2020/03/28

新型コロナウイルス対策要求に理事会が回答 草津病院支部


組合が行った新型コロナウイルス対策を求める申し入れに対して理事会から回答がありました。十分な回答とはいえません。安全対策をきちんとやらせてと労働者への不利益扱いを許さないために団体交渉で追求したいと思います。




回答書

貴殿からの2020年3月9日付「申入書」に対して以下の通り回答いたします。
1.申入事項1について
新型コロナウィルスヘの対策は、一般社団法人日本環境感染学会の「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド」第2版(以降、ガイドという。)に準拠して対策を行っています。
(1)ガイドを参考に、従前からある院内感染防止対策マニュアルに加え、当院の状況を考えた「コロナウイルス対応について(ICC臨時委員会決定事項)」を策定し、対応にあたつています。
(2)上記「コロナウイルス対応について」は、各部署の管理職と医師の全体連絡会で周知し、その後イントラネットに掲載して公開し、全職員に周知徹底を図つています。
2.申入事項2について
(1)患者は、原則37.5度以上4日間の発熱、俗怠感、せき症状がある場合、保健所に報告し、指示を待つことにしています。
(2)職員は、出勤前に体調不良があれば職場に連絡して休暇を取らせています。出勤後は、検温を行い、原則37度以上の熱、俗怠感、せき症状がある場合、帰宅させています。
(3)現在のところ、前記のかぜ症状により休暇となった職員に、特別の賃金を支給することは考えていません。
3.申入事項3について
(1)幼少の子を持つ職員は、上長に聞き取りをさせて把握しています。
(2)各部署において、可能な限り休暇や勤務変更の願いに応じています。また、現在、職員の数に著しい不足はなく、過重労働の懸念はしていません
(3)新型コロナウイルス感染症に係る小学校等の臨時休業等に伴い、職員がやむを得ず休暇を取得する場合であったり、有給休暇の残余がない場合、正規職員であるかの如何にかかわらず、特別有給休暇を付与する予定です。
4.申入事項4について
保健所に報告し、保健所の指示に従うこととしています。
 

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