去る12月23日、動労千葉を支援する会・広島の第8回総会を広島市東区民文化センターで開催しました。総会には動労西日本、広島連帯ユニオンをはじめとした労働組合、さらには広島県労働組合交流センターや婦人民主クラブ全国協広島支部などの闘う仲間と会員、30名が結集しました。
総会に先立ち、2015年の11・1集会と11・14韓国民衆総決起の報告ビデオを上映し、今秋の闘いの勝利の地平を改めて確認しました。
その後、総会に入り、司会を広島連帯ユニオンの真保修一副委員長が務め、基調報告は壹貫田康博広大生協労組委員長が行いました。
基調報告では、2015年の闘いを総括して、動労千葉物販や地域の労働組合回りの報告と今後の闘い方についての提起がありました。2016年には、貧困と戦争を打ち砕く国鉄闘争全国運動の新たな発展をかちとり、2・14中四国国鉄闘争集会へ大結集しよう!という運動方針が確認されました。
さらに特別報告として、動労西日本の岡崎昭夫組合員と大江照巳委員長が「広島印刷事業所廃止絶対反対闘争を打ち抜き16春闘に勝利しよう!」と訴えました。
活動報告には、高陽第一診療所労組、婦民新聞安芸太田読書会、広島連帯ユニオンなどが発言に立ちました。その上で事務局の仲間から、県内での労組回りの現況を報告し、「職場には怒りが満ち、闘う方針が待ち望まれている。大胆に物販と新署名を持って職場に分け入ろう」と提起がありました。
まとめに立った広島県労組交流センターの植野定雄さんは、「安倍政権は第3次世界大戦ともいうべき戦争情勢の下、改憲攻撃を強めてきている。この戦争政治を打ち砕く力は、国鉄闘争全国運動の中にある。7月参院選(衆参同日選)は大決戦だ。2・14国鉄集会の大結集をかちとり、16春闘へ攻めのぼり、その地平で選挙戦を闘い抜こう!」と述べ、団結ガンバローで総会を締めくくりました。
今回の総会は、韓国・民主労総がゼネストをうちぬく中での開催となり、国際連帯の闘いとしてかちとられました。2015年を通じた国鉄闘争全国運動の前進-「動労総連合を全国に!」の闘いの進展によって、闘う拠点として「闘いはこれからだ」と国鉄闘争を粘り強く闘い抜く労働組合が階級闘争の前面に躍り出る時が来ました。それは、動労神奈川・動労総連合新潟・動労福島の結成、動労千葉と動労水戸の外注化阻止・非正規職撤廃・被曝労働拒否の闘いが、正規―非正規の労働者の団結を生み出し、青年労働者を獲得する時代を切り開いていることに示されています。
動労千葉を支援する会・広島は2016年、動労総連合・動労西日本と一体で、「第二の分割・民営化絶対反対」の闘いとして、JR広島印刷事業所廃止絶対反対を貫き、ストライキで闘う動労西日本と固く団結して、動労西日本の組織防衛と拡大、動労千葉を支援する会・国鉄闘争全国運動の新たな発展を実現していく決意です。
JR広島印刷事業所廃止絶対反対で闘います!
動労西日本の岡崎さん
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