韓国・民主労総は、パククネ政権と全面対決し4月〜6月のゼネストに立ち上がっています。安倍政権による戦争と改憲、民営化・非正規職化、労組破壊の攻撃に対して、職場に闘う労働組合の拠点を作って共に闘いましょう!労働者の国際連帯で安倍政権を倒しましょう!
4月10日に民主労総大邱地域本部は4.24ゼネストに向けて記者会見を行い、以下の声明を発しました。セウォル号惨事1周年の4月16日には、ゼネスト闘争宣言決意大会を開催しています。折しも私たちは、4月16日に被爆70周年の8・6ヒロシマ大行動へ向けて第1回実行委員会を開催し、ともに闘う決意を打ち固めました(写真上)。
ゼネスト闘争宣言決意大会(4月17日大邱百貨店前)
ゼネスト闘争宣布記者会見(4月10日大邱地方労働庁前)
<記者会見文>
財閥の腹満たしに立ち向かう労働者・庶民を生きさせる4.24ゼネスト闘争!
民主労総はパククネ政権の非正規職量産を核心とする労働市場構造改悪、公的料金改悪、公共機関放漫経営改悪という名の公共機関のインチキ正常化、水・教育・電気・ガス・鉄道・医療など各種公共部門に対する私有化など、資本の危機を労働者になすりつけようとするあらゆる財閥の腹満たしに立ち向かい、4月24日政治ゼネストを準備している。政権2年次を越え3年次に向かうパククネ政権は、露骨に反労働、反農業、反統一、反民主、反人権、反障害者、反少数者、反民衆的性格をさらけ出している。しかし資本の利益のためならば、生命と安全も投げ捨てて改革という名で労働者・民衆を欺いている。
このたびの民主労総の4.24ゼネストは、資本の利益のため労働者・民衆の命を崖っぷちに追いこんでいる資本と政権に対抗した避けられない闘いである。それゆえゼネスト闘争は民主労総執行部のみの意志では不可能である。全労働者・民衆の団結と連帯のみがゼネスト闘争を勝利に導くことができる。この地の労働者・民衆の憤怒は、もはやこれ以上保守イデオロギーで覆い隠せないほどに沸き返っている。
このように民主労総ゼネストは組合員の同志だけではなく、全労働者・民衆が注視し期待している。一方では多くの労働者が低賃金の束縛の中で、生きることの展望さえ持てずにいる。もう一方で資本は何百兆の金を積み重ねておいても足りないと言いながら喚いている。資本家と政権は富の不平等を解消する意志も、能力もない。ひたすらゼネスト闘争を成立させるという民主労総組合員の意志と準備のみが、富の不平等を解消し展望を明らかにする灯火となるだろう。
ここに民主労総組合員同志のゼネスト闘争を成立させるという意志が何よりも重要である。1987年労働者大闘争がある日突然起こった闘争ではなく、1996~97年労働法改定ゼネスト闘争(労改闘)もやはり準備なしに起こった闘争ではなかった。民主労総組合員同志の意志と準備のみが全民衆の憤怒を盛りこむことができる。民主労総はこの地の労働者・民衆の切迫した心情へ、いま一度ゼネスト闘争の要求を明らかにする。
ひとつ! 労働者を皆殺しにする労働市場構造改悪を撤回せよ!
ひとつ! 一方的な公的料金改悪を中断せよ!
ひとつ! 最低賃金1万ウォンを勝ち取ろう!
ひとつ! すべての労働者に労働基本権を保障せよ!
2015年4月10日
ゼネスト闘争宣布 民主労総大邱地域ゼネスト闘争本部 記者会見参加者一同
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