8・6の翌日、全国の仲間が参加して2つの集会が開かれました。
青年労働者交流集会 in HIROSHIMには、青年部が参加して集会を成功させました。 集会の基調を井上青年部長が行いました(上の写真)。全国から動労千葉青年部(準)をはじめ、多くの青年部が参加したことが画期的でした。草津病院支部からは中山支部委員長と組合員が発言して、弾圧粉砕の決意を語り、満杯の会場から大きな拍手を得ました。 今年の交流集会には会場から溢れるくらいの仲間、それも初めての人が多く参加していました。青年労働者の怒りの深さ―根底性とそのエネルギーが労働運動として爆発しつつあると感じました。特に4大産別の民営化攻撃の中で、正規・非正規に分断されていることに対する怒りは職場に闘う労働組合をよみがえらせる原動力になるものです。さらに仲間を獲得しょうとする表現もすばらしい。ビラのイラストやデモのコールは青年らしいポップなものですが、「すべての原発今すぐなくそう」「労働組合よみがえらせよう」という路線はキッチリと主張するものになっていて、すごいなと思いました。この青年労働者の怒りと一体となって、青年部を拡大していこう!と思います。
午後からは、会場を移して、イラクの医師フサームさんの現況報告会が開催されました。ここには、アメリカのイラク反戦活動家のシンディ・シーハンさんやフクシマから子どもと共に転居して来られた方が参加し、被爆66周年のヒロシマでこの3人が相まみえ、話し合うことは極めて意義のあることだと思いました。さらに婦人民主クラブや星野救援運動から多くの方が参加されていたことも、この間の国際連帯の広がりを示すものだと思います。
フサームさんのお話は、パワーポイントで多くのデータを示され、アメリカの「イラク占領」がもたらした現状を怒りを持って、しかし静かに話されました。これから福島で起こることが頭に浮かんで、東電と政府への怒りがさらに湧きました。フサームさんは、ときおりイラクの子供たちや仲間の写真なども示して話されたので、イラク民衆の中に未来の展望があることが私たちに確信できました。
シンディさんは、フサームさんに「オバマをどう思う(思った)か」という質問をされたりして、自国のイラク侵略戦争に対して根底からの怒りを持ち、フサームさんとの団結を求める立場が印象的でした。
司会をセイブ・ザ・イラクチルドレン広島の女性が務め、通訳を広大生協労組書記長で被爆2世の中島健さんがやりました。今年の8・6ヒロシマでの国際連帯が今一歩進んだことを実感できました。
2011/08/18
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