(株)インプレスで働く皆さん
欠勤控除・勝手な有給消化は違法!
ユニオンに入って賃金と有給を取り戻そう
欠勤控除の全額返金を勝ち取りました
インプレスで働く皆さん。私たちは合同・一般労働組合全国協議会です。私たちの団体に所属する広島連帯ユニオンが株式会社インプレスと団体交渉を行い、昨年8月から行われている「欠勤控除」の全額返金の回答を勝ち取りました!
昨年8月、インプレスから給与明細に同封して「経費削減のお願い」という文書が送られてきていると思います。そこには「基本出勤日数22日とし、不足日数分は欠勤控除を行う」ということが書かれ、給与明細には「欠勤控除」なる項目がつくられ、月々マイナス数万円として赤字で記載されて給与から天引きされるようになっていると思います
会社の都合で出勤日数が減っているのに、勝手に欠勤扱いにして天引きするというのは違法です。これに対し、広島事業所の2名がユニオンに加入し、労働基準監督署への申告やユニオンの団体交渉などでたたかったところ会社側は欠勤控除については全額返金(約20~40万円)することを回答しました。大勝利です。
会社都合の不足日数を有給消化扱いすることも違法
しかし会社側は「不足日数分は有給消化にしてきたので、有給を返還するなら有給として支払った部分を返金してもらって、会社はその差額しか払わない」と主張しています。
しかし、2020年8月までは出勤日数が何日であろうと有給消化扱いになどされておらず、月給制として月々決まった額の給与が支払われていたのです。会社からの一方的な「お願い」文書だけでこのような労働条件の不利益変更を認めるわけにはいきません。
ユニオンは引き続き欠勤控除分の無条件返還を求めてたたかっています。
ユニオンに入って一緒に要求しましょう!
インプレスで働く皆さん! ユニオンに加入して一緒に要求すれば少なくとも欠勤控除分と有給消化扱いの支給分の差額(約6万~12万円)は取り返すことができ、取り戻した有給を使って休むことができます。また有給を使った扱いにすれば全額返金もできると会社は回答しました。
団交を通じて会社が有給残日数について嘘をついて従業員をできるだけ休ませないようにしていたことも明らかになっています。ユニオンに入って一緒に要求し、減らされた賃金と年次有給休暇を取り返しましょう!
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