高陽第一診療所労働組合のよびかけで「とめよう改憲!戦争と被ばくを許さない!7・8高陽集会」を開催しました。豪雨災害のさなか、ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師を迎え、高陽地域の患者・住民の方々、被爆2世・3世や動労西日本、広島連帯ユニオンなどの仲間が集まり、力強く成功させることができました。
杉井先生は、交通が寸断されている中でも広島へ駆けつけ、福島診療所の5年間の診療活動を経て、ヒロシマ・ナガサキとフクシマは同じものである、長期にわたるものであるという確信が深まり、もう一度ヒロシマ・ナガサキに戻らなければならないこと、フクシマの問題がいかにヒロシマにがっちりとリンクしているかを、広島のひとたちにお話しするために来たと訴えられました。そして、①いまの福島がどうなっているか。小児甲状腺ガンについて、そしてそれだけではない放射線障害の中身をはっきりさせるためにももういちど福島の現実と状況を確認すること。②なぜ甲状腺検査をやる診療所を福島に作らねばならなかったか。③そして、いまの状況を踏まえて、これから先はどうなっていくのか、何をしなければいけないかということの3つの問題についてお話しされました。
行動提起を、高陽第一診療所労組の森末一義委員長から提案しました。米朝会談の情勢を、米トランプも安部政権も核戦争を辞さず、改憲へと突き進もうとしている中で、二度と戦争を繰り返してはいけないという全労働者の思いを束ねるために高陽第一診療所が職場と地域に団結と連帯を作っていくこと、労働者の結集軸として改憲阻止の運動体を作っていくこと、8・5―6へ多くの仲間と参加しようと呼びかけました。
広島・福島の被ばくを力尽くで押し隠し、災害で多くの犠牲者を出して、地方切り捨て・軍拡・改憲、核武装へと突き進む安倍政権に対して、団結で生き抜いていく地域の医療機関としてのより所が本当に求められています。広島の被爆者・被爆2世の医療・健康問題を切り捨てるな、「明日生きさせろ」という、高陽第一診療所の建設の目的が今一度、問われているときです。今回の集会に向けて職場、患者会、地域の住宅にビラまき、賛同署名の呼びかけを行い、60あまりの賛同が集まり、45名の参加者で、デイサービスの会場で集会を持つことができました。労組が地域に呼びかけようと文だし、地域の仲間の団結の力を作る集会にもなりました。この力・団結を拡大させ、改憲阻止の実行委員会を高陽地域に作っていきます。全力で8・5~6への参加を呼びかけます。
0 コメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。