賃金改訂 超低額回答! A-B職員の分断!ふざけな 大幅一律賃上げをかちとろう!
働く仲間のみなさん、
10月1日から、広島県の最低賃金が769円に改定されました。生協理事会は、最低賃金割れの違法状態になることを恐れ、準職員Bだけ時給を20円上げざるをえなくなりました。とにかく、最低賃金さえクリアすればいいだろう、という考えです。組合は最低時給1000円を要求しています。そして、AとBを分断することが本当に許せません! 組合に団結して、理事会にさらなる大幅賃上げ、一律賃上げを要求していきましょう。
超低額を居直る理事会
9月29日付で出された「吉山専務理事」名での「『準職員に関する規定』の改定(準職員Bの基礎給変更)等について」という文書には、とにかく低賃金過ぎて、人が集まらない、と書いてあります。わざわざ、他の事業所での時給を照会しています(右下参照)。
つまり、どこよりも安い時給で働かせている、ということが理事会の資料からもはっきりしました。Bの時給を20円あげたところで、780円にしかなりません。人が集まらないのは当然です。そしてそれは、今働いている労働者には過密な労働が押し付けられる、残業が常態化する、食堂では持ち帰りのサービス残業までしないと、仕事がまわらない、そういった現状を生み出しています。
理事会は、「時給が安すぎて人が集まらない」と言いながら、最低賃金の改定にあわせて時給をあげた結果が780円―結局どこよりも安い!
- サイゼリヤ 東広島西条中央店:800円
- なか卯 東広島西条店:850円
- ガスト 東広島西条インター店:800円
- マックスバリュ 西条西店:800円
- すき家 東広島八本松店:880円
- はま寿司 東広島西条店:900円
- ラ・ムー西条店:780円
- セブンイレブン西条西本町店:800円
AとB職員の分断に抗議します
AとB契約労働者の時給の差は、社会保険料の支払いの有無の差があるから、その差は存在してきました。ところが今回の改定では、とにかく最低賃金をクリアして違法状態だけはまぬがれる、ということのために、A職員の時給はあげる必要がないというわけです。しかも「今年度は久々に黒字の見込みであることから、一定の範囲内で職員の努力に報いたい」などと書いています。正規職員やA職員は努力してないとでも言うのでしょうか。黒字であろうがなかろうが、労働者が働いて初めて生協は運営できるわけです。現場の実情や声を無視した理事会は何様のつもりでしょうか。一緒に働く仲間を勝手に分断されて、B職員も20円の時給アップを素直に喜べるわけがありません。労働者を分断する理事会のやり方に抗議し、一律大幅賃上げを要求します!
生協は、ブラック企業で名高い「すき家」以下!
「すき家」労働者は闘って賃上げを勝ち取りました
理事会が出した表からもわかるように、広大生協はブラック企業で名高い「すき家」より超低賃金だということがわかりました。しかし、「すき家」の労働者たちは過酷な深夜のワンオペ(一人しかお店に従業員をおかない。深夜は「危険」なためコンビニでも二人の従業員がいる。ブラック企業「すき家」はお客さんの数など関係なく、深夜一人でてんてこまいの労働を強制されている)…そうした現状が我慢の限界を超え、ネット上でつながり、29日の「肉の日」に一斉に職場放棄をしたり、「すき家スト」という言葉が流行るほど、頑張ってたたかいました。それで今の880円という時給を勝ち取りました。広大生協と同じく、「安すぎて、過酷過ぎて人手が集まらない」というのは「すき家」の経営者が言っていたことです。
闘う生協労組に入りましょう
理事会は、交通費の改定で、労働者に支払うべきカネを1円でも減らそうとしてきました。交通費の改定を許さなかった力は、働く皆さんの怒りと労働組合への信任、労働組合の力です。一時金廃止も、通勤手当改悪も、そして今回も、理事会は労働者を分断して最低賃金ギリギリで働けせようとしています。
労働組合に入って、大幅一律賃上げ、最低賃金1000円アップを勝ち取りましょう!
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