盛りこむことができる。民主労総はこの地の労働者・民衆の切迫した心情へ、いま一度ゼネスト闘争の要求を明らかにする。

ひとつ! 労働者を皆殺しにする労働市場構造改悪を撤回せよ!
ひとつ! 一方的な公的料金改悪を中断せよ!
ひとつ! 最低賃金1万ウォンを勝ち取ろう!
ひとつ! すべての労働者に労働基本権を保障せよ!

2015年4月10日
ゼネスト闘争宣布 民主労総大邱地域ゼネスト闘争本部 記者会見参加者一同

2015/04/14

『きょうちくとう』No.102を発行|高陽第一診療所労組


外注化・非正規職の新施設建絶対反対!
4・6 竹中 さんへの「辞令」撤回 を求める!

『きょうちくとう』102号
2015年4月14日
高陽第一診療所労働組合

「4月7日をもって、デイサービスセンタの管理者兼主任相談員の任を解任し 、訪問介護事業所つばさのサービス提供責任者に任用すること決定しまたので、通知いたします。」 

 4月6日、理事会は上記 の辞令を竹中さんに手渡しました。6日夕方、労組はただちに理事長に抗議し、撤回を求めました。
 理事会はデイサービスの責任者「解任」を、職場の声や意見を聞かず一方的な「辞令」という紙切れ一枚で強制しようとしています。デイサービスで築いてきた安全や団結、信頼関係が破壊されようとしています。こんな事は絶対に許せません。 まだ実際に存在しない部署に明日から行けという「辞令」は解雇同じ、職を奪うものです。「明日から私は要ないという事か!現場の事を一切考えていないし新施設の事か考えていない」と竹中さんが怒り声を上げるは当然です。
 竹中さんに対する辞令の発令は、新施設建絶反で問題を提起して闘う労組への攻撃です。新施設が低賃金・労働強化外注非正規職なしには成り立たないとう矛盾を押し隠し、反対するもの排除していくためのものです。
 そして新施設の食事の外注化と一体の攻撃です。何よりも、デイサービスの運営について責任をもち、おいしい食事を食べてもらいたいと訴えてきたのは、竹中さんです。団体交渉の場でも、デイサービスの現場職員の声・利用者さんの声として外注化反対を突き付けてきました。その声に対して「食事代を安くするためには、仕方がない」「外注化は世の中にあふれているのだから、一部で反対しても仕方がない」ということしか言えず、おし通そうとしている理事会の姿です。
 これは新施設だけの問題では絶対にありません。新施設や診療所での更なる外注化・非正規職化や低賃金化を「診療所のため、新施設のため、入居者のため」と強制していく事が始まったということです。
 4月15日に、辞令の撤回を求めて団体交渉で追及していきます。新施設の開設に向けてさらに外注化、非正規職化に絶対反対を貫いて労組は闘っていきます。今こそ、労組に入って、私たちの職場環境・安全を労働者の団結で作っていきましょう!

『団結』No.226を発行|広大生協労組

労働災害問題と持ち帰り残業問題で団体交渉

労災を居直る理事会を徹底追及!

『団結』No.226 
2015年4月14日
広大生協労働組合

 激発する労働災害と持ち帰り残業=残業代未払いの問題を主要な議題にして3月30日と4月8日に団体交渉を開催しました。

労災の責任は理事会にある=団結して職場を変えよう!

 労働災害は、劣悪な職場環境、多忙化の中、無理をして働かざるを得ないことから起きます。この間発生した労災は、ひとりに過重な作業が集中したことから起きました。しかも診断書が提出されていたにもかかわらず、理事会は見て見ぬふりをして放置してきました。
 このことを団交で追求すると、理事会は形だけは謝罪するポーズを取りました。しかし、問題の本質は劣悪な職場環境を放置し改善しなかったことにあります。この点ついて理事会は、「作業は過重とは思わなかった」「対応は間違っていなかった」と完全に開き直ったのです。
 食堂部門に中四連合事業方式が導入されてから、職場は激変しています。「職場の環境は変えることは出来ない」ことはありません。職場は労働者の団結した力があれば変えることは可能なのです。労働組合を強化し、ともに闘おう!

中四方式で持ち帰り残業が蔓延=残業代支払を理事会が約束

 「持ち帰り残業=残業代未払いは広範に存在する」「未払い賃金は請求があれば支払う」ことを団交で確認しました。
 中四事業連合方式が導入された直後、東食堂で持ち帰り残業が発生しました。その時、労働組合の闘いで未払い分を請求通りに支払わせました。今回、霞食堂の谷口組合員が持ち帰って行なった残業代を2月末に請求しました。理事会は当初「持ち帰り残業はない」と言っていましたが、団交で追求することで「広範に行なわれている」ことを理事会に認めさせました。
 持ち帰り残業=残業代未払いは、申請があったら残業代を支払うということを団交で確認しました。持ち帰り残業の責任は理事会にあります。泣き寝入りすることなく残業代を請求しようではありませんか。
 請求にあたっては労働組合が全面的にサポートします。気軽に相談して下さい。

2015/04/05

4.5広島春闘集会を開催

広島で4・5春闘集会をかちとる!

 去る4月5日、動労神奈川結成集会と連帯して、広島で春闘集会がかちとられました。
 『動労総連合を全国に!』のスローガンの下に15春闘を職場で闘い抜いた労働者が40名結集しました。この集会は、自らの職場で階級的団結と絶対反対を掲げて闘い抜いた青年労働者が先頭に起ち、全体をけん引したことに大きな意義がありました。司会は広島連帯ユニオン青年部の山下真吾さんが担いました。
 集会で広島の闘う仲間は、15春闘前半戦の総括を行い、5・1広島メーデーから5月沖縄闘争、そして6・7国鉄闘争全国運動全国集会へ!総力を挙げて組織拡大を実現して総結集を実現しよう!との決意を固めました。さらに、この4~6月の過程を民主労総の韓国ゼネスト闘争と固く団結して国際連帯の力で闘い、安保国会での戦争体制構築を打ち破ろう!8・6ヒロシマを「戦後70年」攻撃と対決し、被曝労働拒否の闘いを押し広げよう!との気運が高められました。

 集会の冒頭で、参加者全員で星野文昭さんをとり戻そうと『ソリダリティ~団結』を合唱しました。主催者を代表して、広島連帯ユニオンの鈴木範雄委員長が「連合は破産している。三菱重工はじめ基幹産業の労組が春闘を闘わずに放棄した。”官製春闘”などあり得ない。労働者は闘ってこそ生きていける。ユニオンはスト権を確立した。三菱広機分会を先頭にストライキで闘う!」と発言しました。
 連帯あいさつでは、県北部の安芸太田町で国鉄闘争を闘い、地方切り捨ての学校統廃合との闘いを開始した婦人民主クラブ全国協広島支部の仲間から生き生きとした地域の活動と勝利の地平が報告されました。続いて、広島星野文昭さんを救う会の福崎裕夫さんから権力・反動の妨害を地元の仲間がはね返した上下町絵画展の報告がなされ、さらに増上昭典代表から来る4~5月の広島県内での星野絵画展のとりくみへの参加・賛同と職場での星野署名への持ち込みが訴えられました。
 基調報告を広島連帯ユニオン青年部長(推進機構支部)の宮原亮さんが行いました。宮原青年部長は、「1〜3月私たちはこの敵の攻撃を核心的なところで粉砕して、さらに、組織拡大の大前進を切り開いている。『動労総連合を全国に!』の路線の下に固く団結し、2・15国鉄集会の全国10カ所での大成功を勝ち取った。第二の分割・民営化攻撃に対して動労総連合の3月ストを頂点に闘って、動労千葉のCTS への組織拡大、動労水戸での會澤君の加盟、そして動労西日本の中西君の職場復帰、さらには動労神奈川の結成。そしてそれと一体で「被爆労働拒否」の動労水戸の闘いを軸にして3・8医療シンポ―3・11郡山闘争―3・15動労水戸支援共闘結成の大成功。歴史上はじめて、労働運動として、職場闘争として反核運動が座った。いわば『被曝労働拒否』で日本の労働運動を塗り替える、同時に反核闘争を塗り替える。」と闘いの総括を提起し、自らの職場で、既成労組をよみがえらせる闘いに着手して勝利している状況を報告しました。
職場報告・決意表明に入り、動労西日本の大江照巳委員長と岡崎昭夫組合員が発言のトップに立って、2・27第1波ストー3・12第2波ストの報告と中西闘争の勝利の宣言を行いました。広島のJR職場に動労西日本の旗を立て、組織拡大を実現するとの鮮明な決意が述べられました。
続いて、広島連帯ユニオンの拠点として、草津病院支部の中山崇志支部委員長と真保修一支部書記長が登壇して、15春闘を、「いのちよりも金もうけ」の病院資本の「病棟大再編」と絶対反対で闘い、解雇・賃下げ・強制配転との闘いを進めていること、大再編の本質が介護職員の外注化・非正規職化であることを見抜いて、この攻撃との闘いを正面課題に据えて、JR大再編―第二の分割・民営化との闘いそのものとして、職場で断固、実力闘争・ストで闘い、組織拡大をすることを宣言しました。
 さらにユニオンから、青年部の仲間が職場で春闘アンケートを行い、昨年を倍する回答があり労組への期待が高まっているという報告が行われました。また新たなユニオン組合員が加入した医療職場での闘いが、高陽第一診療所労組の矢田三恵書記長から報告されました。高陽第一診療所のサ高住を軸にした新施設推進=新自由主義的施策の強行は組合破壊の攻撃であり、この攻撃と職場での団結を拡大して仲間を増やして闘うこと、さらに草津病院支部や地域の医療福祉職場で働く仲間と医療福祉労組をつくって闘いを広げていくと力強い発言がありました。
広大生協労組は、壹貫田康博委員長、中島健書記長と谷口恭子組合員が3名で登壇して、生協職場の労災多発の現況を暴露して、これが新自由主義=中四国事業連合方式が職場に強いている非正規化・多忙化、安全破壊の現実だ!と訴えて、職場で断固、反合理化安全闘争へ入っていくとの決意が述べられました。
 次いで、高陽第一診療所労組の森末一義委員長から、本年は核戦争突入情勢の中での8・6ヒロシマになる。NAZENヒロシマの呼びかけ人になり、全力で反戦反核闘争を労組として打ち抜く、被曝労働拒否で闘う動労水戸支援共闘が結成されたが、この闘いと連帯してヒロシマの労組として固く団結していく、との決意表明がありました。さらに、広島市の非正規職の青年労働者が、職場での労働組合としての取り組みを開始して、組合と市との団交にも参加しその先頭で闘ったことが報告され、会場から激励の声が上がりました。
 職場報告の最後に、広島連帯ユニオン郵政支部を代表して、古参の仲間が断固、発言に立ちました。広島の郵政職場での怒りの高まり、新大阪局と同様に大型の新集中局を郊外に建設する郵政大再編が目論まれていることを暴露して、郵政民営化絶対反対!株上場許すな、非正規職撤廃!を掲げて闘う!との決意が示されました。
集会のまとめと団結ガンバローを宮原亮さんが行い、広島の闘う仲間は4~6月の決戦へ向けての団結を強化しました。その後、参加者での春闘交流会が開催され、活発な討議が遅くまで行われました。

 春闘集会に先だって、広島県労働組合交流センターの2015年度定期総会が開催されました。特別決議として、「激化する治安弾圧をはね返そう!国鉄闘争を闘い抜いて、闘う労働組合の拠点をつくり、9・6徳島刑務所デモに大結集して無実の星野文昭さんを取り戻す決議」が採択され、9・6に向けて闘う決意が固められました。

2015/04/01

機関紙『連帯』No.253を発行


機関紙『連帯』No.253を発行しました。