2020/12/24

ボーナスカット絶対反対! 職場署名の力で0.5ヶ月分取り戻す! 広大生協労組



冬季一時金カット絶対反対! 
みんなの力で 0.5ヶ月(店長以外の嘱託)取り戻した! 

正規・嘱託職員(店長職)=当初提案1.0ヶ月1.0ヶ月 
嘱託職員(店長職以外)=当初提案1.0ヶ月1.5ヶ月 


冬季一時金大幅カットの強行は許せません!

 11月30日に、冬季一時金について塩崎専 務から通知がありました。正規職員・嘱託職員(店長職)は1.0ヶ月(例年は2.6ヶ月・当初提案1.0ヶ月)、嘱託職員(店長職以外) は1.5ヶ月(例年2.6ヶ月・当初提案1.0ヶ月)という回答でした。大幅カットの強行は絶対許せません。 


署名の力で嘱託職員の一時金カッ トを0.5ヶ月押し返した!  

 店長以外の嘱託職員について、0.5ヶ月とはいえ当初提案をひっくり返すことができました。冬季一時金の支給日(12月4日)が迫るなか、最後まであきらめずに闘った結果だと思います。一時金減額絶対反対の署名には16名になり、11月27日に理事会あてに提出 しました。所属組合の枠をこえて署名していただき、本当にありがとうございます。

  特に嘱託職員については、かなりの率で署名が集まりました。署名運動を始めるのが遅くなり、すでに専務面談が済んでからという不利な状況でしたが、最後まであきらめない気持ちで闘ったからこそ実現できたと思います。 


闘いはこれから!団結を拡大し現 場の力でコロナ禍をはね返そう  

 しかし、残念ながら正規職員・嘱託職員 (店長職)のカットはひっくり返すことができませんでした。数十万円もの賃下げは絶対 認められません。事業連合との格差、大学への要求について何の言及もありません。闘いまだまだはこれからです。団結を拡大し、現場労働者の力をさらに大きくしていきましょ う。 


嘱託職員の差別賃金・低賃金に対 する取り組みはこれから  

 今回の件で、嘱託職員の劣悪な労働条件 (一時金なしには準職員より下回る賃金)があらわになりました。根本的な解決は基本給 の大幅改善しかありません。正規職員の80% でようやく1号俸が最低賃金をクリアします。正規職員の60%から90%へ! 嘱託職員の基本給差別をやめさせましょう! 

 理事会は、差別賃金の根拠とされている査定表(?)をいまだに提示していません。本 当にあるのか疑わざるをえません。勝手に差 別するな! 

2020/11/25

コロナを理由にしたボーナスカット絶対反対! 団体交渉速報 広大生協労組

 

冬期一時金カット絶対反対! 2.6ヶ月→1.0ヶ月) 


11/2011/24団体交渉速報 


嘱託職員は一時金込みでやっと生活できるのに!

   特定業務嘱託職員の基本給は正規職員の60%です。裏面の表(下に掲載)は、年間労働時間を1750時間 として時給換算した表です。これを見ると60%の場合、12号俸30歳まで最低賃金以下、28 46歳まで準職員の時給以下です。一時金を足してようやく生活できる賃金です。1.6ヶ月の 一時金カットは、ただでさえ低賃金の嘱託職員の生活を直撃します。80%でようやく基本給 1号俸が最低賃金をクリアします。この間、嘱託職員の賃金差別(60%の人と90%の人の 根拠は未だ示されていない)が問題になっていますが、早急に解決すべき課題であり先送り することは許されません。

   団交では嘱託職員の一時金のカットについて「(支給日12/4に間に合う)11月末ギリギ リまで考えたい」という回答を得ました。大変な時だからこそ生活給維持を基本に対応すべきです。正規職員も一時金でようやく生活できる賃金であることに変わりありません。団結して一時金カット反対で闘いましょう! 



事業連合の冬期一時金は0.7ヶ月カットなのになぜ?    

 中四国事業連合の冬期一時金は0.7ヶ月カット(2.7ヶ月→2.0ヶ月)だそうです。事業連合 の経営は単協の事業活動によって成り立っています。一時金カットより大幅なカットはどう いうことでしょうか? 単協の一時金をカットするとしても、0.7ヶ月以下でないと納得でき ないのは当然です。吉山前専務は事業連合に移籍して責任のがれですか? 


大学にも支援を要請すべきではないか? 

  大学の福利厚生ですから当然大学が責任を果すべきです。この間、生協が設備を負担した り、4,000万円もの寄付をしたりしてきました。大学に支援を要請すべきです。コロナ対策の 物品(食堂テーブルの仕切りとか)は支援を要請しているとのことです。一時金カットの分も要請したらどうでしょうか。大資本ばかり救済する政府のやり方も問題です。みんなの力で変えさせていきましょう。 

Kamonケーブル労組 労働組合の力で社長退陣の大勝利!



Kamonケーブル労働組合は10月28日に行った団体交渉の結果12月いっぱいでの社長の退陣を勝ち取りました。以下は機関紙「結束」に掲載された労組の声明です。


・KAMONケーブルテレビ労働組合を結成
・第1回団体交渉を開催!
・社長の退任時期を当初来年3月末から年内いっぱいに勝ち取る!! 

 2020 年 9 月 27 日、株式会社東広島ケーブルメディアにKAMONケーブルテレビ労働組合を結成しました。

 2017 年 11 月に経営改善の為として現会長か招聘した社長は、社員僅か 10 人の組織を縦割りに分断し、結果、社内を混乱に陥れました。更に社長は 1 期 2 年間取り組んだ事業は全て失敗したにもかかわらず、毎月 150 万円という高額報酬をもらい続けました。

 現場を無視した施策を次々と強行し、失敗を繰り返しても検証は全くせず、事業の柱の一つであるコミュニティチャンネルの放送は見ようともしませんでした。責任をとらない社長、それを認める経営陣に対して「このままではやっていけない!」と我々は労働組合を結成して、まともに働ける職場にしようと立ち上がったのです。

 10 月 14 日には経営陣に対して労働組合結成を通告し、5 項目の要求書を提出して団体交渉を申し込みました。10 月 28 日には第 1 回団体交渉を開催し、経営陣は会長と社長が出席。1. 経営責任の明確化、2. 社長に対する年間 1,800 万円もの報酬の根拠の明確化、3. パワハラに対する会社の方針の明確化などを求め、経営代表者の辞任を要求しました。

 交渉の冒頭、会長から「社長は来年 3 月までと考えている」と発言がありました。その上で経営側は、施策が失敗したのは社長の責任ではないと主張しましたが、団交のやり取りの中で、何年も何十年も現場で働き、地域との関係を地道に作ってきた現場の労働者の意見を一切聞かず、社長の独断で様々な施策を強行し失敗してきたことを改めて明らかにしました。その点を追及された社長は「失敗したので、施策はそこでやめました」と失敗した原因を振り返ることもできず居直りました。

 ところが、数日後の119日、朝礼で社長の退任時期は当初予定から大幅に早まって「年内いっぱい」とする発表がありました。これは現場が団結して要求した力であり、労働組合の力です。力を合わせれば職場を変えられることを証明しました。

今回の第1回団体交渉の席で、経営者は今後、従業員の意見をきちんと聞いて進めていくことを約束しました。我々労働組合は、今後も団結して労働者の生活と労働条件を守り、働きやすい職場環境にしていくことを目指して頑張ります。

2020/11/18

コンビニ各社に申し入れ、独禁法違反やめろ

 


 11月16日と17日に、コンビニ関連ユニオンと賛同するオーナーが共同して、コンビニチェーン本部に対する要請行動を行いました。広島連帯ユニオンも、広島市に本社をおくポプラに対して、統一要求書の提出行動を行いました。北海道でもセコマに対して提出行動が行われました。

 9月2日に公正取引委員会が、「24時間年中無休営業の強制は独占禁止法違反になりうる」などの報告書をまとめました。コンビニ各社は、11月末までに自主的是正を行なうことが求められています。コンビニ関連ユニオンは、是正にあたってコンビニ各社に8項目の要求を提出しました。

 ポプラ本社は、玄関先でピリピリした対応で「回答はしないと思う」ということでしたが、統一要求書を読み上げ担当者に手渡しました。

 第1日目は、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン各本社に対して、第2日目はミニストップ、デイリーヤマザキ、コミュニティストア、さらに日本フランチャイズチェーン協会に対すして、要請行動が行われました。セブンイレブン東大阪南上小阪店・松本実敏オーナーもマイクを手にアピールされました。

コンビニ関連ユニオンのサイトへ

パンフレット『なくしていこう!コンビニの独禁法違反』

2020/11/03

11・1全国労働者総決起集会に参加

 

11月1日、東京・日比谷野外音楽堂で開催された11・1全国労働者総決起集会&改憲・戦争阻止1万人大行進に広島連帯ユニオンも大勢で参加しました。

戦後最大の労組弾圧とたたかう関西生コン支部、コロナを口実にした「経営のダウンサイジング」とたたかう動労千葉をはじめとしたJRの労働組合、社会福祉としての医療を取り戻すとストライキで闘った船橋二和病院労組、大阪都構想を阻止するためにたたかう関西の自治体労働者や全国金属機械労組港合同などたたかう労働組合が発言。

後半の改憲・戦争阻止の集会では8・6ヒロシマ大行動事務局長としてユニオンの宮原委員長が発言しました。



集会終了後銀座をデモ。菅はやめろ、コロナ解雇許すなの声を上げました。右翼を使って挑発し、揉み合いになったところを警察が1名の青年を不当にも逮捕。許せません。

集会ではたたかう労働組合の全国ネットワークをこの1年間の実践の中で作ろうということが「今ならできる」(動労千葉・関委員長)として改めて呼びかけられました。この呼びかけに応え、広島連帯ユニオンも広島の地で労働運動の復権のために奮闘していきたいと思います。


11・1全国労働者総決起集会についてさらに詳しくは

https://doro-chiba.org/2020/10/29/post-18272/

(動労千葉のサイト)



2020/10/30

東広島ケーブルメディア(Kamonケーブル)で労組結成 第1回団交を開催!



(写真)Kamonケーブル労組結成大会へのお祝いの花束をユニオン本部より贈呈

2020年9月27日、東広島市に本拠を置き東広島地域にケーブルテレビ放送を提供する東広島ケーブルメディア(通称Kamonケーブル)に労働組合が結成されました。

2年前に経営改善のためとして現会長が連れてきた社長は月に150万円もの報酬を受け取っていながら、やったことは労働者どうしを縦割りに分断しこれまで協力しあっていた職場を分断。さらに現場を無視した施策を次々に強行して失敗を繰り返してきました。責任を取らない社長、それを認める経営陣に対して「このままではやっていけない!」と労働者が立ち上がりました。

今年5月、職場で経営責任の追求・経営者の退陣を求める嘆願書には職場の大半の労働者が署名。経営者に突き付けられました。しかし社長も会長も経営責任から逃亡し続けるばかり。これに対してついに労働組合を結成してまともに働ける職場にするべく立ち上がったのです。

10月28日、第1回の団体交渉が開催されました。経営側に対して①経営責任の明確化、②社長に対する年間1800万円もの報酬の根拠の明確化、③社長のパワハラに対する会社の方針の明確化などを求め、経営代表者の辞任を要求。

会社側は施策が失敗したのは社長の責任ではないと居直りましたが、団交のやり取りの中で、何年も何十年も現場で働き、地域との関係を地道に作ってきた現場の労働者の意見を一切聞かず、社長の独断で様々な施策を強行し失敗してきたことが赤裸々に暴露されました。その点を追求されると社長は「失敗したので、施策はそこでやめました」となぜ失敗したのか振り返ることもできず居直る有様でした。団交の場では今後は従業員の意見をきちんと聞いて進めていくことを約束させましたが、組合の監視のもとで進めていく必要があります。

今後とも労働組合のもとで団結して労働者の生活と労働条件を守り、働きやすい職場にしていくことをめざして頑張ることを確認して記念すべき第1回の団交を終えました。

 

学生アルバイトにも休業手当を! ボーナスカット絶対反対! 広大生協労組


一時金減額絶対反対! 
コロナ休業手当100%支給の継続を! 
学生アルバイトも休業手当の対象だ!


学生アルバイトにも休業手当を支払え! 

 学生アルバイトに対して、第3タームからの休業手当について、「閉店のためシフトを作る必要がなくなったので指示休もない、たから休業手当も支払わない」という対応が行われているようです。そもそも労働基準法の定めでは、事業所の都合で休ませる場合に平均賃金の60%以上の休業手当を支払う必要があります。シフトがなくなるからこそ休業手当が支払われるのではないですか?  


 この件については929日の団体交渉で問題にし ましたが、このような勝手なことが行われているのに、広大生協理事会は掌握もできていない状態で す。どう対応すべきかもしどろもどろで、契約書通りに払うと言ってみたり、よくわからないと言ってみたりでまともな答えはありません。こんなデタラ メはありません。団結して休業手当を要求していき ましょう。


 11月以降も100%の休業手当 を!公平な休業指示を!   

 すでに回覧等でご存知のとおり、広大生協理事会は、コロナ休業にともなう休業手当を「政府の特別措置がなくなったら60%支給にすることを条件に 100%支給を継続する」と脅してきています。特別措置が無くなると休業計画を作成する必要がありま すが、休業計画を提示せずに協定を結べというのは無理があります。まず公平な休業計画を提示すべき です。それもせずに60%支給を提案するのは無責任です。  

 労働者代表からの回覧では「出勤している人と休業指示により休んでいるのと人の不公平さがあるため、6割の支給にしてほしい」という声が、一部の人から寄せられているそうです。責任は、公平な休業指示を出せていない理事会の側にあります。団体交渉でも問題になりましたが、「公平にすべきと思うが十分にできていないので申し訳ない」という回答でした。100%支給の無条件継続を求めていきましょう。

   同時に、政府への特別措置の継続要求、大学当局への補償要求などを求めていきましょう。


冬期一時金減額は絶対反対!    

 冬期一時金も2.6ヶ月から1.0ヶ月という大幅な減額が提案されています。一時金の減額は、広大統合移転の過程で3億円の赤字を抱えていた時も無かったことです。剰余が出て一時金が増えることはあっても減ることは無かったのです。理事会は経営危機をあおっていますが、団体交渉では直ちに資金繰りが問題になるレベルではないと回答しています。つまり、倒産するような状態ではないということです。  

 コロナを利用して合理化・労働強化を進めようとしています。絶対反対で闘いましょう。私たちが生きていけない現実を突きつけられている一方で、政府は莫大な税金や年金財源まで株に注ぎ込んで金持ちばかり優遇しています。こんな状況は根本から変えましょう。今こそみんなが一緒に闘う労働組合が必要です。ともに闘いましょう! 


要求書を出しました!ストライキ権を確立して闘おう!


(1)休業手当について、新型コロナ感染症への対応期間は100%支給を継続すること。 

(2)冬期一時金について、規程通り2.6ヶ月の支給を求める。 

(3)年次有給休暇について、持ち越しを1年延期すること。 

2020/09/24

第33回定期大会を開催

 



9月19日、広島連帯ユニオン第33回定期大会を開催しました。

執行部から昨年新しい執行部体制となってからの1年間のたたかいを総括し、大量解雇・大量倒産情勢にどう立ち向かうのか、すべての職場に労働組合をつくり、職場闘争をたたかおうという方針を提起し、討論が行われました。

特に、この数年間の争議をめぐる総括をめぐっては率直な意見が出され、討論を通じてユニオン運動の課題を明確にすることができたと思います。

高陽第一診療所労組からパワハラ問題での取り組みの報告や、新たな組合結成に向けた取り組みの報告がなされました。

終了後、お弁当で(コロナ対策のため)交流会を行い、組合員の親睦を深めました。



2020/07/29

一時金の減額を職場のみんなの声で阻止! 高陽第一診療所労組




 ●みんなの声が大きくなれば必ず変える事が出来る!

夏季一時金が7月20日、常勤1.5ヶ月、パート0.75ヶ月で支給されました。みんながコロナ渦中に必死で働き感染予防をして来たのに減額はおかしいと声を上げていった事で減額を阻止しました。


コロナ情勢で診療所や複合施設でも様々な問題が浮き彫りになっています。団体交渉には様々な要求や意見が寄せられました。複合施設では非接触型の体温計があれば、従来の体温計より毎朝の体温測定が早く出来ると要望がありました。現場で要望したときには、「今あるものを使って下さい。」と取りあげられなかったため、組合の団体交渉でコロナ感染予防の備品として再度要求し、希望部署には購入することを勝ち取りました。仕事をいかに確実にこなしていくか、現場で労働者が必要に感じた要求です。


数字しか見ない経営者は必要ないと経費削減で切り捨て、今まではそれで終わっていました。しかしコロナ過で、現場が命と健康を守り、安全に働くには絶対に必要であると一人ではなくみんなで声を上げたことで一時金の減額を阻止し、赤外線体温計を勝ち取りました。


少しずつでもこの積み重ねがこれからは必要です。みんなで声を上げて、働き続けていける診療所と複合施設にしていきましょう!



 ●船橋二和病院で、一時金減額反対の労働組合のストライキ!

コロナによる経営悪化のための一時金の減額は社会的にも大きな問題になっています。東京女子医大では一時金ゼロで400人が退職するかもという事態になっています。その中で7月10日に千葉県の二和病院労働組合が一時金の減額に対して医師や看護師9名がストライキに立ち上がりました。


「とにかくここでやるしかなかった。これ以上我慢したらボーナスが出ないことが当たり前になってしまう」と語っています。「とくダネ」などでも報道され海外からも取材が来ています。


コロナで医療が減収になるから一時金の減額は当たり前になる、そうなれば医療は縮小を余儀なくされていきます。コロナが再拡大し、医療が崩壊していく事は時間の問題です。

そのように絶対にさせてはいけない。医療や介護は社会的に命と健康を守る重要な仕事です。


それをビジネスにして儲けるために「ベッドを埋めろ」「稼働率を上げろ」と言われ、現場は人員不足で疲弊し医療労働者としての誇りを奪われています。これを変えるために二和病院のような現場からの闘いが必要です。コロナで二和病院や全国の医療機関も、診療所でも同じ問題にぶち当たっています。これを打開するのは、職場に労働組合をつくり、みんなの声を一つにして職場を変えることから始まります。


組合に入って診療所と複合施設のこれからを働く者の立場で考えていきましょう。医療・介護・福祉のあり方、生きていける社会をどう作っていくのか、考えてみませんか。地域の医療機関や労働者と、競争ではなくつながって、医療をとりもどそうと呼びかけましょう。






 理事会よりの回答。(抜粋)

1.支給額

●・・・現在検討中。当法人の経営改善の長期的展望に基づき、

現実的に支給可能な一時金支払い限度額を設定して、それを

ベースに支給額を決定したいと思っている。現在法人内で検討中であり、まだ公表出来る段階ではない。・・


2.人員要求について

①人員補充の具体策:受付人員補充についてはハローワークと人材派遣会社に依頼中だが、応募なしが続いている。②病棟/ショートステイ・サービス付高齢者向け住宅の夜勤2人体制は経営的に出来ない。


3.設備・備品について

①各部署でのユニホームの予算化について⇒法人全体の年間予算作成に向けて準備中です。その中で位置づけます。②デイケア室のテーブルクロス、③厨房の茶碗⇒稟議書をあげて下さい。④コロナ感染予防の為の防具・・略⑤赤外線体温計の配置⇒各部署の希望調査を行います。


4.診療所と新施設の就業規則の格差

①就業規則の労組への交付・・当日交付。②年末年始出勤手当:事業所ごとに事業所の事情に応じて就業規則が作られるので、少々の格差が生じるのはやむを得ない。③年末年始4日間の公休化:②と同じ。


5.コロナ感染予防PCR検査の広島市におけるシステムと今後の診療所の対応方針について広島市の新型コロナウイルス感染対策に大きな変化はありません。・・これまでは鼻咽喉ぬぐい

液の採取が行われていたが、本年6月2日より、発症から9日以内の有症状者に対しては唾液によるPCR検査が保険適応になった。当診療所としては今回の新型コロナウイルス感染症の流行を契機に発熱外来を設置して感染症対応を行うこととした。具体的には新事務室の道路側の・・・その際、職員はフル装備する(マスク・防止・ガウン・フェースガード・手袋)。検体採取は唾液で行うようにする。



団体交渉報告(ほんの一部)

労組:アンケートによせられた声「経営難に直面している事実は理事会に大きな責任がある。その責任を果たすためにも一時金は支給すべき。理事が自腹をきっても。」に対してどう応えるのか?

理事長:しっかりした経営計画を作ってそれに沿ってやっていくしかない。それ以上のことはない。

労組:ちゃんとした経営計画と言われるが、経営難の責任は理事会にある。経営計画と言ってもちゃんと見せてもらって無い。今まで何してたんですか?年間1000万の返済を銀行から求められているのこと。その計画はどの様に考えているのか?職員に不利益にならないように、考えているか?しっかりした経営計画が本当にできるか?経営責任と言いながら、変っていない。経営計画をちゃんと文章で組合に提示して欲しい。

理事長:理念だけでは経営はできない。経営術としてのノウハウがありますから、・・。医療保険介護保険体制の中で、いかに増収するかという事にかかっている。ある程度目に見える形になっているがコロナで安定的に増収できる事はできない。無責任な約束をする事はできない。先は見えていない、絵に描いた餅のような事はできない。ひたすらがんばるしかない。


★「理念だけでは経営はできない。」「ひたすらがんばるしかない。」という理事会の無責任。私達労働者が職場を回す主人公。声をあげていきましょう。



2020/06/18

100%の休業補償を! 一時金カットさせるな! 広大生協労組

100%休業補償は当たり前
一時金カットを許すな!
コロナ情勢を生き抜くための大幅賃上げを

 広大生協理事会は、コロナ対策で大学がオンライン授業となり経営状況が厳しいので、これまで100%だった休業補償を60%にする、冬期と年度末の一時金は一から見直すと言い出しました。とんでもないことです。

■100%休業補償の継続を!
 政府ですら雇用調整助成金を増額する対応をし9月30日まで特別対応をしている状況の中で、6月15日から最低の60%補償に減らすなど論外です。これまでどおり100%休業補償=年休と同じに扱うことを求めます。長期にわたるコロナ対応は生活を直撃しています。コロナ対応につて、生協理事会も責任ある対応をすべきです。

■労働者代表は改めて選出を
 理事会は労働者代表にも理解を求めると言っています。100%補償だからと労働者代表を選出したのですから、60%補償なら労働者代表選出をやり直さなければダメです。すでに労働組合には何とかしてほしいという声があちこちから寄せられています。

■一時金カットには絶対反対
 現場の労働者は、コロナ感染対策の中すさまじい緊張の中で働いています。特別手当が出ている職場さえあります。労働者が働いて成り立っているのだから当然です。これまで統合移転の過程で3億円もの大きな累積赤字を抱えてきた時でも一時金カットはありませんでした。一時金の減額には絶対反対です。

■まず役員報酬減額ではないのか!
 経営危機に直面したときには、まず役員報酬の減額から言い出すのが当たり前ではないですか?そのことについては一言もなしです。しかも役員連中は、一時金の分を毎月の報酬ですでに受け取っているではありませんか。
 経営危機の根本的な原因は、大学の福利厚生に大学自身が責任をとらなくなったためです。それを大学への寄付などでバックアップしてきたのが今の生協理事会です。そのツケはこれまでも現場労働者にしわ寄せされ、低賃金で働かされてきたのではないでしょうか。
 今こそ理事会にも大学にも政府にも、責任を取らせる必要があります。賃金カットなどとんでもない、大幅賃上げの2020年度賃上げ要求が私たちの回答です。団結してたたかおう。

2020年度賃金改定の要求書を提出

2020年度賃金改訂について、以下の通り要求するので、誠意をもって回答されたい
1. 最低賃金を1,500円とすること
2. 準職員の定期昇給頭打ちを廃止すること
3. 準職員Aの希望者について、嘱託職員とすること
4. 嘱託職員の賃金について、正規職員の90%とすること
5. 時間帯手当について、夕方18時以降および朝8時以前の勤務について時給200円を、店長職以上を除く全職員に対して部門を問わず支給すること
6. 全土曜日を休日とすること
7. 休暇制度における非正規職差別を廃止すること

・最低賃金を1500円/時に
 時給1500円は、1人が生活するために必要な賃金です。広島県の場合、20歳代の単身
者で最低1364円/時必要(フルタイムで)という調査もあります。安倍政権は最低賃金を
1000円にすると言っていますが、それでも全然足りません。めざせ1500円/時!

・嘱託職員の賃金は正規職の90%に
 広大生協理事会は、嘱託職員の賃金を3月から何の協議もなしに勝手に賃上げしました。定年再雇用者は正規職最高号俸の50%だったのが65%に、さらに同じ定年再雇用でも引き続き店長職の者は90%+店長手当にという大盤振る舞いです。
一方で、特定業務の嘱託職員は定期昇給程度の賃上げしかありません。こんなことが許せますか?
 同じ嘱託職員でも、ある人は正規職の50%、ある人は65%、またある人は90%。何の根拠もなしに基本給がこんなに違って良いのでしょうか。特に特定業務嘱託職員の場合、正規の50%だと41歳23号俸まで最低賃金を下回ってしまいます。こんなに矛盾だらけです。全嘱託職員を90%にせよ!

・非正規差別撤廃を!
 非正規差別撤廃については、この間労働組合が要求して休暇制度についていくつか実現してきました。それでもまだまだこんなに違います(下の表参照)。何の根拠もない非正規差別です。休暇制度でも、非正規差別を無くしていきましょう。


・正規職も団結し大幅賃上げを
 正規職の賃金についても、所定労働時間が7時間で毎日1時間程度残業をしても、民間の平均に追いつきません。要するに休業補償100%でも実際は大幅な賃金減になってしまうのが現状です。
最低賃金1500円とは正規職の初任給1089円/時も大幅賃上げしろという要求です。コロナ危機の中で生き抜くための大幅賃上げを実現し、すべてを労働者のもとに取り戻そうではありませんか。

一時金の減額を止めさせよう! 高陽第一診療所労組


 ●これ以上の一時金(ボーナス)の減額は絶対に止めよう!
コロナウィルス情勢で社会が大きく変わり始めています。コロナで解雇、賃下げ、一時金の減額など労働者にしわ寄せが大きくなっています。診療所でも先月の運営委員会で一時金の更なる減額の発言が理事会からありました。
コロナウィルス感染の危険がある中、理事会の感染に対する無為無策で、自分たちで感染予防をして危険と隣り合わせで必死に職場を動かしてきたのは私たち職員です。危険手当を出してほしいとの声も出ていました。収益はコロナウィルスの影響はあまりなく、昨年と同じと運営委員会で言われています。しかし理事会は「数億の借金を抱えて、返済の目処が立たないのは望ましくない」という理由で減額を提案してきています。
借金をしたのは?無理な返済計画を立てたのは?「経営責任は理事会にある」と言ったのは?すべて理事会です。私たち労働者には一切の責任はありません!これ以上の一時金の減額をさせてはいけません!借金返済のための減額を絶対にみんなで声を上げて止めさせましょう!

●働く者が主人公の診療所や複合施設にしていきましょう!
一時金が減れば生活が苦しくなり、買いたいものも買えない、夏休み子どもたちと遊びに行く楽しみさえ奪われていきます。何よりも退職することも考えている人がいます。コロナで感染を抑え込んで、診療所や複合施設を守って働いてきた職員が減額されるのは理不尽です。私たち労働者が働いて利益が出ています。働くためには職場が安全であり生活が安心して送れることが第一条件です。安全無くして働く事はできません。
コロナで特別有給休暇やマスクの支給をみんなの声を上げていく事で認めさせました。安心して働けて、続けていける職場を作るためにはみんなで意見を出して、共有し、考えて話し合って変えていく事が必要で大事です。
理事会による借金返済の責任の押しつけである「収益を上げろ!」「借金があるから仕方ない!」が職場を働きにくくしています。絶対に変えていきましょう!働く者の立場で職場の安全、生活を守ることは組合の闘いそのものです。みんなで安心して働き続けられる職場を組合と闘って実現していきましょう!
まずは、団体交渉で理事会に日頃の意見や思いをぶつけていきませんか?言いたいことをいいましょう!
職場に安全を作り、夏季一時金の減額を止めさせるために組合に加入して共にたたかいましょう!

2020/06/10

コロナ解雇許すな! 街頭でも労働相談やってます

 新井口駅
天神川駅

コロナの影響で全国で製造業での派遣切り・非正規切りが始まっています。労働相談のチラシもいつもより多く受け取られました。
労働組合で団結して交渉すれば活路を開くことができます。
諦めないでまずは相談を。秘密は厳守します。

電話 082-873-1446

メール hiroshima.rentai.union(あっとまーく)gmail.com


2020/06/04

夏の一時金(ボーナス)獲得しよう! 高陽第一診療所労働組合


アンケートに声を! 組合に加入して一緒に!

 ●フライデーオベーション??
緊急事態宣言が解除されましたが、私たちの医療・介護の職場では、まだまだ感染予防の対策が必要です。広島市でも「フライデーオベーション」にカープも参加と、ニュースとなっています。何に感謝ですか?マスクなどの防護具も自己責任、人員不足でもがんばれ、命を守るのはあなたたちの仕事。そんなこと受け入れられますか?市役所で働く労働組合の仲間は「みんなやりたくない。1分間部屋を出てやってない。」と言っています。

●新型コロナウイルスの感染拡大を引き起こしたのは、オリンピックのためにクルーズ船を隔離し、事態を小さく見せようと必要な対策を遅らせてきたが安倍政権の政策です。根本的には、この30年にわたり目先の利益のために、公衆衛生に対応する保健所などの期間や公立・公的病院をとことん減らし、民営化し、予算・人員を減少させ非正規職に置き換えてきた中で新型コロナの爆発的な感染を生みだしたのです。コロナが医療や介護を崩壊させたのではありません。しかし、コロナで、命を守れない、労働者もの命も軽視され「捨て駒」にされる事がはっきりしました。コロナウイルスは単なる自然災害ではなく、貧困と格差、資本家による労働者への徹底的な搾取と団結破壊の結果です。

●韓国、香港、アメリカ、イタリアなど世界で怒りの声が上がり、ストライキが闘いぬかれています。その先頭に労働組合が立っています。
安倍首、小池都知事は「医療従事者に感謝を」と言いながら、公立病院の統廃合の政策を進め、3月27日には、病床削減に国庫から84億円を補助する予算を成立させ、東京都は3月31日、「都立・後者病院の独立行政法人化」を決定しました。都立病院の労働組合が、コロナ感染の中でも、独法化反対を訴えています。

●職場から声をあげよう!
医療と介護は生きていくために必要な仕事です。赤字・黒字で測るものではありません。
コロナで死ぬか、貧困で死ぬか?そんな社会を変
えていくために声をあげましょう。

「ボーナスカットでは生きていけない!」
「職員が使うマスクがもったいない?!」
「ともに生きようは建前?!」
「危険手当が必要!人員必要!」
「医療・介護を金儲けの道具にするな!」
「466億円でマスクの配布?!」
まずは声をあげましょう!

2020/05/18

コロナ関連労働相談やってます!




4月17日、コロナ労働相談街頭宣伝を行いました。
緊急事態宣言が解除されましたが、コロナ危機による解雇・シフトカットによる収入減少、失業など労働者の生活を直撃する問題は多発しています。
また、感染症対策を要求してもきちんと対応してくれないなどの相談も寄せられています。
まずは労働組合に相談を! 全ては職場の団結、会社との力関係、交渉次第で変わります。