青年労働者交流集会 in HIROSHIMには、青年部が参加して集会を成功させました。
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午後からは、会場を移して、イラクの医師フサームさんの現況報告会が開催されました。ここには、アメリカのイラク反戦活動家のシンディ・シーハンさんやフクシマから子どもと共に転居して来られた方が参加し、被爆66周年のヒロシマでこの3人が相まみえ、話し合うことは極めて意義のあることだと思いました。さらに婦人民主クラブや星野救援運動から多くの方が参加されていたことも、この間の国際連帯の広がりを示すものだと思います。
フサームさんのお話は、パワーポイントで多くのデータを示され、アメリカの「イラク占領」がもたらした現状を怒りを持って、しかし静かに話されました。これから福島で起こることが頭に浮かんで、東電と政府への怒りがさらに湧きました。フサームさんは、ときおりイラクの子供たちや仲間の写真なども示して話されたので、イラク民衆の中に未来の展望があることが私たちに確信できました。
シンディさんは、フサームさんに「オバマをどう思う(思った)か」という質問をされたりして、自国のイラク侵略戦争に対して根底からの怒りを持ち、フサームさんとの団結を求める立場が印象的でした。
司会をセイブ・ザ・イラクチルドレン広島の女性が務め、通訳を広大生協労組書記長で被爆2世の中島健さんがやりました。今年の8・6ヒロシマでの国際連帯が今一歩進んだことを実感できました。
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