2015/05/01

5.1広島メーデーを闘う




 5月1日、青年を先頭にメーデー闘争をやりきりました!4・24韓国ゼネスト闘争と連帯し、大成功に終わりました。
 平日にもかかわらず、デモは昼休み中のオフィス街の労働者から圧倒的注目を集めました。「官製春闘」をぶっ飛ばす労働者本来の自己解放性に、道行く人々の目は引き寄せられていたと思います。
 パク・クネ政権打倒に立ち上がった民主労総を先端とする、韓国労働者階級のゼネストに応え、今こそ、日本労働者階級が、戦争と民営化に突き進む安倍政権をゼネストで打倒する時です。5・1メーデーの勢いそのままに、青年指導部を先頭に次は5・15沖縄闘争に参加します!

5・1メーデー宣言

 メーデーは1886年5月1日、アメリカ・シカゴの労働者が8時間労働制を要求してストライキに決起したときから129年間、労働者が血と汗を流し連綿と闘い続けてきた。2015年のメーデーは、新自由主義のどん詰りの中、世界大恐慌が世界戦争・核戦争へと転化しようとする中で闘われている。

 4月24日、韓国の民主労総が、「敗北と屈従の歴史を終わりにするゼネスト」(ハンサンギュン民主労総委員長)を闘いとった。本日5月1日には全国からソウルに総結集し大集会をかちとっている。さらにパククネ政権に対する全人民的怒りを結集し、6月第二次ゼネストへ進撃しようとしている。この民主労総ゼネストは、韓国のみならず全世界の資本家と政府を震え上がらせ、労働者を奮い立たせている。それは東アジア、全世界にゼネスト情勢をつくりだし、核戦争まで引き起す新自由主義にとどめを刺す闘いの号砲だ。
 私たちは、本日のメーデーを何よりも韓国ゼネスト連帯の闘いとして闘い抜く。そしてこの日本の地において必ずゼネスト情勢を切り開くことを決意する。

 すでに沖縄では、あくまで辺野古新基地建設を強行しようとする安倍政権に対して「島ぐるみ」の怒りが爆発し、全島ゼネスト情勢に突入している。
 いま決定的に求められているのは、闘う労働組合の再生であり、拠点建設である。韓国でゼネストに立ちあがっている労働者の解雇・外注化・非正規職拡大・低賃金・年金削減・安全崩壊への怒りは、日本の労働者の怒りとまったく同じだ。闘う労働組合、職場・地域の拠点があれば、日本でもたちまちゼネストが爆発する情勢にあるのだ。国鉄闘争、「動労総連合を全国に!」の闘いこそ階級的労働組合を再生し、ゼネストを実現する拠点建設の基軸的闘いである。
 5・1広島メーデーの先頭に立つ動労西日本広島支部と広島連帯ユニオンを先頭に、国鉄闘争を軸にして拠点建設の圧倒的前進をかちとろう。目標10万筆に迫った国鉄解雇撤回・JR復帰署名を貫徹しよう。

 安倍の戦争政治に総反撃を宣言しよう。安倍は今回の訪米で、日米安保を世界戦争に適用するためのガイドライン改定をクーデター的に行なった。安倍は、戦争法案を5月15日に閣議決定し国会提出を狙っている。だが、安倍は、沖縄の怒りも、福島の怒りも、そして動労千葉、動労水戸、動労西日本を先頭とする国鉄決戦と階級的労働運動も解体できないままではないか。労働者が団結して闘い抜くなら、孤立し危機と破産を深めるのは安倍の方だ。絶対に打倒できるのだ!
 青年・学生を先頭に、5月沖縄闘争(5・17県民大会)で全島ゼネスト情勢を押し開き、5〜8月安保国会決戦、「戦後70年談話」粉砕、そして被爆70周年8・6ヒロシマの闘いへとのぼりつめよう。民主労総ゼネストと連帯し、6・7国鉄全国集会の大結集をかちとることこそ、ゼネスト情勢を開く最大の闘いだ。拠点建設、組織拡大をかちとって6・7に大結集しよう。
 以上宣言する。

2015年5月1日         
5・1広島メーデー集会参加者一同

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