2015/08/05

草津病院理事会は真保支部書記長への不当解雇を撤回せよ!|草津病院支部

8.5民主労総・城西工団労組の仲間と門前闘争

勝利するまで闘うぞ
解雇撤回!病棟大再編絶対反対!

『医療の現場』No.96
2015年8月5日
広島連帯ユニオン草津病院支部書記長
真保修一

■ストライキで職場の多数の仲間から激励がよせられる!

草津病院の職場の仲間のみなさん! 7・29解雇撤回ストライキ闘争へのご支援ありがとうございました。職場の中では、ストライキという形で、怒りを行動にして実行したことについて、何人もの方から「よくやったね!」という激励をいただきました。草津病院ではこれまで、怒りと悔しさの中で声を出せずに退職したたくさんの仲間がいました。今回は病院の不当な扱いに声を上げた労働組合に、職場の仲間から期待が寄せられたのです。

■私たちは、勝利するまで解雇撤回闘争を闘い続けます

私は労働組合を結成して不当な経営と闘いながら看護師として21年10か月草津病院で働いてきました。職場の仲間の支持と支援がなければこんなに長い間勤められなかったと思います。7月30日の団体交渉においても、平田事務部長は、私の嘱託再雇用を不採用にした理由は「採用基準に合わなかったから」などと言いましたが、しかし解雇の本当の理由は、労働組合を結成して「人事考課制度」と闘ってきたことですから、労働組合に対する不利益な扱いに他なりません。組合は、「真保支部書記長の解雇を不当労働行為である」として、広島県労働委員会へ申し立てました。私たちは、28年間「解雇撤回!原職復帰」で闘い抜く国鉄闘争にトコトン学んで、勝利するまで闘い続けます!

■安全より金もうけの病棟大再編絶対反対

私を不当解雇して労働組合を排除しようとしたもう一つの理由は、本年進められている病棟大再編です。病棟大再編の現状は破産的な状態です。理事会は、8月に内装工事を完了させ、9月に5病棟を「救急病棟」として申請すると言っています。危険極まりないことです。こんなことは、すべての矛盾や犠牲を労働者に押し付けなければできるものでははりません。8月―9月の救急輪番になって、5病棟の59床もの救急患者に対応する看護師やスタッフをどこから集めてくるつりなのでしょうか。またこの救急体制に対応する7病棟の急性期病棟への転換は簡単なものではありません。看護師の頭数だけ合わせれば利益が生まれると考える理事会や経営幹部はとんでもない考え違いをしています。

■強制配転・労働強化・自主退職へ追い込み、非正規職化を進めれば、安全が崩壊する!現場から絶対反対の声を!

8月―9月は、危険で多忙な激務の中で、強制配転が言い渡されます。欠員となった常勤や嘱託雇用のケアワ-カーに補充はなく、介護職を派遣労働者や非正規職に置き換えようとしています。全面的な救急病院化政策の病棟大再編のためにすべての職員をふるいにかけています。安全より金もうけの病棟大再編を許すことは、労働者が安全に働くこと、生きる権利を奪われることです。すべての草津病院の労働者のみなさん!組合に加入し、団結してともに闘いましょう!

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