解雇撤回で16春闘を闘うぞ!団結し労働者分断打ち砕こう!
闘う春闘を取り戻そう!
安倍政権と経団連・御用労働組合が一体となった「官製春闘」は破産しました。しかし、私たち労働者はますます「こんな賃金では生きていけない!」現実に置かれています。また、東広島のトンネル事故などに示されるように、過酷な超長時間労働の中で労働者は殺されています。今こそ、「生きさせろ」の怒りを爆発させ、闘う春闘を取り戻し、解雇撤回と大幅賃上げを一体で勝ち取ろう!「生きさせろ」のストライキとともに闘うぞ!
動労千葉を先頭とした動労総連合と広島連帯ユニオンも加盟する合同・一般労組全国協議会傘下の組合は全国で解雇許すな!非正規職撤廃!生きさせろ!を掲げてストライキに立ち上がっています。3月16日、広島連帯ユニオンも動労西日本の仲間とともに広島印刷事業所廃止絶対反対のストライキを闘いました。山陽測器解雇撤回闘争は、安倍政権の解雇自由・総非正規職化攻撃と真っ向から対決する全国的な闘いです。16春闘で爆発を開始した全国のストライキとともに解雇撤回闘争を闘い抜きます。
労働者分断の評価制度・密告制度を打ち砕こう
山陽測器の解雇撤回闘争を通して明らかになってきたことは、山陽測器・桐木社長は職場の共同性をズタズタに破壊するとんでもない労働者分断支配を行ってきていたということです。解雇撤回裁判で出されてきた会社側の証拠では、M 組合員の仕事の些細な「ミス」(ミスとも言えないようなものやMさんの責任とも言えないようなものも)を膨大なエネルギーを使って報告書を作らせたり、M組合員の解雇か配転を要求する署名を書かせたりしていたことが明らかになりました。また、昨年のM 組合員への解雇やボーナスカット攻撃と時を同じくして労働者を分断する評価制度の導入を目論んできています。今、中国バブルの崩壊や日銀マイナス金利を導入などにに示される資本主義体制の危機の中で、すべての経営者たちが経営コンサルタントなどを使って「評価制度」を導入し、労働者の分断を図っています。また、公務員に対する賃金と連動する評価制度の導入も策動されています。
そこでは「一人一人の労働を公正に評価する」「頑張った人が報われる」などという建前のもとで導入されていますが、実際には経営者にとって都合のいい労働者だけが評価され、優遇されることになっています。個々の労働者にとっては「自分の評価」を「他の労働者より上にする」ようとするようになり、労働者どうしがバラバラに分断されてしまいます。この分断を利用して経営者たちは全体として労働者の賃金の切り下げを行っています。
そもそもあらゆる労働は他人の労働との協力関係においてしか成立しません。だから一人の労働だけを取り出して評価するなどということがそもそも成り立たない話なのです。
職場の共同性を破壊する桐木社長の労働者分断と、その最たるものであるM組合員解雇を絶対に許しません。
桐木社長の存在こそ、職場を疲弊させている元凶だ!
桐木社長は12月の団交でM組合員解雇の理由を「Mさんの存在が職場を疲弊させる」などと言っていますが、職場の「助け合い」「フォロー」「協働」を破壊する桐木社長の労働者分断支配こそまさに職場を破壊し、疲弊させている元凶です。M組合員解雇撤回闘争は、分断支配を打ち破り、この職場に団結を取り戻す闘いです。解雇撤回闘争をともに闘おう!
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