11月5日、東京の富士ゼロックス本社に申し入れ行動
広島連帯ユニオンは、台湾富士ゼロックスによるリストラに対して、連帯行動に立ち上がりました。日本、韓国、中国、さらに台湾へと、労働者の団結がひろがっています。東アジアの労働者国際連帯で、世界を変えよう!
10月29日、広島の富士ゼロックス前で連帯行動
11・4全国労働者総決起集会でも来日した呉嘉浤さんが発言
11・3労働者国際連帯集会での発言
桃園市産業総労働組合
呉嘉浤(ウー・チャホン・wu chia hong)さん
全世界で戦う労働者の皆さま:
今日、私はあなたたちに、この瞬間台湾の労働者たちがグロバール規模の資本主義に対する闘争する状況を教えさせていただきます。
私は台湾の桃園市產業総労働組合の書記であり、2014年から2016年にかけて台湾富士ゼロックス労働組合の幹事を務めました。今日、桃園市產業総労組の代わりに、皆様に報告します。2008年に、日本の「富士フイルム」が台湾ゼロックス会社を買収してからまもなくリストラ攻撃をし始めました。富士ゼロックスの労働組合はそのため結成されました。
そのとき、もっと大きな規模のリストラを阻止させることができました。だが、その後、数年間の間、労総は会社側とは停戦状態に入っていました。
今年のリストラ争議は富士ゼロックス労働組合が成立してから最も大きな争議となりますが、その背後は日本本社が指導しています。
数ヶ月の無駄な交渉を経て、2018年10月23日には、台湾富士ゼロックス労働組合はとうとうストライキに突入しました。目標は、富士フイルムグループの全世界で約一万人のリストラに反対し、労働権を守りきることです。会社のリストラ計画では、台湾富士ゼロックスの従業員975人の中、約30パーセントで、300人を解雇するになっています。このリストラの計画は台湾の労働組合とは一度も交渉したこともなかったです。今までストは200時間を越えました。使用者は莫大な資本を武器に労動組合のストを破壊しながら、真剣に団体交渉に応じようともしません。
台湾富士ゼロックスのっ従業員は営業、技術、そして庶務という3大業種でなりたっている。仕事をする時背広を着る。ヘッドクオーターは台北の繁華街のビルにあります。彼らは社会でいうホワイトカラー労働者で、
オフィスで反抗心がないという話をよく聞く社員だ。ですが、こういう労働者たちはどうしてストライキをするようになってのでしょうか?
富士ゼロックスのの専門は事務所で書類処理に関するサービスだ。彼らは一所懸命に働いています。営業マンはクライアントを取るのに必死です。だが、業績が悪くなるとほかの業務に移動するよう命令され、適応に支障が生じた場合、不適任で辞退を迫されます。庶務社員は命を削って深夜まで残業をした。ところが、上司はそれを残業として認めなかったせいで過労は闇に埋もれた。技術社員、つまりエンジニアの運命は24時間お客のために待機することだ。そのせいで、多数の同僚は機械を修理し続けたところ脳梗塞になった。しかし、産業災害認定においてもわざと人を困らせた。富士ゼロックスはエコなどの事業を通し社会企業の賞をかずかず受賞した。だが、見た目きれいな商標の裏側に労働基準法を繰り返し違反し、その頻度は台湾で指折りのブラック企業だ。
皮肉なことに、これらの労働者は無数のオフィスの効率と専門性を齎したが、今はオフィスの消耗品として廃棄される運命に直面してしまいます。
ストを敢行することによって台湾富士ゼロックス会社側を交渉テーブルに座らせることができましたが、使用者の態度は瞬時に変わるそのものです。労組と労働権を保障する協議を結ぶことを終始拒み、暗々裏に労組の正当な要求を歪みます。ストを破壊するため、会社側は組合員一人もれなく訴えると脅迫し、組合員を呼び出し、会社に出勤しないと解雇すると脅かします。会社は 圧倒的な資本力で日本から設備と消耗品を調達してきて、労組の倉庫封鎖に対応します。消耗戦で労組の戦闘力を無力化しようとするのです。その他、会社はまた上級労組、つまり桃園市産業総労組が交渉に参加することを強く反対してきました。無実な噂で富士ゼロックス労組と上級労組の関係を破壊しようとします。これはすべて労組が交渉テーブルでの戦闘力を弱くするための仕業です。ストを破壊する手段が九十年前、つまり、台湾は日帝の植民地だった時代と全くおなじのです。
この一週間あまりの時間で、富士ゼロックス労働組合は台湾の外務省に陳情しに行ったり、何回も日本交流協会があるビル前で座り込み抗議をしました。交流協会をも占領り抗議しました。でも、結局は警察に追い出されて、逮捕された組合員もいました。我々は疑問を持たなければならなかった。台湾と日本の政府は日本財閥が労働者を圧迫する行為に対し、目をつぶって無視するつもりですか?
台湾の労働基準法によって、解雇は‘最後の手段’という原則を遵守しなければならないです。だが、台湾富士ゼロックスは長期損失の見込みはないのに、リストラを計画するのが明らかに台湾の労働法令に違反することです。十年前会社は社員たちに‘リストラを執行してから賃金をあげてやる’と約束したことがあります。けれど、十年の間賃金は上げられることなくむしろ、十年後社員の目の前に迫ってくる現実は富士フィルムグループは61憶ドルでアメリカのゼロックスを買収すると同時に、全世界で一万人のリストラ計画を発表することです。こうすることによって、毎年4億ドルの人件費を節約しようとするのです。
つまり、資本家はグロバルで最大限の利潤を絞り出すことだけを考え、労働者は犠牲を余儀なくされることです。富士フィルムグループのグロバルリストラ計画は根本的に台湾の労働人権を踏み躙りました。各地の子会社の従業員は全部被害者です。日本の財閥の植民は百年過ぎたあと再び蘇るんです。
十一日に及ぶストライキの間、組合員は資本家から絶えない恐喝と肉体的な暴力まで耐えてきました。残念なことに、富士ゼロックスの使用者は団体交渉で約束したことをその翌日なしにするなど不誠実な態度で応じてきました。例えば、労働権を六か月保証してやると約束したので、すぐさまに一方的になしことにしました。結局、労組の交渉代表者たちは使用者の誠意を全く感じられないとし、交渉を中止することにしました。昨日の夜、台湾富士ゼロックス労組組合員はストをまた続くのかについて投票をおこなったが、結局実力を保留することにして、ストを中止することになりました。
とても残念ですが、現段階のストで、台湾富士ゼロックス労組は日本富士フィルムグループに勝つことができませんでした。しかし、今回のストによって、台湾富士ゼロックスの労働者は単に国境を越えた資本の使い捨て消耗品だけではないことを証明したと思います。戦いはまたまた続きます。われわれ桃園市産業総労組は台湾富士ゼロックス労働者たちと一緒にあらゆる方式で最後まで戦うつもりです。今回を契機に、日本をはじめ、各国の労働者たちと団結の糸を結びたいです。なぜなら、今回台湾富士ゼロックス労組のストはまさに異なった国籍の人たちは団結することの重要性を証明したと思いますからです。先輩たちの経験を吸収し、また富士フィルムグループに対しもっと激しい戦いをできればと思うます。国境を越えた資本に対し、共に戦いましょう!闘争!