2012/02/03

1月の闘い①-1・21米子国鉄集会に参加

遅くなりましたが、去る1月21日に鳥取県米子市で開催された国鉄集会に参加してきました。その報告です。
米子では、6年前に伯備線の保線労働者の触車死亡事故があり、さらに昨年には中国地域最大の車両検修所である後藤総合車両所での死亡労災がありました。
この間JR西日本では、車両故障による立ち往生や車両整備の外注化・車両の老朽化による火災事故、信号や設備故障による列車運休などが激発しています。そしてその中で、駅や構内での業務を全面的に外注化する攻撃が激しくなっています。
労災による死亡事故は国鉄分割・民営化が根本原因であり、現在の外注化・非正規職化、偽装請負の横行に対して2名の国労米子の組合員が鳥取県労働局に申告(告発)を行い、安全と雇用を守るために起ちあがりました。
1047名の首を切り、200名以上を自殺に追いやった分割・民営化から25年目ををむかえるJR体制はガタガタです。JR各社は、さらなる民営化政策の徹底でのりきろうとしています。震災と原発事故の中でも日本の資本家の最先頭でJR各社が資本救済と原発推進の旗を振っています。自社の労働者が被爆労働を強いられているにもかかわらず鉄道の復興をしゃにむに推進するJR東、民営化の「成功」を売り物にして、財界をリードするJR東海会長・葛西敬之、そして107人もの労働者を虐殺して尼崎事故を開き直るJR西、どの会社も人をヒトとも思わない極悪の新自由主義会社です。絶対に許せません。
今、駅の契約社員の多くは青年労働者です。動労西日本の山田副委員長は不当な雇い止め-解雇に対して解雇撤回を貫いて闘っています。外注化・非正規職化はJRが先頭で進めているのです。今の労働者の非正規職化と不安定雇用を生み出したJR体制を撃つ!米子国鉄集会の提起した闘いは、私たちユニオンに結集して職場で闘う全ての労働者の課題そのものです。  この日のデモで、国鉄の仲間と共に闘う決意をJR西日本・米子支社に叩きつけました。


強い風の中をものともせず、JR米子駅前を支社に向かって進むデモ隊

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