去る8月22日、吉山専務から「労働者代表との協議の進捗状況の報告とお願い」なる文書が出されました。中島・壹貫田両労働者代表は、厳重に抗議します。8月31日には広島地区で理事会がありましたので、8月30日に抗議文を理事会宛に提出しました。
■就業規則の改定手続をこれまでどおりとすること
■準職員規程の改定も同じ、改定前のとおり賞与を支払うこと
■資格取得支援規程の改定も本来の趣旨から逸脱しているのではないか
■36協定締結は長時間労働をさせるため、これまでの無協定状態を反省せよ
■安全委員会の設置こそ早期に解決すべき
という5点にわたって抗議しています。核心はやはり準職員規程の改定にあります。なぜ準職員の賃金がこんなひどい扱いを受けなければならないのか?「いやなら辞めてもらっても構わない、替わりはいくらでもいるから」というT店長の暴言に見られるように、まるでモノのように使い捨てにするなど、到底容認できません。団結してはね返しましょう!
とうとう日本の労働者の四割が非正規職という状況になりました。「こんな賃金では結婚もできない」と若者のなかに怒りが充満しています。半年限り・一年限りの生活しか保証されない現実に、怒りが充満しています。東日本大震災と福島原発事故は、その現実を改めて突き出しました。しかし、こんな社会は自分たちが変えるしかない!と反原発のデモに立ち上がる若者の元気な姿は、おおきな希望です。
私たちは8月1日のストライキで「どんなに困難でもこの団結を拡大していったら現状を変えることができる」ことを確信しました。8月27日に開催した広島地区の総決起集会も13名の参加で大成功でした。ますます団結を拡大して反撃していきましょう!
年休は労働者の権利!
店長の許可はいりません!
8月22日には「有給休暇の取得届け出について」という文書も出されました。これも「問題文書」です。労働組合は直ちに要求書(申10・3号)を提出し、撤回を要求しました。
問題点は、
■届出の締め切りを勝手に前日としていること
■届出に関わる労使慣行を一方的に破っていること
■時季変更について、軽く考えていること
■霞トラベルでは年休をとるのに店長の承認を受けるよう間違った回覧がされていること
などです。
しかし、なぜこの時期にこのような文書を出す必要があるのか、8月1日のストライキに対して、スト破りのために年休をとらせないためとしか考えようがありません。
8月1日から霞トラベルの営業時間が短縮されました。しかし、多くの一言カードが投函され、労働者だけでなく利用者にとっても大変な不評をかっています。部内報に営業時間短縮の分析がのっていますが、レジ打ちを伴わないカウンタ業務が多い店でレジ客数だけの分析をしてどれだけ意味があるのでしょうか?また、旅行業務についての言及はありますが、サービス業務や加入脱退共済業務についてのコメントは何もありません(ちなみに、特に加入脱退業務についてはフォローする霞コープショップへの影響もあるのに一言の相談もなしです)。
さらに一言カードへの回答ですが、07年度から急激に損益が悪化していることが強調されています。しかし、07年度から、兼任店長の人件費4分の1を案分したこと、加入脱退共済業務をコープショップから移管したことについてなんの説明もありません。損益の悪化は「見かけ上」という面が大きく、実質的な損益悪化ではありません。なぜこんなトリックまで使い、利用者をだましてまで強行するのでしょうか?
何のために不正をデッチ上げるつもりか!?
他にも、霞トラベルを巡っては、普通では考えられないようなことが横行しています。T部長が「タイムカードを二台で運用し都合のいい方で打刻させている」としてW店長に調査させたり、T店長が3万円の現金過不足が出たのをろくに調べもせずに防犯カメラの記録をチェックしたりする(実際は両替ミスなのに)など、不正ありきの姿勢で労働者を疑心暗鬼におとしいれようとしています。正規職員1名減で欠員補充も店長のロクなフォローもない中で、一所懸命働いているのに、こんな仕打ちは許せません。ストライキで怒りが爆発するのも当然です。
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私たちは、利用者である生協組合員の皆さんとも力を合わせながら、労働条件など労働者としての権利・生活を守っていきます。労働組合つぶしの壹貫田委員長配転に絶対反対です。共に反対の声を上げましょう!!
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