2015/11/06
ドイツ機関士労組と交流
11・1労働者集会に参加したドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部長のクルト・シュナイダーさんら3人が、11月6〜7日の2日間にわたって広島を訪問しました。
安芸の宮島を見学の後、動労西日本と広島連帯ユニオン主催の歓迎交流会を行ないました。広島連帯ユニオン副委員長の矢田三恵さんの進行で、動労西日本の大江照己委員長の歓迎あいさつ後、クルト・シュナイダーさんからの報告を受けました。シュナイダーさんは「皆さんとは初めて会った気がしない。11・1でお会いしたのでは?」とにこやかに語りかけ、広島に来る前に動労水戸を訪問して学んだこと、福島の郡山工場でのビラまきの体験などを報告。「みなさんの闘いの一つひとつが印象深い。大きい闘いも小さい闘いも決然としている」と述べられました。青年労働者獲得の課題など、日本と共通する闘いや課題が語られました。「大事なのはその人がどう考えているか、同じレベルで向き合うこと。どうその人が意識を作っていくか工夫する。心がけているのは丁寧に説得すること」と宣伝・扇動の変革にかかわる提起にも学ばされました。
動労西日本からは、岡崎執行員、山田和広書記長から職場廃止・外注化阻止、非正規職撤廃の闘争報告が行われました。広大学生自治会の学生が「ストをやることで労働者が社会を動かす主人公ということが明らかになる。ストで資本・国家権力と闘う労働運動と連帯し学生も闘う」と発言すると、クルトさんは「非常に新鮮に今の問題提起を受け止めた。われわれの敵は、日本でもドイツでも資本であり国家権力だ」とこたえました。
翌7日は、原爆資料館、平和公園や、戦時中多くの兵士・武器を港に輸送した旧国鉄・宇品線跡などを熱心に見て回り、労働運動における反戦反核の闘いの重要性を確認し、広島を後にしました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。