2014/07/22

アクオは不当労働行為!福屋は偽装請負!|アクオビラ第5弾

解雇は無効!闘いの前進で明らかに!  

アクオは不当労働行為!福屋は偽装請負!


 福屋で働くみなさん。八丁堀で働くみなさん。福屋の地下売り場のレジで働いている谷口組合員に対する解雇撤回闘争は大きく前進しました。
 7月13日の福屋との協議、7月14日のアクオ西日本との団体交渉を通じて、谷口組合員の解雇は、違法・無法なものであることが完全に明らかになりました。断固、解雇撤回あるのみです。

アクオ西日本、解雇が不当労働行為であることを自認

7月14日、アクオ西日本は団体交渉の中で谷口組合員が「署名活動や集会に誘ったこと」を解雇の理由にあげました。これは完全な不当労働行為です。憲法は、団結権、団体交渉権、争議権を労働三権として定めています。この労働三権を保障するため使用者の行なってはいけない行為が定められ、それを破る行為を不当労働行為と呼びます。
 不当労働行為のひとつに「労働組合の活動を理由として不利益扱いをしていけない」という項目があります。団体交渉の場でアクオ西日本が「解雇の理由」として「正当な組合活動の署名や集会勧誘」をあげたことは決定的であり、完全な不当労働行為です。アクオ西日本は完全に墓穴を掘りました。徹底追求し、解雇撤回を実現します。

福屋の偽装請負の居直りを許さない!

7月13日の連帯ユニオンと福屋との「協議」が行なわれました。ひとりの非正規労働者の解雇をめぐる「協議」に、福屋は取締役業務本部長、総務部長、人事課長が出席しま
した。この出席した陣容を見ても「偽装請負はしていない」「雇用関係がないから福屋は無関係」ということが口先だけであり、広島連帯ユニオンの力、労働者の団結した力に福屋が心の底から恐れおののいている姿を見て取ることが出来ます。
 福屋の地下売場には五台のレジがあります。三番レジはA社の派遣、四番レジは別の会社・B社の派遣、五番レジはアクオの請負となっています。そもそもこのような業務運営形態で、請負だけが独立して福屋の指揮命令下に入らずにレジ
業務を行なうことは不可能です。福屋はそのことを十分承知で、ただただ業務委託料が安いからというだけで違法を承知でこのようなことをしているのです。
 お客さまからのクレーム等の対処はは福屋が行なう、熨斗(のし)紙は福屋が付ける、朝のミーティングを福屋が行なう、レジの故障時の対応等々。具体的に出て来ている偽装請負の実態は、偽装請負を前提にした業務委託そのものが問題なのです。
 福屋は「協議」の中で、連帯ユニオンが指摘した偽装の実態に対して「具体的に調べていないが偽装請負はしていない」と繰り返えしました。「調べて偽装の実態があってもそれを解決出来ないから」調べることさえ出来ない姿を晒したのです。
 福屋の偽装請負の居直り許さず、谷口組合員の雇用の責任は福屋にもあることを徹底的に追求していきます。

集団的自衛権容認に怒りをぶつけよう!

今回の谷口組合員に対する解雇の攻撃は、安倍政権の進める外注化・非正規職化、正規職には一層の強労働・長時間労働、低賃金化を強いる、「成長戦略」労働規制撤廃の攻撃そのものです。安倍政権との闘いは、今回の解雇の理由が示したように「労働組合の存在と闘い」が核心の問題なのです。首切りも、偽装請負も原則的に闘う労働組合が職場に存在したらありえないことなのです。
 その安倍政権は、7月1日、公明党の屈服を取りつけ、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行いました。これは憲法九条を踏み破り、日本が武力行使=戦争ができるようにする大暴挙です。戦後の最大の転換が安倍内閣での閣議決定で決められたのです。これは安倍政権が強いからではありません。大恐慌に締めあげられ、明日をも知れない安倍政権の絶望的なあがきでしかないのです。労働者の怒りの決起は、首相官邸前をはじめ日本全国で起っています。この怒りをひとつにしよう!
 被爆六九年の8・6は、集団的自衛権容認を決めてから最初の、安倍政権と激突の場となりました。解雇撤回闘争を根底に据え、被爆者の怒りと、フクシマの怒りとひとつになって、怒りを解き放たち、8・6大行動に決起しよう!
 戦争と解雇はひとつ、広島連帯ユニオンに加入して闘おう!

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被爆69周年8.6ヒロシマ大行動へ参加しよう!!
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