労組に結集しよう!すべての職場に安全を作ろう!
きょうちくとう109 号
2015年10 月3 日
高陽第一診療所労働組合
●労働者代表選挙では、森末委員長へのご支援ありがとうございました。
労働者代表選挙を通し、「新施設絶対反対」の闘いをより一層前進させていくことが、職場に安全を作っていくことだと確信しました。みなさん、本当にありがとうございました。
理事会は、新施設を強引に建設して事業を拡大しましたが、後は無責任に現場に丸投げし、現場では、矛盾や問題が次々と噴出しています。しかも、「スキルアップ」の強制などで、それらを職員一人一人の能力や責任に転化しています。さらに、職場を分断し対立させることで、本来解決できることも解決できない状態にさせています。労組無視のこのたびの選挙のやり方も、職員間の団結と一致を破壊するものでした。
すべての原因は経営・資本の側=理事会にあります。理事会は、外注化による誤嚥事故や、日常的な転倒の危険性などを突き付けられながら、じゅうぶんな職員・看護体制を取っていません。「募集しているが、人が来ない」などと無責任極まりない対応です。人件費削減のために、「経営責任」さえ果たしていません。新施設経営が理事会の計画通りにすら進んでないことが、最大の破綻として象徴的に表れています。
職員や患者・利用者の命を守るより、新施設を守ることが最優先になっているからです。だから、労組は新施設には絶対反対です。現状を変えて行くには、今の職場を「おかしい」と現場労働者自身が声を上げることです。
全国で崩壊していく医療・介護現場を変えられるのは労働者の団結だけです。労組に結集し、共に声を上げていきましょう! どんな事でも労組は真剣に考えて取り組んでいきます。安全でみんなが誇りを持って働ける職場に変えていきましょう!
●様々な事件・事故は「命より金」の新自由主義に原因がある!
マスコミでも大きく取り上げられた老人ホーム「Sアミーユ」(神奈川県川崎市)での3件の死亡事故や「職員による虐待」の一切の責任は、会社・経営にあり、労働者個人の責任にして幕引きさせることは、絶対に許されません(別紙「声明」参照)。広島での美泉グループホーム転落事故死問題も同じです。
すべては、新自由主義政策の一つである介護保険制度を機に、介護が民営化で「儲かる産業」にされてしまったことに原因があります。低賃金、最少人数で職場を回させ、安全無視の外注化で一円でも多く利益を出すこと、これらがすべての介護職場が崩壊している最大の原因です。「Sアミーユ」で起きた事故がいつ起こってもおかしくない現状が、今の診療所全体にあります。しかし、現場職員はそんな中でも必死で職場を守ってきています。その限界にきていることが全国的にも明らかです。現場から変えていきましょう。労組に結集しともに闘いましょう。
社会を動かす労働者のストで、戦争は止められる!
10 月18 日、第22回定期大会、組合加入を呼びかけます!
労組に結集しよう!
すべての職場に安全を作ろう!
「闘いはこれから!11.1労働者集会へ!」9.27広島国鉄集会、広島連帯ユニオン定期大会かち取る!
9月27日、広島連帯ユニオンは2015年度定期大会を開催しました。戦争法が国会を通過する中、動労西日本とともに闘う労働組合を登場させ、安倍政権をゼネストで打倒する方針を確立しました。
活動報告では、壹貫田書記長が「この1年間、拠点建設をかかげて国鉄闘争と一体で闘い、大きな飛躍をかちとってきた。ユニオンの闘いが多くの労働者を引きつけている。あらゆる労働者と結びつくユニオンへと一層飛躍しよう」と、1年間の闘いを総括しました。
(1) 動労総連合建設の先頭に立とう! 動労西日本広島支部の拡大を 11・1全国労働者総決起集会に総結集しよう!(2) 非正規職撤廃! 解雇撤回! 生存をかけて立ち上がる全産別の労働者、とりわけ非正規労働者を組織しよう!(3) 「絶対反対」と「階級的団結」の路線でストライキで闘うユニオンに!と活動方針を決議しました。
☆速報!広島連帯ユニオン、山陽測器の組合員が労働委員会で勝利命令勝ち取る!(10月2日)・・不当労働行為認定、賃金カットの撤回を命令
動労西日本広島支部で組織拡大!
動労西日本からの特別報告。大江委員長は「今日は新しい組合員を連れてきました」と加入したばかりの新組合員を紹介。広島でも「動労総連合を全国に!」の新しい闘いが始まったことが宣言されました。
続いて岡崎組合員が職場(広島印刷事業所)廃止攻撃と闘う決意を表明。「200人が自殺した国鉄分割・民営化は『終わったこと』などと、あいまいにできない。職場廃止攻撃を解雇・外注化阻止の闘いとして絶対反対で闘う。国鉄闘争が労働組合と労働運動をよみがえらせる水路であり、青年に希望を与えている。労働者がストで闘うことが戦争を阻止する力だ。ゼネストへと前進しましょう」と烈々たる決意で会場を奮い立たせた。国鉄闘争全国運動呼びかけ人の伊藤晃さんが、教育や医療・介護の現場の崩壊、さらに地方の衰退について「民営化・外注化によって人間とその労働が壊されている」「社会が壊される時真っ先に壊されるのは労働者。この労働者がいかに組織され自己主張し自らの権利と力を取り戻すのか。それが戦争を止める力でもある」と訴え、「どんなに小さい運動でも全国的意味を持っている。地域で共有し国際的にも学びながら闘おう」と階級的労働運動復権の展望を示されました。
各職場からの決意表明。解雇撤回と病棟再編反対を闘う草津病院支部、外注化絶対反対で闘う高陽第一診療所労組、広島の市立病院でユニオンの旗を立てて闘う仲間、広島のグループホームでの患者死亡事故の責任を青年介護労働者に押しつけ逮捕・起訴した権力と資本(『美泉』)と闘い自らも解雇された連帯ユニオン組合員など医療の職場からの力強いアピールが参加者を勇気づけました。
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