非正規労働者が闘って勝った!悪いのは派遣会社アクオ西日本と福屋だ
賃金支払い命令勝ち取る!不当労働行為認定!派遣労働者に対する雇い止め解雇は違法・不当!
『八丁堀通信』号外
2015.12.29
★福屋百貨店の地下食品レジで働いていた派遣労働者=私、谷口恭子が、労働組合活動を理由に解雇されたことは、違法・不当であると、広島県労働委員会が認定!
★不当労働行為の認定と賃金支払い命令を勝ち取りました!
すべての人に訴えます。労働者は使い捨ての駒ではありません! とりわけ非正規で働く仲間の皆さん。私たちは常に、いつクビを切られるかわからない、いつ「契約はこれ以上しない」と言われるか分からない、そうした不安定で日々おびえる暮らしを強制されています。
でも決してそれは「仕方がない」ことではありません。派遣や請負、契約社員、嘱託、パートなど……資本・経営者は利潤=儲けのためにいかに人件費を削るか、どうやったら労働者に支払うべき賃金を可能な限り少なくできるか、ということを必死で考え実行しています。安倍政権は資本家の意志を体現し、解雇事由の(「解雇の金銭和解」法制化)を叫んでいます。でも、労働組合の団結があれば、解雇は自由にはできません。闘って勝ちましょう!
私、谷口恭子は、派遣会社アクオ西日本と2ヶ月更新の契約で、福屋の地下食品売り場のレジで働いてきました。ブランドと信用を売りにする福屋はなんと、レジを1台ごと違う派遣会社と契約し、さらには「派遣」と「請負」を混在させるという違法行為を平然と行っていました。契約している始業時間よりも早く朝礼を行うなど、でたらめです。私は広島連帯ユニオンという労働組合に入り、労働者の権利を守るために闘い、国鉄1047名解雇撤回署名を職場の仲間に訴え集めました。すると突然、派遣会社から不当な雇止解雇にあいました。福屋門前でのビラまきなど1年あまり闘って、ついに労働委員会が、派遣会社が違法・不当であることを認めました。この県労働委員会の命令は、全国的にみても画期的な非正規労働者の勝利です。非正規で働く皆さん、そして「自分はまだ正社員だから」と考えている皆さん、資本・経営者は労働者の生活や命など顧みることはありません。団結して闘いましょう!
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