被爆70周年の8・6ヒロシマ大行動は、1100名の結集で戦争絶対反対の団結を一層固め、戦争法制定と原発再稼働へ向かう安倍政権を痛打しました。さらに私たちの団結は国境を越え、国際連帯で戦争を阻止する展望を大きく前進させました。韓国の大邱から、城西(ソンソ)工団労組の3名の仲間がゼネストの渦中から参加してくれました。世界各国の労働団体からも、「世界の労働者がひとつだ」と実感できる感動的なメッセージ(8.6ヒロシマ大行動のサイトへ)が寄せられています。ゴアレーベンのケアスティン・ルーデックさんのメッセージには、
「権力を握った各国の政府は人民の幸福のことなど考えていない、頭にあるのは「世の中を回すのは金」ということです。私たちは多数だ。私たちは力があり、国は違っても同じビジョンのもとに立ち上がるんだ。再び核による惨禍が起こる前に、すべての原発とすべての核兵器プログラムを廃絶しよう!!」
とあります。全くそのとおりです。
安倍首相の祈念式典出席を弾劾する大行動のデモは、沿道の拍手する人、手を振る人、いっしょに拳を突き上げる人たちと、感動的な合流を実現しました。式典では安倍のスピーチに対して「戦争をやめろ!」「戦争法案撤回しろ!」と弾劾の声がたたきつけられ、拍手までおこりました。戦争への道を強行すればするほど、安倍政権の危機は深まるばかりです。安倍政権を倒そう!絶対倒せる! どんな弾圧にも屈せず「戦争絶対反対」で立ち上がったなら、押さえつけられてきたあらゆる怒りを解き放ち、ひとつにまとめることができる。そう実感できる8月6日のデモでした。
広島連帯ユニオンは、動労西日本の仲間とともにヒロシマ大行動の成功を牽引しました。特に、真保副委員長(草津病院支部書記長)の解雇撤回闘争を、8・6ヒロシマ大行動と一体で闘ったことが重要です。7.29ストライキを、「絶対に解雇を撤回させるぞ!」「病院の合理化・安全破壊と闘う組合つぶしを許さないぞ!」と、ユニオンと地域の仲間が団結してたたかい抜きました。職場の仲間の圧倒的な共感を生み出し、闘う労働組合をつぶそうとする病院資本の目論見を完全に粉砕しました。8月5日には、民主労総・城西工団労組の仲間と共に門前闘争を闘いました。労働組合にはあらゆる怒りをひとつにする力がある、労働者の階級的な団結こそが安倍政権を倒す、核も戦争もない社会をつくる展望をストライキが実際に示しました。
櫻井よし子は日本会議広島支部の広島平和ミーティングで講演し、次のように言っています。
「いま必要な事は、自分の事は自分で守れる体制を早急に築く事。そして穏やかで、協調性を尊重する、日本的価値観や文化を世界に広める事である。実際、中韓以外のアジア諸国はそれを切実に求めている。これを国際社会で実現するには武力が必要。」
中国や韓国の労働者と私たちを分断しようとしています。絶対許せません。しかし、韓国・民主労総の仲間はゼネストに立ち上がり、中国でもデモやストに立ち上がっています。私たちと同じように、新自由主義と闘っている。必ず団結できます。また櫻井は、150万人の労働者を組織し改憲や徴兵制をうったえるUAゼンセンをもちあげて、連合を産業報国会にしようとしています。しかし、UAゼンセン傘下の労働者は、私たち広島連帯ユニオンが組織している労働者とおなじ、非正規職や女性労働者がおおくをしめています。労働組合とはこうだというものがハッキリすれば、必ず立ち上がります。被曝労働拒否をストライキで闘う動労水戸をみて、青年労働者が結集し、原発労働者が労働組合をつくるんだと立ち上がっています。だからこそ動労総連合を全国に!、広島でも動労西日本の広島印刷事業所閉鎖絶対反対をともに闘い、組織拡大を実現へ!
8・9ヒロシマー8・9ナガサキの闘いから8・15へ、「戦争絶対反対!」「安倍を倒せ!」の1000万人の大運動を巻き起こそう! 9月、全国で国鉄集会を大成功させ、日本でゼネストを切り開く先頭で闘いましょう。
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