労組に入って、団体交渉に参加しよう!
12月5日(土)午後5時〜デイケア室へ
理事会に言いたいことを言おう!
『きょうちくとう』111号
2015年12月3日
高陽第一診療所労働組合
●冬季アンケートへの回答、ありがとうございました。
みなさんからの回答、意見をもとに「要求書」を作成しました。現場からの意見で、日常では気づきにくい問題や矛盾もつかむことができました。現場から声をあげていくことの大切さがあらためてはっきりしました。今後もアンケートに限らず労組に意見を寄せてください。
●すべての外注化、非正規職化を許さず、新施設職員との分断に反対します。
高齢者複合施設(新施設)は、開設から半年が過ぎても、「事業」として成立していない現状です。だから、「利用者、患者を増やせ」「収益を上げろ」という圧力が全職員を襲っています。利潤につながらない安全対策は切り捨て、いずれ「コスト削減」としての人件費の大削減(賃下げと一時金カット・廃止)に、経営者=理事会が手をつけるのは時間の問題だということです。
すでに、食事は外注化(クックチル)され、給食部門の人員不補充、非正規職化、職員全体の昼食廃止が実施され、矛盾は職員と患者、利用者に押し付けられています。
新施設で新しく採用された職員さんの紹介が、全体にされていません。新施設を別の事業所として診療所本体から切り離すことで、労働条件が違うのは当然と、新施設職員の労働強化、低賃金、一時金廃止がねらわれています。「よそでは当たり前だから」と、新施設への移行とともに「あおぞら」では土曜、祝祭日の営業・出勤が実施されたことは、その始まりではありませんか。昨年あおぞらでは「赤字部門」というレッテル貼りで、人員を増やさず職員に無理を押し付けてきたことを、労組と現場の仲間で追及し、明らかにしました(パートの常勤化を勝ち取りました)。今までの理事会のやり方を、これから新施設でさせてはなりません。
すべての職員のみなさん、とりわけ新施設で働き始めたみなさん! 私たちがバラバラにされることで、職場では嫌なことでも従わなければならない現状がまかり通ります。それを許さないのが、労働組合です。億単位の借金をして、アベノミクスの一環として医療・介護の崩壊をもたらす介護ビジネスに乗っかることに、労組は絶対反対を訴えてきました。誰もが人間らしく生きて人生を全うできる社会をつくる力が労働組合にあります。労働組合に結集し、団結しましょう。
●戦争に行き着いた「生きられない現実」を国際連帯で打ち破ろう!
人員不足、非正規職化、外注化による労働者の「生きられない現実」は、今、どこでもあふれています。安倍政権が「命より金」の新自由主義を全社会に蔓延させているからです。利潤を生み出し、支配を続けるために資本家階級は手段を選びません。戦争も原発も、だからなくさないのです。
全世界では、戦争情勢です。フランスで129人が犠牲となった銃撃や爆破事件の原因も、中東への資源や市場を巡る帝国主義侵略戦争にこそあります。空爆により、シリア国民は生命・生活を奪われ、「難民」となっています。ここにこそ「生きられない現実」があります。労働者が国際的に団結して戦争を止めることが勝利の道であり、社会のすべての問題を解決していく唯一の道です。それは、どんなに小さくても労働者が職場から闘いを始めることで前進していきます。労働者には、国境も人種も乗り越えて戦争を止める力がある。まさに闘いは今からです。労組と共に闘いましょう!
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