労働組合破壊をはねかえそう!
最賃UP分の賃上げを!パート労働者の時短許すな!
最賃UP分の賃上げを!パート労働者の時短許すな!
まず最低賃金UP分の賃上げを!
2010年11月、広大生協理事会は準職員規程の改定をムチャクチャなやり方で強行しました。一時金を時給に組み込んで時給が最低賃金を下回るのをごまかしたのです。これまでの就業規則改定手順を無視して改定を強行し、労働者の怒りがこれ以上拡大しないしないように、労働者代表として改定に反対している壹貫田委員長を千田店に強制配転したのです。その結果、本来2010年度の最低賃金引き上げにともない9円(2011年の最低賃金引き上げも含めると15円)の賃上げが行われないままです。
9円アップに必要な原資は広大生協全体で300万円と試算されています。パート労働者の賃金は不当に抑え込まれる一方で、このたびの霞店のレイアウト変更に300万円の費用がつぎ込まれようとしています。絶対に容認できません。広大生協理事会は、準職員規程改定の強行を撤回・謝罪し、最低賃金引き上げに見合う賃上げを直ちに行うべきです。
契約時間短縮は認められない!
また、準職員の契約時間短縮が強行されています。中には「これでは生活できなくなる」と退職に追い込まれた人もいます。この間私たちは、契約時間短縮につながると食堂への中四事業連合方式導入に反対してきました。その際の団体交渉で理事会は、契約時間短縮は行わないことを約束しました。それを無視しての暴挙です。
霞店のレイアウト変更にともなっても同じようなことが起ころうとしています。「利用しやすくなる」一方で労働条件の切り下げと労働強化が行われるのです。利用者である生協組合員と生協で働く労働者を分断するやり方は許せません。ともに声を上げていきましょう。
組合事務所・掲示板の便宜供与を一方的に変更するな!
さらに理事会は、労働組合への便宜供与について、一方的に変更しようとしています。これまで労働組合の事務机・書庫を休憩室に設置すること、組合掲示板を各職場に設置することを労使で合意してきました。現在は、霞店の休憩室に書庫を置いています。理事会は、一方的に書庫を撤去し、掲示板の設置も認めないと通告してきました。これは明白な不当労働行為です。
壹貫田委員長は、組合活動のために日常的に霞店の休憩室を使用しており、霞店のレイアウト変更によって、労働組合破壊も行われるのです。便宜供与の一方的変更は絶対に認めることができません。
社会全体をおおう非正規職化に反撃を!
労働者の四割が非正規職とされ、特に若者においては非正規職の比率が高くなっています。将来を見通すこともできない、文字通り「生きて行けない」現実が労働者を襲っています。国鉄分割・民営化以来の外注化・民営化が、非正規職化を極限まで推し進めてきた結果です。広大生協の職場もすでに九割近くが非正規職ですが、日本の社会全体が九割非正規職化に突き進もうとしています。資本が生き残るためには極限まで労働者からしぼりあげ、社会そのものが壊れても、もっと言えば福島原発事故のように住民に被曝を強制し地球そのものが壊れても構わないというのです。原発も、何重もの下請け構造のもとで被曝労働を強制することで初めて推進されてきました。労働組合破壊が根本にあります。労働組合破壊を許さず、正規非正規の壁を越えて団結し、実際に社会を動かしている労働者が社会を作り直すときです。
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