「定期昇給は困難だが一時金支給を検討」
「退職者は補充する」が正規職登用は「申し訳ない」
『労働組合を強くする会ニュース』No.17
2018/3/16
7日に広島連帯ユニオンと推進機構で行なった団体交渉の報告です。
賃金については経営上の理由から「定期昇給は困難」だが、決算確定後に非正規職員も含めた一時金の支給(6月)を検討中であるとの回答を引き出しました。現状の低賃金、特に非正規の現状からいえばまだまだとはいえ、賃金問題で一歩前進です。みんなの具体的な怒りの声があり、それが労働組合運動として形になってきたことの成果と思います。
人員問題については退職者分については補充するとの回答。しかし正規職員の退職に伴う嘱託職員などの正規職登用については必ずしも課ごとに行われるわけではないと回答。また、非正規職では応募しても求人が来ないという現状が明らかにされました。この数年の人員削減圧力の中で退職補充を約束させたことは大きなことですが、非正規職制度の矛盾が改めて明らかになったと思います。
今回の団交で明らかになったことを職場全体で共有し、議論し、さらに労働組合運動として団結を強めて前に進んでいきましょう。
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