霞店でストライキ貫徹!
理事会のスト破りに抗議して、中島書記長のストライキ継続中!
機関誌「団結」No.199(2011.8.4)
理事会はパート労働者に契約通り一時金を払え!
8月1日、広大生協労組は拠点職場である霞コープショップとトラベルショップにおいて、全労組員が参加する、最大一時間半のストライキを行いました。理事会は吉山専務や田浦常務などを先頭にストライキの妨害を試みましたが、「スト破りはしない。店舗見学にきた」(田浦)とこそこそと店舗の様子を伺うだけで、霞パート労働者の失笑を買うばかりでした。
失敗したとはいえ、北1や北2コープショップのパート労働者5名を「レジの応援に行く」などと欺いて、ストライキ破りに狩り出した罪はとてつもなく深い、と言わなければなりません。スト破りに抗議して、中島書記長のストライキ継続を通告しました。
理事会は、労働者をストライキという最後の手段まで追い込んだ自らの不明を恥じるべきです。それどころか、ストライキという事実を抹殺しようとスト破り要員をわざわざ東広島から移送してきたのです。広大生協は儲けのためなら、労働者の最高の権利であるストライキを否定するとこまで落ちたと言うことです。
最低賃金の支払いに一時金を勝手に流用する理事会
広大生協では特にパート労働者は10年以上も賃上げがありません。昨年10月30日、広島県の最低賃金が704円/時給に上がった時、広大生協の最低賃金は695円だったので,パート労働者の誰もが9円の時給アップがあると期待しました。ところが、理事会は,パート労働者の了解を得ることもなく、一方的に一時金を廃止して,その原資を時給に繰り込んで、最低賃金をクリアしたと居直っています。
労働者は177名が準職員規程改悪に反対する署名を行ない、理事会と交渉中です。ところが、理事会は不正実な対応に終始しています。壹貫田委員長を霞コープショップの店長であることを理由に、労働者代表と認めず、実質的な交渉も妨害してきました。
組合破壊のための壹貫田委員長の強制配転にストで反撃
ところが、今年2月、広島労働基準監督署が「広大生協の店長は経営者と一体の管理監督者ではない」(いわゆる、名ばかり店長問題)という勧告(=命令)を出しました。監督署が広大生協理事会をブラック企業として社会的に断罪したわけです。
しかし、理事会はこの勧告を受けても、壹貫田委員長への謝罪を拒否しました。壹貫田委員長はこれに抗議して店長職を辞退した途端、霞店から東千田店への異動を命令されました。組合が組合破壊の攻撃だと団交で追及している最中に、8月1日付けの辞令を発行し、強制配転の暴挙に打って出てきたのです。
今こそ、職場に闘う労働組合を打ち立てよう!
一時金支払い・準職員規程改悪撤回と壹貫田委員長の不当配転撤回は絶対に勝ち取らなければならない課題です。でなければ、これからもどしどし一方的な労働条件の改悪と組合破壊攻撃が続き、労働者は無権利にされてしまいます。3・11東日本を襲った大地震と福島第一原発事故は、日本を大恐慌に叩き込み、猛烈な勢いで労働者の解雇が進んでいます。労働組合を強化し、生きるために職場でもっと闘う時が来ました。今後も必要とあれば、何度でもストライキを背景に闘います。闘う労組に結集しよう。
ストライキは今も継続中です!
壹貫田委員長は無期限ストライキに入っています。
中島書記長はスト破りに抗議して今週一杯ストライキ中。
必要があれば、延長の構えです。
起こる一切のトラブルは理事会の責任です。
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8月6日、ヒロシマから原発ノーを声高く
広大生協は総代会で、「原発反対」の修正案を数の暴力で否決しました。しかし、佐賀大学教職員組合が玄海原発再稼働反対を総会で決議したように、大学にも反原発の声が大きく広がろうとしています。「原発反対」も言えない生協は、生協とは呼べません。
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今年の8月6日はヒロシマ大行動へ参加を
9時原爆ドーム前に結集し、アメリカのピースマム(反戦の母)と呼ばれるシンディー・シーハンさんやビキニ被爆の大石又七さん、福島の被災者とともに、原発の即時停止を全世界に訴えましょう!
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