労働災害問題と持ち帰り残業問題で団体交渉
労災を居直る理事会を徹底追及!
『団結』No.226
2015年4月14日
広大生協労働組合
激発する労働災害と持ち帰り残業=残業代未払いの問題を主要な議題にして3月30日と4月8日に団体交渉を開催しました。
労災の責任は理事会にある=団結して職場を変えよう!
労働災害は、劣悪な職場環境、多忙化の中、無理をして働かざるを得ないことから起きます。この間発生した労災は、ひとりに過重な作業が集中したことから起きました。しかも診断書が提出されていたにもかかわらず、理事会は見て見ぬふりをして放置してきました。
このことを団交で追求すると、理事会は形だけは謝罪するポーズを取りました。しかし、問題の本質は劣悪な職場環境を放置し改善しなかったことにあります。この点ついて理事会は、「作業は過重とは思わなかった」「対応は間違っていなかった」と完全に開き直ったのです。
食堂部門に中四連合事業方式が導入されてから、職場は激変しています。「職場の環境は変えることは出来ない」ことはありません。職場は労働者の団結した力があれば変えることは可能なのです。労働組合を強化し、ともに闘おう!
中四方式で持ち帰り残業が蔓延=残業代支払を理事会が約束
「持ち帰り残業=残業代未払いは広範に存在する」「未払い賃金は請求があれば支払う」ことを団交で確認しました。
中四事業連合方式が導入された直後、東食堂で持ち帰り残業が発生しました。その時、労働組合の闘いで未払い分を請求通りに支払わせました。今回、霞食堂の谷口組合員が持ち帰って行なった残業代を2月末に請求しました。理事会は当初「持ち帰り残業はない」と言っていましたが、団交で追求することで「広範に行なわれている」ことを理事会に認めさせました。
持ち帰り残業=残業代未払いは、申請があったら残業代を支払うということを団交で確認しました。持ち帰り残業の責任は理事会にあります。泣き寝入りすることなく残業代を請求しようではありませんか。
請求にあたっては労働組合が全面的にサポートします。気軽に相談して下さい。
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