2018/11/30

賃金賠償裁判で人事考課制度の実態が暴かれた|草津病院支部

賃金賠償裁判で人事考課制度の実態が暴かれた ■蒐場(ぬたば)看護部⻑の証⾔は、事実ではない!  11月20日、広島地方裁判所で、組合が草津病院を訴えている賃金賠償裁判が行われました。この裁判は、3名の組合員が原告となり草津病院に対して、人事考課制度によってこれまで不当に、考課の2段階引き下げで、カットされてきた賃金の支払いを求める裁判です。  昨年10月の裁判開始以来、何ら有効な反論ができず追い詰められた草津病院は、ついに病院側証人として蒐場看護部長を法廷に出してきました。  ところが逆に、この看護部長の証言によって、草津病院の人事考課制度がいかに恣意的で、いいかげんなものであるかが、経営側の言葉として、ハッキリと明らかにされたました。 ■管理室にいる蒐場看護部⻑が、病棟の労働者を評価することはできない  法廷に出てきた蒐場看護部長の証言は、とんでもないものでした。看護部長はいつも病棟ではなく管理室にいるので、病棟の職員のことは、実際には、ほとんどわかりません。 ...

2018/11/27

11.21環保協団体交渉報告|広島地域支部

危険な作業は専門業者で実施欠員補充も再検討を約束労働組合に入って要求し職場の環境を変えよう! 11月21日に行われた環保協吉島分室の業務をめぐる団体交渉の報告です。 (1)直接的に一番大きな成果は、引張り試験機のメンテナンス作業を専門の業者に委託して実施させることを確約させたことです。  試験機のメンテはこれまで月に1回行われていましたが、20キロ近くあるような部品を頭の上まで持ち上げなければならないような危険な作業でした。今回機器の故障をきっかけに「週に1回のメンテを」と会社が指示。現場からは過重労働であり、危険であり体を壊すと声が上がっていました。  団交で組合はそもそも月1回のメンテ作業も危険であるので根本的対策を取れと要求。試験によって発生する鉄粉などのホコリを清掃したり、スプレーグリスなどを注入する作業以外の重量物を取り扱うメンテナンス作業については全て専門の業者に委託して実施させることを約束させました。 (2)定年退職に伴う欠員補充について。組合から正規職員を最低1名とする2名体制での補充を要求し、検討を約束させました。  骨材試験を一人で行なっていた準職員の方の退職に伴う補充が全く計画的に行われず、現場の労働者に押し付ける形で進行していま...

2018/11/24

機関紙『連帯』No.291を発行

機関紙『連帯』No.291を発行しました。 こちらからダウンロード (PDFファイル714K...

2018/11/22

理事会と御用組合が一体で反対つぶし|広大生協労働組合

p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 25.0px 'Hiragino Kaku Gothic StdN'; color: #ee220c; -webkit-text-stroke: #ee220c} p.p2 {margin: 0.0px 0.0px 0.0px 0.0px; text-align: justify; font: 29.0px 'Hiragino Kaku Gothic StdN'; color: #ee220c; -webkit-text-stroke: #ee220c} span.s1 {font-kerning: none} 『団結』No.258 2018年11月22日 広大生協労働組合 労働者代表選挙・岸本候補は失格理事会と御用組合が一体で反対つぶし p.p1 {margin: 0.0px 0.0px 4.0px 0.0px; font:...

2018/11/17

竹川忠臣さん解放を祝う会を開催

竹川忠臣さんおかえりなさい!解放を祝う会を開催  11月17日、無実の介護労働者・竹川さんの解放を祝う会を開催しました。あさひ社会復帰促進センターに入ってから2年2ヶ月、短い面会時間では語り尽くせないかった竹川さんの思いを聞くことができました。   美泉が経営する介護施設でも、事故の時119番できないような現実がありました。しかし、裁判官が下した判決もあり、119番できなかったことを回りの人に理解してもらうのは大変なことのようです。竹川さんは、事実をねじ曲げで重刑にしようとする警察や検察と必死で闘ってきました。竹川さんの闘いにより、多くの介護施設がまともに運営できない現実が社会問題として取り上げられるようになってきたと感じまし...

2018/11/12

人員不足の矛盾を現場に押し付けるな|環保協

このままではみんなが体を壊す会社は人員補充に責任を果たせ 人員不足の矛盾を現場に押し付けるな 人員不足の責任は100%会社(本部)にある  環保協吉島分室材料試験室では、来年3月、骨材試験を行っていた方が定年退職されます。定年退職はあらかじめわかっていたのに会社は計画的な人員補充・育成を行わず、その矛盾を他の従業員に押し付けています。  しかし、みんな本来の自分の業務があり、加えてその業務を行うので、過重な負担です。  骨材試験は片手間ではできません。こんなことを続けていたら、必ず体を壊す人が出てきます。  人員補充も非正規で雇用しようとしています。育成のためには長期雇用が必要です。 引張り試験機の週1回メンテは危険  この問題に加え、引張り試験機のメンテナンスをこれまでの月に1回から週に1回に変更せよという指示が出されています。重さ20キロもあるような物を頭の上まで抱え上げなければならないような危険な作業であり、本来専門の業者がやるべきことです。これもまた事故・労災につながる問題です。 要求書を出し団体交渉を要求  広島連帯ユニオンはこの問題に対して11月2日「①定年に伴う欠員を速やかに補充せよ、②引張り試験機の週1回のメンテナンスは過重労働であり危険であるので根本的対策をとれ」という要求書を提出し、団体交渉開催を要求しました。また、F組合員の頚椎痛・腰痛に対して、かかりつけ病院からの指示に基づき作業負担軽減の配慮を要求しました。 会社は欠員対策の責任を取れ!  5日からF...

2018/11/07

山陽測器・解雇撤回闘争 完全勝利和解を実現!

山陽測器・解雇撤回闘争完全勝利和解を実現! ・和解成立、不当労働行為確定! 10月23日、会社とM組合員の和解が成立しました。M組合員の完全勝利の和解です。  M組合員が不当解雇されてからちょうど3年が経過しました。その間、一貫して「原職復帰」をめざして闘い抜いてきました。会社はM組合員の「原職復帰」の闘いに追い詰められ、M組合員も連帯ユニオンも満足のいく回答を出さざるを得なくなりました。会社は最後の最後まで、不当な策動を試みましたが、M組合員と連帯ユニオンの団結した力で会社の不当な策動を封殺して完全勝利をもぎ取りました。   また、11月1日に広島県労働委員会命令取消訴訟で、会社が訴訟を取り下げたので、解雇が不当労働行為であったことが確定しました。  山陽測器の争議では、裁判での和解が1件、労働委員会で不当労働行為の確定が3件、和解が1件となりました。争いの全てに組合側が勝利しました。 ・闘えば勝利できる!ユニオンに入って闘おう! M組合員を先頭にした山陽測器の闘いは、団...

人員不足の矛盾を現場に押し付けるな|環保協

このままではみんなが体を壊す会社は人員補充に責任を果たせ人員不足の矛盾を現場に押し付けるな 人員不足の責任は100%会社(本部)にある  環保協吉島分室材料試験室では、来年3月、骨材試験を行っていた方が定年退職されます。定年退職はあらかじめわかっていたのに会社は計画的な人員補充・育成を行わず、その矛盾を他の従業員に押し付けています。  しかし、みんな本来の自分の業務があり、加えてその業務を行うので、過重な負担です。  骨材試験は片手間ではできません。こんなことを続けていたら、必ず体を壊す人が出てきます。  人員補充も非正規で雇用しようとしています。育成のためには長期雇用が必要です。 引張り試験機の週1回メンテは危険  この問題に加え、引張り試験機のメンテナンスをこれまでの月に1回から週に1回に変更せよという指示が出されています。重さ20キロもあるような物を頭の上まで抱え上げなければならないような危険な作業であり、本来専門の災につながる問題です。 要求書を出し団体交渉を要求  広島連帯ユニオンはこの問題に対して11月2日「①定年に伴う欠員を速やかに補充せよ、②引張り試験機の週1回のメンテナンスは過重労働であり危険であるので根本的対策をとれ」という要求書を提出し、団体交渉開催を要求しました。また、F組合員の頚椎痛・腰痛に対して、かかりつけ病院からの指示に基づき作業負担軽減の配慮を要求しました。 会社は欠員対策の責任を取れ!  5日からF...

2018/11/05

台湾富士ゼロックスによるリストラ許すな!

11月5日、東京の富士ゼロックス本社に申し入れ行動  広島連帯ユニオンは、台湾富士ゼロックスによるリストラに対して、連帯行動に立ち上がりました。日本、韓国、中国、さらに台湾へと、労働者の団結がひろがっています。東アジアの労働者国際連帯で、世界を変えよう! 10月29日、広島の富士ゼロックス前で連帯行動 11・4全国労働者総決起集会でも来日した呉嘉浤さんが発言 11・3労働者国際連帯集会での発言 桃園市産業総労働組合呉嘉浤(ウー・チャホン・wu chia hong)さん 全世界で戦う労働者の皆さま:  今日、私はあなたたちに、この瞬間台湾の労働者たちがグロバール規模の資本主義に対する闘争する状況を教えさせていただきます。  私は台湾の桃園市產業総労働組合の書記であり、2014年から2016年にかけて台湾富士ゼロックス労働組合の幹事を務めました。今日、桃園市產業総労組の代わりに、皆様に報告します。2008年に、日本の「富士フイルム」が台湾ゼロックス会社...

労働者代表選挙、不正を許すな|広大生協労組

労働者代表選挙・岸本候補が数々の不正行為怒りの抗議で不正選出は阻止された! 広大生協の東広島地区労働者代表選挙は、過半数の信任を獲得したした候補者がなく、選挙管理委員会は労働者代表の選出を見送ったことを宣言しました。ところが岸本候補は、選管の下で集めた署名に、不正な方法で追加署名を集めはじめたのです。「そりゃないでしょ!」と怒りの声があがり、吉山専務に対して不正に選出された候補者を労働者代表として認めないよう迫りました。吉山専務が不正の事実を知りながら放置していたことも明らかになりました。 就業規則に意見書をつけなくても賃上げは出来る 今年3月に理事会は、正規職員などの賃上げを意見書なしでおこないました。なぜパートだけ意見書がいるの? 労働組合と協約を結べば賃上げはできるし就業規則より優先するのに。 労働者をあざむき理事会に協力して岸本候補は出世したいのか? これまで御用労組の幹部はみな出世してきました。守る気もない36協定を必死になって結びたがる岸本候補は経営者の手先です。...

2018/11/04

11・3国際連帯集会〜11・4労働者集会に参加

 11月4日、全国労働者総決起集会が東京日比谷野外音楽堂で開催されました。全国から4800名が結集、広島連帯ユニオンからも大挙参加しました。10月24日に始まった臨時国会で安倍政権による9条改憲案提出を、絶対に阻止する熱気にあふれた集会となりました。また、関西生コン支部への共謀罪型の弾圧を跳ね返し、労働組合破壊を許さない集会としてもかちとられました。東京過労死を考える家族会の方からも発言があり、安倍政権による「働き方改革」との対決を改めて決意しました。築地市場の方からも豊洲移転絶対反対で闘う決意が語られました。  第2部は「戦争阻止1万人大行進」の集会としてかちとられ、集会後は銀座デモに出発。改憲阻止決戦への火ぶたが切って落とされました。  前日に開催された労働者国際連帯集会(広島連帯ユニオンからも発言↓)とともに、国際連帯が大きく前進していることが実感できる集会でもありました。韓国から民主労総の仲間26名が、台湾からは富士ゼロックスのリストラに反対する仲間が参加。中国からの連...