解雇・病棟再編との闘いは、これからだ!
7.29ストライキを決行!
組合は、多くの職場の仲間の解雇撤回への支持を受けて、7・29に2名の指名ストライキを決行しました。病棟大再編が激しく進む中での真保支部書記長の7月末の嘱託不採用=不当解雇に対して、解雇撤回を求めて組合の実力を行使しました。またこのストライキは、「安全より金もうけ」の病棟大再編に絶対反対を貫く闘いでした。労働者の団結の力で、病棟大再編を止めさせ、真保支部書記長の不当解雇を撤回させよう!私たちとともに起ちあがり、職場の生きられない現実を自分たちの手で変えていきましょう!
7・30団交で不当解雇問題を追及!
7 月30 日、組合は草津病院と団体交渉を行いました。病院は「嘱託雇用しなかったのは『就業規則』の規定通り」というばかりでした。しかし問題は、その就業規則の内容や、再雇用の基準がまったく不当極まりないものです。結局は、働く意志がある労働者を理事会に従わないから再雇用しないということです。現在の「再雇用の基準」は、かつて、病院の言うがままの労働者代表との間で作った「選別制度」であり、理事会に都合よくでっち上げられた「就業規則」なのです。
「再雇用の基準」の実態である今の「人事考課制度」は、理事会や管理職の意に添わない労働者は、評価は絶対に上がらない構造であり、そのために職場から排除され、退職せざるをえないシステムになっています。
組合は、今回の真保支部書記長の不当解雇問題について、去る7 月24 日に、広島県労働委員会へ「不当労働行為救済」の申し立て行いました。解雇撤回まで徹底的に闘う決意です。
労働者の使い捨てを許すな!
理事会は、「定年退職後の労働者の生活や雇用は、病院とは関係ない」「病院に再雇用制度があれば、法的には問題はない。再雇用を望むかどうかはその職員の個人の問題。」と言い放ち、再雇用して欲しかったら組合の方針を変えて、人事考課制度を容認しろ!と言わんばかりでした。これは労働者の団結権を認めないと言っているに等しい態度です。理事会は組合が人事考課制度を拒否していることを百も承知で、このような「就業規則」をドロナワ式で押しつけてきたのです。このような労働者の生活に責任を取らない態度は、実は草津病院のすべての労働者に向けられています。労働者は「煮て食おうが焼いて食おうが理事会の自由」というようなあり方は、病棟大再編の配置転換と同じで、絶対に許せるものではありません。
ともに怒りを爆発させていこうではありませんか!
南館の外壁に横断幕を掲げて募集しても、看護師が集まらない現状であるにもかかわらず、平田事務部長は「現在の病院内の業務には、要員不足も過重労働もサービス残業もないと認識している」などと公言する始末です。
勤務時間中にテンテコ舞いで働いても、さらに日勤者が18時、19時まで帰れないという現実、夜勤帯の仕事量が多くて事故やトラブルが頻発している現状を、「そんなものはない」と言い張る経営幹部に心から強い怒りが湧いてきます。職場では、人事考課制度にしばられて、事実を報告することすらできなくなっています。
組合に加入して下さい!ともに闘い団結を広げよう!職場から8・6ヒロシマ大行動へ!
草津病院が、なぜ労働者を酷使して安全より金儲けの病棟大再編に突き進むのか。それは大恐慌の深まりの中で、安倍政権が戦争への道をひた走り、社会保障を解体し、医療・福祉や労働者を食い物にして1%以下の資本家が生き残ろうとしているからに他なりません。今どこの医療・福祉の現場でも、とてつもない過重労働と安全崩壊が進んでいます。しかしその一方で、日本中いや世界中で労働者が起ちあがっています。ギリシャをはじめヨーロッパの労働者の闘い。韓国の医療労働者の労働組合はMERS と闘い、医療の外注化や非正規職化を進めてきたパククネ政権に対してゼネスト(ゼネラル ストライキ)に立ちあがっています。たとえ組合があっても、資本家と闘わず、資本家の利潤追及に率先協力しているような組合では、労働者を労働強化と戦争に追い立てるばかりです。
来る「被爆70 年8・6ヒロシマ大行動」の団結力で生活破壊と戦争・原発の安倍政権を打倒し、社会を変えよう。
草津病院で働くすべての仲間のみなさん!今こそ闘う労働組合・草津病院支部に加入し団結して、耐え難い現実に対して声を上げていきましょう!労働者が社会の主人公になろう!
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