2014/07/06

映画『A2-B-C』を鑑賞|広大生協労組が8・6学習会

 広大生協労組は、7月6日に恒例の8・6学習会を開催しました。今年は広島で一般公開された映画『A2-B-C』を鑑賞し、そのあと意見を出し合いました。福島の放射能被害をテーマに、子どもたちや、お母さんたちの声をそのまま追っていくドキュメンタリー映画ですが、3・11後をどう生きるのかということが胸に迫ってくる映画でした。「高校生の女の子が政府にハッキリ意見を言っている場面が印象的で、わたしだったらあんなにふうにできるかどうか」「放射能汚染の影響で自分が子供を産めるかどうか悩んだり、大変な状況が突きつけられているからだと思う」「真剣に向き合っている姿から、私たち自身が学ばねば」「26歳とか若い人が除染で働いている。除染が無意味ということがよくわかる。ちゃんと避難を補償すべきだ」
 ふくしま共同診療所での甲状腺検査の様子や、8・6ヒロシマ大行動にも来られている佐藤幸子さん、椎名千恵子さんも登場されます。学校の取材をめぐる教頭先生とのやりとりは、教育労働者がどう向きあうかを問うています。ちょうど安倍政権が集団的自衛権行使の閣議決定を行った直後で、高校3年生に自衛隊入隊の勧誘が届いていることも話題に。労組員の家族として参加された高校教員の方は「クラスの生徒たちが自衛隊から手紙が届いた、と気持ち悪がっていた」ということです。組合をあげて取り組む8・6へ、貴重な学習会になりました。

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